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9月25日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、日本電気硝子、ルネサスなど

ファナック<6954>:13040円(前日比-410円)
売り先行。野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も
14500円から13500円に引き下げている。FA事業の顧客である中国ローカルの工作機械
需要が一段と減速、来期EPS予想を7%下方修正するとしている。相対的に堅調な株価
推移が続いていたため、短期的な上値余地は乏しくなってきたとの見方。なお、本日
はキャタピラーの先行き見通し下方修正もあって、中国関連は引き続き手掛けにくい
状況でもあるようだ。

日本電気硝子<5214>:437円(同-9円)
売り優勢の展開。同社は昨日24日に上半期の業績見通しを発表している。営業利益は
175億円で前年同期比63%減益、従来予想レンジ125-175億円レンジの上限となってお
り、市場予想も上回る水準となっているようだ。液晶ガラスの販売好調、生産性改善
などが想定比上振れの背景に。ただ、液晶ガラス販売量は9月にややペースダウンの
兆候ともされており、モルガン・スタンレー(MS)では今後の増益ペースは鈍化と指
摘、投資判断「アンダーウェイト」継続で目標株価を引き下げている。

ルネサスエレクトロニクス<6723>:319円(同-17円)
大幅安で下落率上位。官民での買収案報道を受けて、昨日はストップ高比例配分とな
ったものの、本日は利食い売りが先行する流れとなっている。改めて株式価値希薄化
への懸念が再燃する状況でもあるほか、外資系ファンド主導と比べて、大口ユーザー
が株主になることで経営再建のスピードは遅延するとの見方なども。なお、ゴールド
マン・サックス(GS)では前日のレポートで同社株にとってはマイナス要因とも指摘
している。

三菱電機<6503>:615円(同-16円)
軟調。未定としていた中間配当金を5円にすると発表、前年同期末は6円で1円減配と
なる格好に。比較的底堅い業績動向が見込まれていたために、減配には意外感も強い
もよう。FA事業などを中心に業績面での警戒感にもつながる格好へ。なお、期末の配
当金に関しては引き続き未定としている。

ダイヘン<6622>:206円(同-10円)
売り優勢の展開。同社は前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益
は従来予想の12億円から3億円に、通期では42億円から28億円に下方修正。半導体・
液晶製造装置関連の設備投資低迷の影響が響く形のようだ。なお、みずほでは、下方
修正は避けられないとみられていたことで、特段のサプライズは乏しいとの見解。受
注が回復傾向の溶接メカトロの動向など注目したいと。

東急不動産<8815>:429円(同+13円)
買い先行。クレディ・スイス(CS)では不動産セクターの買い推奨を強調としてい
る。来年3月発表の公示地価で東京圏の地価が上昇すること、東京都心5区における新
規募集賃料の上昇、賃料上昇期待によるオフィスのキャップレートの低下などを背景
に、株式市場関係者は地価の上昇を実感することになると指摘している。なかでも、
最も財務レバレッジの高い同社をトップピックと評価しているようだ。

エムスリー<2413>:429000円(同+16000円)
買い優勢。クレディ・スイス(CS)が投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標
株価480000円としていることが評価材料視されている。日本の医療関連サイト市場で
圧倒的な地位を占めていること、国内ポータル事業の売上高は最終的に現在の4-5倍
に拡大する可能性があるとみられること、攻勢をかけている臨床開発市場においても
ポータルサイト医師会員へのアクセスが競争上大きな強みになると見られることなど
を評価のようだ。

ライトオン<7445>:631円(同-20円)
さえない。同社は前日に9月の月次動向を発表しており、ネガティブ材料と捉えられ
る格好のようだ。既存店売上高は前年同月比で6.8%減、3ヶ月連続でのマイナス成長
となっている。相対的に高い増収率が続いていた銘柄だが、足元では、前年のハード
ルも高まっているため伸び率の低迷が目立ってきている。なお、前月とは一転、20日
締めの衣料品専門店各社の9月の販売状況は、総じて伸び悩む状況でもある。


日本調剤<3341>:2305円(同-201円)
大幅安で下落率上位。同社は前日に上半期業績予想の大幅下方修正を発表している。
営業利益は従来予想の22.2億円から6.6億円、前年同期比78%減益にまで下方修正
へ。調剤薬局、医薬品製造販売事業ともに売上高が未達、出店拡大などによるコスト
負担の増加を吸収しきれない状況のようだ。なお、第1四半期の進捗率の低さから、
下方修正自体は想定線と捉えられる。

三井松島産業<1518>:115円(同+4円)
賑わう。石炭火力発電の新増設再開を政府が検討と報じられており、石炭関連株の買
い手掛かり材料となっている。同社の他、住石HD<1514>、日本コークス<3315>など関
連銘柄の一角が上昇率上位に。当面は国内石炭火力の増加は期待しにくいと見られて
いただけに、先行き懸念の低下につながる格好となっているようだ。

第一興商<7458>:1808円(同+66円)
買い先行で、出来高は現時点で昨日を上回る大商いとなっている。本日は、3月期決
算銘柄の中間期権利付き最終日となるため、配当・優待を狙った動きが強まってい
る。同社については9月末時点で、カラオケルームなどで使用可能な優待券が付くた
め、株主優待への関心が高まる格好に。なお、ジャスダック市場では同様に、ノジマ
<7419>などの出来高増加が目立っている。

DDS<3782>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。香港証券取引所に上場するWWTT社、WWTT社の完全子会
社であるCTT社との間で資本業務提携を行うと発表したことが材料視されている。
1株3100円で5万1931株を割り当て、約1.6億円を調達する。生産や販売提携のほか、
指紋認証を中心としたセキュリティに関連する新しい製品の開発を共同で行うよう
だ。

東映アニメ<4816>:1805円(同+28円)
しっかり。上期営業利益見通しを10.0億円から15.5億円へ、通期の営業利益見通しを
23億円から32億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。4月から開始し
た「聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル」などのソーシャルゲーム事業が好調で
あるほか、「ワンピース」や「スマイルプリキュア!」の関連商品も堅調に推移して
いることが背景。なお、四季報予想の通期営業利益は37億円が見込まれている。


3Dマトリックス<7777>:2970円(同+81円)
買い先行。一部で、核酸医薬の開発で2014年初めにも、初期段階の第1相臨床試験を
乳がん患者を対象に始めると報じられたことが材料視されている。国立がん研究セン
ターと共同研究し、「医師主導治験」としての実施を目指すと。大手製薬会社と組
み、治験をさらに拡大することも視野に入れるとも伝わっており期待感が先行へ。


APC<3175>:3390円
本日マザーズ市場に新規上場し、初値は公開価格を約41%上回る3305円と好スタート
となった。同社は外食店舗を主とする販売事業、地鶏や鮮魚などの生産流通事業を展
開する。IPO人気の高まりや、好業績の内需関連株としても関心が高まったことが
追い風となったようだ。なお、主幹事の野村では紹介レポートの中で、今期営業利益
を前期比73%増の7.2億円と、会社計画の6.5億円を上回る水準を予想している。


(フィスコ)


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