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9月24日 11時36分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ルネサス、JAL、ジーンズメイトなど

ルネサスエレクトロニクス<6723>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。トヨタ<7203>やパナソニック<6752>を始めとする日本の代表企
業が、産業革新機構と組んで1000億円超を共同出資する方向で調整に入ったと伝わっ
ている。KKRの出資案と比較して受け入れられやすい内容と見られ、より、事業再生
に向けた動きが前進するとの期待感につながる格好へ。希薄化リスクは続くほか、大
口ユーザーが株主になることで経営再建が進みにくいとの見方なども台頭している
が、ひとまずはバランスシートリスクなどの後退が意識される形に。

NEC<6701>:120円(前週末比+1円)
買い先行の展開。ルネサス<6723>の官民買収報道がプラス材料視される展開となって
いる。KKRの出資提案との比較では、出資の受け入れやすさが強まるほか、親会社に
対する要求も厳しいものにならないとの見方。ゴールドマン・サックス(GS)では、
出資元が何処であれ、経営上の責任が後退するならば、親会社株にはプラス要因と指
摘している。日立製<6501>や三菱電機<6503>と比較して、利益水準などからルネサス
への負担が相対的に強く意識されていたと見られる同社に、関心が高まる展開のよう
だ。

JAL<9201>:3705円(同+25円)
反発。先週末は売出価格を割り込んだ後に下げ幅を広げる展開となっていたが、短期
資金の処分売りが一巡する中、政策目的の買い需要表面化などといった需給期待も先
行する形のようだ。また、米バロンズ紙で取り上げられており、マッコーリーが5000
円の目標株価を算定しているなどと紹介されている。

ジーンズメイト<7448>:421円(同+3円)
買い先行後は伸び悩む展開。同社は先週末に上半期の決算、並びに9月の月次動向を
発表している。決算に関しては先に修正を行っておりインパクトは乏しい。一方、月
次動向では既存店売上高が前年同月比2.8%増と2ヶ月連続でプラス成長となってい
る。ただ、前月と比較するとサプライズには乏しく、下半期以降の業績急回復期待な
ど株価の押し上げ材料にはつながる状況とならず。

三菱重工<7011>:338円(同+4円)
しっかり。主力の原動機部門は今期200億円程度上振れる公算との観測報道が伝わっ
ている。メンテナンスなど利益率が高いサービス事業の拡大が上振れの背景とされて
いる。現在収益の大半を稼ぐ同部門の上振れは、全体業績の上振れにも直結するとの
見方が優勢となる形。景気敏感株全般に先行き不透明感が拭えない中で、買い安心感
につながっている。

住友ベークライト<4203>:297円(同-18円)
年初来安値を更新。同社は先週末に業績予想の下方修正、並びに、配当予想の引き下
げを発表しており、ネガティブ材料視される格好に。上半期営業利益は従来予想の50
億円から42億円に、上半期末配当金は7.5円から5.0円に引き下げている。半導体関連
材料の回復遅れ、高機能プラスチック事業の下振れなどが背景に。なお、通期予想は
現段階で変更していないが、期末配当金は未定としている。

セントラル硝子<4044>:239円(同-10円)
さえない。みずほでは投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も330円
から270円に引き下げている。米国自動車用ガラス需要が旺盛ななかだが、米国2子会
社の安定操業の遅れを背景に、ガラス事業は減価償却方法変更前ベースで今期も営業
赤字の残る可能性が高いと判断しているもよう。

ネクソン<3659>:1051円(同+24円)
堅調。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上
げ、目標株価は1350円としている。2012-2014年度の売上高平均成長率は15%、営業
利益は19%と予想するなど、中期成長性は高いとの評価。第4四半期より約1年半ぶり
に大型タイトルのローンチが続くこと、モバイル、クロスプラットフォーム事業の本
格化などが今後のカタリストになるとの見方。

倉元<5216>:201円(同+38円)
急伸。美和テック社と提携し、新しい省エネルギーシステムを販売すると報じられた
ことが買い材料視されている。自社の太陽光発電や蓄電池を美和の節電機器と組み合
わせ、オフィスや店舗などへ販売すると。省エネ事業を新たな収益源に育てる方針と
も伝わっており、ガラス基板関連事業に続く新たな業績面の柱として期待感が先行
へ。

ニューフレア<6256>:682000円(同-28000円)
下げ目立つ。特段の悪材料は観測されていないが、9月13日に年初来高値を更新後は
上値の重さが意識され陰線が目立っており、本日は25日線を割り込んだことで利益確
定売りも膨らみやすい状況。また、先週は韓国サムスン電子の投資抑制報道などが嫌
気され、半導体製造装置関連が大幅下落となっていたことも心理的な重しとなってい
るようだ。

イーブック<3658>:2111円(同+91円)
3日ぶり反発。一部週間紙において、電子書籍関連の特集記事が掲載されたことが材
料視されているようだ。タブレット端末など、電子書籍を読みやすい身近な汎用端末
が増える中、11年度に約630億円であった国内電子書籍市場は16年度までに2000億円
に拡大するとの試算が伝わっている。同社については、漫画が電子書籍市場で先行し
て読者を開拓してきた流れに乗る企業と取り上げられている。

サイバーエージェント<4751>:171100円(同+4900円)
買い優勢。マザーズ市場では同社のほか、ミクシィ<2121>やエイチーム<3662>、モブ
キャスト<3664>など、SNS関連に見直しの動きが継続している。JAL<9201>の超
大型IPOを無難に通過したことで、個人投資家の資金があらためて新興市場の主力
株へ還流するとの期待感が下支え要因に。なお、GSでは同社の投資判断「中立」を
継続、目標株価を21万円から19万円へと引き下げ、ミクシィについては投資判断「中
立」を継続、目標株価を19万4000円から17万5000円へと引き下げへ。

(フィスコ)


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