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10月3日 11時37分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、トヨタ、不動産セクターなど

ファーストリテ<9983>:18270円(前日比+740円)
買い先行の展開。今期売上高は1兆円超の見通しと伝わっているほか、前日には9月の
月次動向を発表している。売上高1兆円は想定どおりでインパクトは限定的、月次動
向が材料視される格好と見られる。既存店売上高は前年同月比2.4%減、前年のハー
ドルが低かったことはマイナス視されるが、気温要因で同業他社も総じて苦戦する
中、5%前後のマイナスまで想定されてはいたもよう。前日に警戒感が優勢になって
いたこともあり、買い安心感が先行している状況だ。

トヨタ<7203>:3030円(同+36円)
買い優勢の展開。前日に発表されている米国自動車販売の上振れなどが好感される格
好に。販売台数はコンセンサスを上回り、2008年3月以来の高水準となっているほ
か、個別でみても、同社の好調さがクローズアップされる状況となっている。前年同
月比では42%増、伸び率の高さが目立つだけでなく、コンセンサスの36%増比での上
振れも目立っている。

不動産セクター
業種別上昇率トップ。前原国家戦略相が、日銀に対して積極的な金融緩和を求めたと
報じられている。自らも決定会合に出る可能性を示唆したとも伝わっている。これを
受けて、先行き一段の緩和期待などが高まる状況となり、金融緩和メリットの大きい
不動産株に関心が向かう格好のようだ。レオパレス<8848>、ケネディクス<4321>、東
急不動産<8815>などの上昇が目立っている。

ユニー<8270>:560円(同-49円)
大幅安で下落率トップ。同社は前日に上半期の決算を発表、同時に通期業績予想も下
方修正しており、嫌気材料視される展開に。通期営業利益は従来予想の454億円から
390億円に減額、一転して前期比2ケタの減益となる見通しに。市場予想の435億円程
度も下回る水準となっている。総合スーパーなど小売事業の既存店売上不振に加え
て、競争激化に伴い粗利益率も低下したようだ。コンビニ各社などとの比較では、業
績の伸び悩み傾向が強く意識される状況にも。

石油資源<1662>:3370円(同+160円)
一時急伸。秋田県の鮎川油ガスの岩盤から、シェールオイルの試験採取に成功したと
発表しており、買い材料視される展開のようだ。前日には試験採取を始めたことを明
らかにしていた。同社では、隣接する油ガス田と合わせて、シェールオイルの埋蔵量
は約500万バレルと推定しているもよう。

ヤマダ電機<9831>:3150円(同-140円)
さえない。家電量販店各社の業績観測報道が伝わっている。ビックカメラ<3048>やケ
ーズHD<8282>の業績下振れが観測されているほか、同社の上半期経常利益も従来予想
の405億円を下回る可能性が出てきたとされている。ちなみに、クレディ・スイス
(CS)では前年同期比64%減となる250億円と予想しているようだ。ハードルが引き
下がる8月以降の回復感が想定以上に乏しく、失望売りにつながる展開へ。


第一三共<4568>:1202円(同-57円)
大幅続落で年初来安値を更新。肺がん治療薬の第3相試験を中止したと発表、ネガテ
ィブなインパクトが強まる形となっている。共同開発先である米アーキュールは昨日
の米国市場で大暴落となっている。野村では、今回の試験中止は根本的な効能の問題
であるため、同薬の業績貢献は見込めない状況になってきたと指摘している。なお、
バークレイズでは、17.3期売上高160億円の貢献を織り込んでいたようだ。


アドバンテスト<6857>:938円(同-27円)
さえない。野村、ゴールドマン・サックス(GS)が半導体製造装置(SPE)各社の業
績予想を揃って下方修正しており、警戒材料視する動きが優勢のようだ。野村では今
期営業利益予想を従来の161億円から53億円にまで、GSでは165億円から124億円にま
で、それぞれ下方修正しており、150億円程度の市場コンセンサスを下回るとみてい
る。

ロングライフH<4355>:212円(同+9円)
買い先行。有料老人ホーム事業で、インドネシアに進出すると報じられたことが買い
材料視されている。インドネシアの不動産開発会社であるジャバベカ社と提携し、12
月に合弁会社を設立。現地の富裕層向けのホームを400室規模で展開するもようで、
海外事業の強化を前向きに評価へ。なお、合弁会社の資本金は約2000万円、同社は
34%出資するようだ。

ウェブクルー<8767>:540円(同+29円)
買い優勢。SBI<8473>との資本・業務提携を発表したことが材料視されている。S
BIは傘下のSBI損害保険の発行済み株式の19.9%に当たる54万株を約16億円で同
社に譲渡し、同額を上限に出資する見込み。SBIグループの金融商品比較サイトな
どとの連携を強化するもようで、提携効果に対する期待感が先行へ。

放電精密<6469>:472円(同-21円)
反落。昨日は中間決算を発表し、上期営業利益は3.8億円の黒字転換となり、従来予
想の2.9億円を上回る着地となった。足元では、金型や表面処理がやや苦戦する一
方、放電加工や機械装置などが堅調に推移しているもよう。ただし、第1四半期の好
スタートを受けて事前の上方修正期待も高かったとみられ、本日は出尽くし感が先行
する格好に。

エニグモ<3665>:6130円(同-60円)
反落。9月26日付けで岡三が投資判断「強気」、目標株価6300円でカバレッジを開始
したことが手掛かりとなり、同日から昨日までの上昇率は約60%に達するなど、短期
的な過熱感も意識される状況となっている。なお、いちよしでは、投資判断を付与し
ていないが、会員獲得と会員のアクティブ化が順調に推移しており、13年1月期業績
は上方修正後の会社計画を上回ると予想している。

エイチーム<3662>:2950円(同+370円)
大幅続伸となり、分割考慮後の上場来高値を更新。引き続き、同社やモブキャスト
<3664>など、値動きの軽い直近IPO銘柄の一角に物色が目立っている。また、同社
についてはいちよしが投資判断を付与していないものの、足下ではソーシャルゲーム
が急拡大しており、13年7月期業績は会社計画を上回るとコメント。13年7月期営業利
益は、会社計画の18億円に対して24億円を予想している。

(フィスコ)


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