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9月27日 11時37分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、四国電力、あおぞら銀行など

グリー<3632>:1397円(前日比-178円)
大幅安で下落率上位。NTTドコモ<9437>が交流ゲーム事業に参入と報じられており、
競争激化への警戒感が先行する展開となっている。DeNA<2432>の下げも目立ってい
る。NTTドコモにとっては、約6000万人の顧客基盤が強みになるとみられるほか、配
信手数料を低く抑えることでゲーム開発会社の提供意欲が強まるともみられている。
今後も通信各社の参入が連想される可能性から、業界勢力図の変化なども警戒される
状況に。

四国電力<9507>:900円(同+45円)
上げ幅拡大で上昇率上位。原子力規制委員会委員長が、新安全基準の骨格を今年度末
までにまとめる考えを示すとともに、基準を満たす原発の再稼働を考えたいとコメン
トしている。伊方3号機などが来春再稼働の有力候補と指摘されており、ポジティブ
に捉えられる状況のようだ。原発ゼロの方向性が一段と後退する格好から、電力株全
般に堅調な動きが目立つ。

あおぞら銀行<8304>:234円(同-21円)
急落で下落率上位。米サーベラスの保有株式売却意向表明などが売り材料につながっ
ている。同行の資本再構成プランが承認された場合、普通株式の買い戻しに参加、保
有株式の一部を売却する意向のようだ。もともと、本日の臨時総会において、自社株
買いの詳細などが発表されるとみられていたが、やや需給面での期待感が低下する状
況にはつながる格好に。

ニトリHD<9843>:7470円(同-690円)
大幅安。同社は前日に上半期の決算を発表している。営業利益は304億円で前年同期
比17%増益となっているが、従来計画の308億円は下回る状況に。第1四半期の状況か
ら下振れは想定外との見方にも。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「買
い」から「中立」に格下げ、販促費や改装費強化でも売上浮揚は乏しく成長速度は従
来想定より鈍化と判断、当面の収益予想を引き下げているようだ。

鬼怒川ゴム工業<5196>:417円(同-17円)
売り優勢の展開。日産系の部品メーカーとして、日産<7201>の中国減産の動きなどが
警戒視されている。モルガン・スタンレー(MS)では、自動車部品業界の中国の利益
構成比は相対的に大きいと指摘、とりわけ、中国比率が高いのはトヨタ紡織<3116>と
日産関連であるとしている。カルソカンセイ<7248>やユニプレス<5949>なども連日の
安値更新となっている。

三桜工業<6584>:529円(同-71円)
下落率トップ。同社は前日に業績予想の下方修正を発表。営業利益は上半期が従来予
想の23億円から19億円に、通期では63億円から35億円に下方修正。海外での減産の影
響などが響くもようだ。とりわけ、下半期の収益鈍化見通しがネガティブ視される格
好に。自動車部品セクター全般への影響も警戒される流れへ。

SCSK<9719>:1318円(同+58円)
買い優勢の展開。モルガン・スタンレー(MS)が投資判断を新規に「オーバーウェイ
ト」、目標株価を1600円と設定している。合併新会社としてのスタート後間も無いた
め、注目度と期待値は低く株価が割安に放置されていると指摘。一方、コストの削減
進展などを主因に、今後3年間、同業トップクラスとなる約5割増益を予想と。コンセ
ンサス以上の増益やバリュエーションの改善などで、中長期的に株価は上昇していく
と判断しているようだ。

東京個別指導学院<4745>:149円(同+7円)
大幅高で上昇率上位。同社は前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業
損益は従来予想の3.6億円の赤字から2.3億円の赤字に、通期営業利益は5.7億円から
6.3億円にそれぞれ上方修正している。在籍生徒数の堅調な伸び、夏期講習会の好調
などが背景。株価の値頃感なども妙味となる形で、ストレートに業績上振れを好感す
る流れに。

ダイエー<8263>:169円(同-8円)
さえない。前日に発表した業績下方修正が嫌気される展開。上半期営業損益は23億円
の黒字予想から16億円の赤字に、通期でも最終損益は10億円の黒字から50億円の赤字
に修正している。既存店の売上下振れが業績悪化の背景。通期最終損益に関しては、
5期連続での赤字となるようだ。第1四半期の赤字決算から業績下振れは想定される状
況であったが、停滞する業績の浮上期待後退で失望感が強まる格好へ。

タカラBIO<4974>:449円(同+20円)
強い動き。手掛かり材料難の中で、同社やカイオム<4583>、アンジェス<4563>など、
値動きの軽いバイオ関連の一角が短期資金による物色で賑わっている。また、同社に
ついては、直近でみずほが投資判断「買い」、目標株価670円を継続。遺伝子を医療
や医薬品へ本格活用する時代の到来が近づく中、バイオ研究用試薬の大手であり、遺
伝子を細胞に導入する際に必要なベクターの製造、遺伝子導入細胞の培養・品質管理
の事業化で先行している同社には追い風の環境になってきたとコメントしている。


メッセージ<2400>:282700円(同+8800円)
しっかり。円高警戒感を背景に内需関連への物色が強まる中、新興市場でも同社や一
建設<3268>、セリア<2782>など、内需関連の好業績銘柄が堅調推移となっている。ま
た、一部では、「サービス付き高齢者向け住宅」が近畿圏で急増していると報じられ
たことも支援材料に。同社については、近畿で18件1563戸を開設し、来年1月にかけ
て7件397戸を計画するとも伝わっている。

APC<3175>:3675円(同-255円)
反落。昨日は一時4310円まで上伸したが、公開価格の2350円からは80%超の上昇とな
り、短期的な過熱感が意識されているようだ。また、明日はメディアフラッグ<6067>
の上場が予定されていることから、換金売りが膨らみやすい面も。なお、メディアフ
ラッグへの期待感が先行し、ワイヤレスG<9419>やアクトコール<6064>、EAJ
<6063>など、直近IPO銘柄の一角に物色が見られている。

エニグモ<3665>:4520円(同+670円)
大幅反発。岡三が投資判断「強気」、目標株価6300円でカバレッジを開始したことが
材料視されているようだ。「BUYMA」の登録会員数は上期末で97万7000人と急増
中だが、スタートトゥ<3092>が運営する「ZOZOTOWN」の会員数が6月末で453
万人であることから、登録会員数の増加余地は依然大きいと指摘。今期営業利益につ
いては、会社計画の4.1億円を上回る5.0億円を予想している。

サイバーエージェント<4751>:164000円(同-2200円)
売り先行。同社のほか、ミクシィ<2121>やクルーズ<2138>など、ソーシャルゲーム関
連がさえない動きとなっている。NTTドコモ<9437>がソーシャルゲーム事業に参入
すると報じられており、競争激化懸念が先行する状況に。東証1部市場ではグリー
<3632>やDeNA<2432>なども大幅安でのスタートとなっており、ソーシャルゲーム
関連全般の重しにも。

(フィスコ)


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