ラオス 2012年9月21日

警察で二人の馴れ初めまで話さなければならない!
社会主義国・ラオス都市部の結婚事情とお金の話

約8カ月のバックパッカー旅行後、2002年からラオスに住み、旅行会社を経てコーディネーターになった森記者が、ラオス都市部の結婚事情をレポートします。

結婚するために必要な書類がとにかく多い!

 今、私の知人がラオス人との国際結婚手続きの真っ最中だ。ちょうどよい機会なので、ラオスの人々は一体どれぐらい結婚にお金を費やすのか、調べてみた。

 ラオスは社会主義なので、何かをしようと思ったら書類抜きでは事が進まない。結婚も、日本のように役所に婚姻届を出すだけ、というわけにはいかない。結婚にまつわる様々な書類と経費が必要になる。

 では、どのような書類が必要か。ここでは、特に書類の多い外国人(国際結婚)の例を見てみよう。

 まずは、結婚申請書という書類がある。正式には「結婚式開催許可書」と呼ぶ。結婚するには式を挙げるのが常識だから、式を挙げるために許可が必要なのだ。これは、集会の禁止、結社の自由が許されていないからであろう。なお、式を挙げなくてもこの書類があれば結婚している証明になる。

 この結婚式開催許可書に添付する書類をざっと上げてみる。

 まずは、身分証明(パスポート)、戸籍証明、就労証明、居住証明、履歴書(本人履歴他、出会いから結婚までのいきさつも記載)、独身証明書(本国法務省)、無犯罪証明書(本国警察庁)、財産証明(銀行口座写し)、健康診断書(エイズ検査含む)、大使館意見書、ラオス出入国記録、親族履歴など。

 これらをラオス語に訳す必要があるのだが、自分で訳したとしても、訳が正しいことを証明するために指定の翻訳会社の認印が必要になる。

ラオス人との結婚手続きは、十数枚もの書類を揃えなければならない。有効期限付きの書類もあるので、取得後は速やかに手続きが必要だ【撮影/「テイスト・オブ・ラオス」】

 


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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