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10月1日 17時34分
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フィスコ

日本触媒やソフトバンクなど

<4114>  日本触媒  757  -116
売り気配から急落で下落率トップ。先週末に姫路製造所で爆発事故が発生、工場停止
期間は長期化の恐れと伝わっており、業績への影響などが警戒される状況となってい
る。世界シェアトップのSAPの主力工場であるが、同製品は需要拡大が続く好調分
野でもあるため、マイナスインパクトは大との見方が優勢。また、同工場では、SA
Pの原料なども製造しており、サプライチェーン全般への影響も懸念される状況に。
<4008>  住友精化  268  -11
買い先行後に伸び悩み。日本触媒<4114>の工場爆発事故を受けて、代替需要発生など
への思惑が先行する状況となった。日本触媒は高吸水性樹脂のトップ企業、同製品は
需要が好調な分野でもあり、他社への代替需要拡大、並びに、供給力の低下に伴う市
況上昇などが想定される形に。同社は高吸水性樹脂で第5位のメーカーとされてお
り、同様に世界で高シェアを占めている三洋化成<4471>とともに買いが先行。ただ、
原料となるアクリル酸の調達に関しては、影響を受ける公算との指摘もあり、買い一
巡後は警戒感が優勢となる展開に。

<7733>  オリンパス  1540  +20
買い先行。先週末、ソニー<6758>との資本・業務提携を正式に発表している。改めて
財務体質の改善期待、業務提携に伴う業容拡大への期待が先行する状況となっている
ようだ。また、バークレイズでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウ
ェイト」に格上げ、目標株価も1350円から1850円に引き上げている。構造改革を行う
自由度の拡大、映像事業の収益力強化に向けた抜本対策期待なども評価しているよう
だ。

<3402>  東レ  443  -19
売り優勢。上半期営業利益は前年同期比4割減の380億円前後と、従来予想を20億円程
度下回る見通しとの観測報道が伝わっている。自動車向け部材の出荷が減速傾向にあ
るほか、薄型テレビの生産回復の遅れなども響くもようだ。通期計画の下振れ懸念は
あったものの、上半期は計画達成の可能性が高いとも見られていたため、通期予想の
更なるコンセンサス切り下がりにもつながる格好へ。

<9101>  日本郵船  137  -1
小幅安。先週末に上半期業績予想の下方修正を発表、営業利益は220億円の従来予想
から180億円に、最終損益は75億円の黒字から30億円の赤字に下方修正している。上
半期決算時には通期予想の下方修正も想定される状況であるが、海運市況の低迷状態
や投資有価証券評価損発生の可能性は大分織り込まれていたと見られ、特にインパク
トは大きくなっていないようだ。

<5333>  日本ガイシ  838  -97
下げが目立つ。先週末に業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は280億
円から230億円に、最終利益は240億円から160億円に減額している。エレクトロニク
ス市況の低迷長期化、電力関連事業における大型案件の繰延などに加え、投資有価証
券の評価損発生も響く。なお、UBSでは、エレクトロニクス関連、電力関連両事業
とも、収益低迷が来期も継続する懸念が出てきた点をネガティブと捉えている。

<4091>  大陽日酸  367  -44
急落で下落率上位。先週末に業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は
328億円から263億円に、最終損益は174億円の黒字から収支均衡水準まで減額してい
る。エレクトロニクス向け特殊ガスや国内外産業ガスの収益下振れに加えて、特殊材
料ガス共同製造事業撤退に伴う特別損失の計上などが背景。クレディ・スイス(CS)
では、不採算事業からの撤退は評価できるものの、事業開始後1年足らずで多額の事
業撤退損を計上することになった経営判断には疑問としている。

<2685>  ポイント  2948  +133
上昇が目立つ。先週末、上半期の決算と同時に自社株買いの実施を発表しており、需
給期待が先行する展開になっている。発行済み株式数の4.32%に当たる100万株を取
得上限としており、10月1日から11月16日までを取得期間としている。比較的短期間
での高水準の取得計画となっている。なお、上半期業績は下振れ、営業利益は37.6億
円で前年同期比20%減益、従来予想の47億円を下回った。

<6974>  日本インター  102  +30
ストップ高。本日の報道で、米半導体ベンチャーのトランスフォームと資本業務提携
を行うと伝わっていることが買い材料に。省電力素材を使った技術を活用、2013年前
半にエアコン部品向けなどに次世代型パワー半導体の量産品を市場投入とされてい
る。一段の財務体質改善、業容拡大期待などを手掛かりに、短期資金の関心が高まる
状況となっているもよう。

<9506>  東北電力  669  +41
買い優勢。先週末に上半期の業績見通し、並びに、上半期の配当見送りを発表、上半
期最終損益は400億円の赤字になったもようとしている。ただ、前期が既に無配でも
あり、改めてネガティブなインパクトは強まる状況にならず。また、日本政府が米政
府に対して、「安全な原発は再稼働」との方針を伝えていたことがわかったとも報じ
られており、電力株には一段と過度な警戒感が後退する状況にも。本日は電力セクタ
ーが数少ない値上がり業種となっている。

<4911>  資生堂  1010  -61
大幅続落。1000円レベルが視界に入ってきており、仮に同水準を下回ると1995年以来
となる。本日はみずほが投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ
で、目標株価を1090円から900円に引き下げている。みずほでは、景気減速や反日デ
モの影響に伴う今後の中国の売上失速を懸念としている。中国事業の成長が、これま
でバリュエーションを支えていた要素であると指摘。

<9984>  ソフトバンク  3105  -55
イー・アクセス<9427>を買収すると報じられており、その後の株価はやや軟化する展
開になっている。株式交換で完全子会社化を目指すとされており、イー・アクセスは
ストップ高水準まで気配値を切り上げて売買停止に。携帯電話の利用周波数の拡大、
インフラ投資の負担軽減などが狙いとされているが、短期的には、2000億円弱とされ
ている取得額の負担増などを警戒視する動きが先行へ。なお、先週末時点でのイー・
アクセスの時価総額は約522億円であった。

(フィスコ)


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