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キャサリン妃のトップレス報道に英国王室が「待った」
撮るほうが悪いのか、撮られるほうが悪いのか

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第3回】 2012年9月28日
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 英国王室では、チャールズ皇太子の次男ヘンリー王子の“全裸写真流出”報道に続き、ウィリアム王子の妻キャサリン妃の“トップレス写真”が騒動を引き起こしている。

 王室に嫁ぎロイヤルファミリーの仲間入りを果たした女性の半裸である。
  ゴシップ大好きの大衆紙としては、本領発揮といったところか。の前に――。

 ヘンリー王子の全裸事件は、ラスベガスのホテルで、ビリヤードに負けたほうが一枚ずつ服を脱ぐ、というゲームでのお戯れ写真が流出した。王子ご自身も全裸だったが、ゲームに負けた女の子に、ぼくがきみの下着になってあげようと言い、女性の裸を隠そうとしたときのものだ。

 やんちゃなのだ、この王子は。その後、出席した慈善活動のスピーチでは、

 「何ひとつ隠さず、全てを晒け出して心をオープンにすることも大事です」

 というようなことを言って会場を沸かせたりもした。

 王子はいま兵役に就いていることもあり、王子を支援する兵士たちが男女を問わず全裸で敬礼する“キャンペーン”が張られていたりもする。数万人が参加しているというから、国民に慕われた王子だ。

 この報道から二週間が過ぎた九月十四日、フランスの芸能誌『クローサー』が、休暇中のウィリアム王子とキャサリン妃の写真十四枚を掲載した。プロバンス地方の邸宅で過ごされた様子を写したものだが、キャサリン妃はトップレスだったものだからさぁたいへん。

 キャサリン妃は、テラスで王子と日焼けクリームを塗りあっていたらしい。

 だが、レンズは、サングラスとビキニ姿のキャサリン妃がトップをはずし、半裸になるまでをきっちり捉えていた。紛うごとなきロイヤルファミリーのヌードだ。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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