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【第72回】 2012年10月3日
著者・コラム紹介
吉田由紀子

日常のちょっとしたトラブル解決の糸口に
ソーシャル懺悔代行サービスを生み出す新型モノづくり集団

 ちょっとした贈り物ができるソーシャルギフト・サービスが人気を呼んでいる。反対に、誰かに謝りたい場合もあるだろう。そんなときにお薦めしたいWEBサービスが登場した――といっても、かなり異色だ。

1000円で海外から謝罪を代行してくれる「スイマセンエン」。10月15日までの期間限定サービスだ

 「ソーシャル懺悔代理サービス スイマセンエン」。文字通り、1000円で謝罪を代行してくれるサービスである。

 使い方は簡単。30文字以内の謝罪メッセージを考え、メールで送信。すると、東南アジアに滞在するスタッフが謝罪文を書いたスケッチブックを持って各所に出かけ、懺悔しながら写真を撮影し、送ってくれる。決済はPayPalで行う。

 これまでも謝罪代行サービスは存在したが、大半は、専門家が相応の報酬でトラブルを解決するという、比較的ヘビーなものであった。しかし、「スイマセンエン」は、「問題の本質的な解決というよりも、双方の前向きな出発のためのセレモニーと考えてほしい」(サイトを運営するBachelor Partyの仲宗根 悠氏)がコンセプト。1000円という手軽な価格で関係修復のきっかけづくりをするのがポイントだ。

 これまでの謝罪例を見てみても、「宴会で飲みすぎてすいません」「イベントで物を壊してすいません」など、思わず苦笑してしまう内容が多い。

 「みんなもっとカジュアルに謝ったり、謝罪を通して“ピンチをチャンスに変えてやる!”くらいの考え方で生きてみたら、気楽な世の中になると思います。このサービスに“不謹慎だ”とか“これで許す人っているの?”という声もいただきますが、そんな方にこそ使っていただきたいです」(同氏)

 このサービス、誕生の経緯もユニークである。企画した仲宗根氏は、現在29歳。今夏、大手企業を退社し、家入一真氏が率いるモノづくり集団「Liverty」に所属する若手起業家だ。

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