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10月4日 11時34分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):ニコン、日本電産、東芝など

ニコン<7731>:2036円(前日比-77円)
大幅続落。上半期営業利益は前年同期比43%減の350億円前後になったもようと観測
報道が伝わっている。半導体製造装置の苦戦や円高進行が響く格好とされている。従
来予想の340億円は上回る状況だが、アナリストコンセンサスは400億円強の水準であ
ったとみられ、ネガティブな反応が強まる形に。通期では前期比6%増の850億円予想
を据え置く公算とされているが、市場予想は940億円程度であり、上振れ期待の後退
が嫌気される展開。

キヤノン<7751>:2485円(同-70円)
売り優勢の展開。米HPが来年度の収益見通しを発表、アナリストコンセンサスを大き
く下回るものとなり、米国株式市場では13%程度の急落となっている。EPS(1株利
益)はコンセンサスの4.16に対して、3.40-3.60のレンジとしているようだ。HP関連
としての位置づけが高い同社などは連れ安する状況となっている。

日本電産<6594>:5300円(同-220円)
年初来安値を更新。JPモルガン(JPM)が投資判断を「オーバーウェイト」から「ニ
ュートラル」に格下げ、目標株価も7560円から6000円に引き下げていることなどが嫌
気されている。JPMでは、収益構造の転換期となるここ数年の利益成長は、市場の期
待値を大きく下回る可能性が高いと考えているもよう。セクター内での圧倒的な成長
ポテンシャルは株価に反映されているため、PCのセンチメント改善が期待できない状
況下では、上値余地は限定的と。

東芝<6502>:270円(同+13円)
大幅続伸、前日から強い動きが目立っている。足元の業績動向に対する過度な警戒感
が後退してきているようだ。前日にドイツ証券では、上半期業績のプレビューレポー
トをリリースしているが、上半期営業利益は700億円と予想している。メモリー半導
体の需給バランスは生産調整と需要回復効果で改善、7-9月期の同分野は損益トント
ンまで回復と。

三菱マテリアル<5711>:228円(同-11円)
下落が目立つ。野村が同社の投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、売
り材料につながっている。目標株価も270円から255円に引き下げへ。在庫の増加や非
自動車分野での需要減のリスクの高まりから、超硬工具需要の先行きを慎重に判断す
るとしている。相対的な堅調業績は株価の上昇で織り込まれたとも。

ツガミ<6101>:488円(同-10円)
売り優勢。中国受注が足元で急減速しているとの社長コメントが伝わっており、弱材
料視される展開になっている。スマホ関連向けの減速に加えて、自動車向けなども低
迷が続いているもよう。上半期の業績は上振れ、通期小幅上方修正の可能性もなどと
は報じられているが、第1四半期の実績から、上半期の大幅な上振れは織り込み済み
と見られる。下半期から来期にかけての業績悪化が想定される状況に。

イズミ<8273>:2010円(同+374円)
急伸で上昇率上位。前日に上半期の決算、並びに、自社株買いの実施を発表してい
る。上半期営業利益は130億円で前年同期比10%増益、ほぼ従来計画どおりの着地で
あるが、年間配当金は従来予想の24円から36円に引き上げている。また、発行済み株
式数の5.1%に当たる400万株を上限に自社株買いを実施、取得期間は本日4日から12
月28日までとしており、需給改善が期待できる状況となっているほか、株主還元策の
積極的な取組としても評価へ。

タカラトミー<7867>:450円(同+42円)
急伸で上昇率上位。人気キャラクター「ポケットモンスター」の玩具を全世界で展開
すると報じられている。新たに欧米などで、玩具を企画・販売する権利を取得したも
よう。ポケモン事業を3年間で300億円強に拡大させる計画と。業績下方修正などをき
っかけに株価の調整が強まっていたなか、格好のリバウンド材料につながっている。


モルフォ<3653>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。2日に、被写体自動追尾技術「TrackSolid」が、「CEATEC 
JAPAN 2012」においてNTTドコモ<9437>から参考出展される「ハンズフリービデオフ
ォン」に採用されたと発表したことが、引き続き材料視されている。また、本日は一
部で、撮影した写真から動く被写体だけを取り除く技術を開発したとも報じられてお
り関心が高まる格好にも。

フロイント<6312>:912円(同+28円)
買い優勢。上期営業利益を6.0億円から8.9億円へと上方修正したことが好感されてい
る。機械部門における堅調な受注、化成品部門における受託製品が好調に推移したこ
となどが背景。また、通期計画については据え置きとなったものの、通期の営業利益
予想である12億円に対する進捗率は上期時点で約74%に達し、上方修正期待が高まる
格好にも。

レイ<4317>:227円(同-37円)
大幅反落。上期営業利益を1.8億円から4.9億円へ、通期計画を5.2億円から7.0億円へ
とそれぞれ上方修正している。ただし、四季報予想の通期営業利益は9.5億円が見込
まれており、市場予想を下回る内容と捉えられているようだ。なお、コア事業の広告
ソリューション事業、テクニカルソリューション事業とも想定以上に堅調に推移した
ことが上振れの背景となっている。

EG<6050>:985円(同+150円)
ストップ高買い気配。前期営業利益を5700万円から7500万円へ、最終利益を3700万円
から4400万円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。ソーシャルゲームの
普及を追い風に、問合せ対応などソーシャルゲームプロバイダ向けサービスに注力す
ることで、案件獲得数が順調に推移したことが背景。また、6月に子会社化したイー
オペ社の業績も順調に推移しているようだ。

日本コンセプト<9386>:940円
本日ジャスダック市場に新規上場し、初値は公開価格の1020円を8%下回る938円とな
った。タンクコンテナを使用した国際複合一貫輸送、その付帯業務を展開する。足元
におけるIPO市場の地合いは良好であるものの、公開価格が仮条件(1020円~1140
円)の下限である1020円となったことで警戒感が高まる格好に。なお、主幹事の野村
では、12年12月期は欧州・中国の景気停滞によって前期比3%の営業増益に留まるも
のの、世界景気が底入れへ向かうと期待される13年12月期には同14%の営業増益を見
込んでいる。

(フィスコ)


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