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10月4日 17時3分
フィスコ

日産自動車やニコンなど

<7201>  日産自動車  679  +33
強い動きが目立ち大幅反発。為替の円安が自動車株の買い材料につながっているほ
か、中国リスクに対する過度な警戒感も後退する方向となっているもよう。野村で
は、自動車大手3社の株価には反日デモの影響は織り込み済みで株価は割安と判断し
ている。同社に関しても、下方修正リスクなどの悪材料を相当織り込んでおり、決算
発表後は見直される可能性があるとしている。カルソカンセイ<7248>など系列部品メ
ーカーでも高いものが目立つ。
<7731>  ニコン  2037  -76
大幅続落。上半期営業利益は前年同期比43%減の350億円前後になったもようと観測
報道が伝わっている。半導体製造装置の苦戦や円高進行が響く格好とされている。従
来予想の340億円は上回る状況だが、アナリストコンセンサスは400億円強の水準であ
ったとみられ、ネガティブな反応が強まる形に。通期では前期比6%増の850億円予想
を据え置く公算とされているが、市場予想は940億円程度であり、上振れ期待の後退
が嫌気される展開。

<7751>  キヤノン  2500  -55
売り優勢。米HPが来年度の収益見通しを発表、アナリストコンセンサスを大きく下
回るものとなり、米国株式市場では13%程度の急落となっている。EPS(1株利
益)はコンセンサスの4.16に対して、3.40-3.60のレンジとしているようだ。HP関
連としての位置づけが高い同社などは連れ安する状況となっている。

<6753>  シャープ  182  -6
大幅続落。ジャパンディスプレイがスマホ向け液晶パネルの量産を開始したと報じら
れている。世界でも最高水準の解像度とされ、今月中に国内外のスマホメーカーに出
荷とされている。同社にとっては競争の激化につながるとの懸念も先行しているよう
だ。また、当初は9月末メドとされていた鴻海との交渉が難航していることも、引き
続き手控え要因となっているようだ。

<6594>  日本電産  5280  -240
年初来安値を更新。JPモルガン(JPM)が投資判断を「オーバーウェイト」から
「ニュートラル」に格下げ、目標株価も7560円から6000円に引き下げていることなど
が嫌気されている。収益構造の転換期となるここ数年の利益成長は、市場の期待値を
大きく下回る可能性が高いと考えているもよう。セクター内での圧倒的な成長ポテン
シャルは株価に反映されているため、PCのセンチメント改善が期待できない状況下
では、上値余地は限定的と。

<6502>  東芝  267  +10
大幅続伸、前日から強い動きが目立っている。足元の業績動向に対する過度な警戒感
が後退してきているようだ。前日にドイツ証券では、上半期業績のプレビューレポー
トをリリースしているが、上半期営業利益は700億円と予想している。メモリー半導
体の需給バランスは生産調整と需要回復効果で改善、7-9月期の同分野は損益トント
ンまで回復と。

<5711>  三菱マテリアル  230  -9
下落が目立つ。野村が同社の投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、売
り材料につながっている。目標株価も270円から255円に引き下げへ。在庫の増加や非
自動車分野での需要減のリスクの高まりから、超硬工具需要の先行きを慎重に判断す
るとしている。相対的な堅調業績は株価の上昇で織り込まれたとも。

<6101>  ツガミ  496  -2
売り優勢。中国受注が足元で急減速しているとの社長コメントが伝わっており、弱材
料視される展開になっている。スマホ関連向けの減速に加えて、自動車向けなども低
迷が続いているもよう。上半期の業績は上振れ、通期小幅上方修正の可能性もなどと
は報じられているが、第1四半期の実績から、上半期の大幅な上振れは織り込み済み
と見られる。下半期から来期にかけての業績悪化が想定される状況に。

<8273>  イズミ  2013  +377
急伸で上昇率2位。前日に上半期の決算、並びに、自社株買いの実施を発表してい
る。上半期営業利益は130億円で前年同期比10%増益、ほぼ従来計画どおりの着地で
あるが、年間配当金は従来予想の24円から36円に引き上げている。また、発行済み株
式数の5.1%に当たる400万株を上限に自社株買いを実施、取得期間は本日4日から12
月28日までとしており、需給改善が期待できる状況となっているほか、株主還元策の
積極的な取組としても評価へ。

<7867>  タカラトミー  458  +50
急伸で上昇率上位。人気キャラクター「ポケットモンスター」の玩具を全世界で展開
すると報じられている。新たに欧米などで、玩具を企画・販売する権利を取得したも
よう。ポケモン事業を3年間で300億円強に拡大させる計画と。業績下方修正などをき
っかけに株価の調整が強まっていたなか、格好のリバウンド材料につながっている。

<8170>  アデランス  1021  -54
寄り付きの買い先行後は急速に伸び悩む展開。上半期営業利益は前年同期比2.4倍の
22億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は2億円であっ
た。従来の通期予想20億円、前期比21%減を上回る格好となり、通期では一転して大
幅増益になる可能性があるとも。上半期の修正幅にはインパクトもあるが、第1四半
期の段階で17.6億円を計上しており、大幅な上振れは十分に想定されていたと見られ
る。報道どおりならば、6-8月期の前年同期比増益率は3-5月期に比べて鈍化する形と
もなり、短期的な出尽くし感につながる状況のようだ。

(フィスコ)


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