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元ゲーム少年が趣味で始めたSNSが
1000万加入でマザーズ時価総額1位に
グリー社長 田中良和

週刊ダイヤモンド編集部
【第90回】 2009年10月22日
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田中良和
グリー社長 田中良和(撮影:加藤昌人)

 身長が高くバスケットボールでもやっていそうな体格の田中良和だが、「スポーツは得意ではなかった」という。

 小学生から高校生までゲーム漬けの毎日。「経営者のなかでもプレーしたゲーム本数はトップクラスなのでは」と笑う。

 大学に入学すると、当時、流行し始めたインターネットに衝撃を受け、1999年の大学卒業後に大手インターネットプロバイダに入社するも半年で退社、楽天に転職した。

 当時の楽天の社員は50人程度。なんでも自分でやるしかない。日記サービスなどを担当し、解説書を片手に独学でプログラミングもするようになった。

 そしてこの時期に、米国のニュースサイトでSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を知る。

 SNSとは、会員が友人限定で互いの日記を公開したり、一方で映画や音楽など趣味のコミュニティを通じて、見ず知らずの人とも交流できるサービスだ。

 電子メールは知っている人同士のコミュニケーション。掲示板は知らない人同士のもの。SNSはちょうど、その2つのいいところを足したような存在で楽しそうだと思った。幸いにも開発のスキルはある。

 そこで、2004年2月に、趣味として個人でSNSサイト「GREE」を開設したのだ。

 SNS大手としては、ミクシィが知られているが、田中が個人でGREEを開設したのは、ミクシィ開始の1日前だった。

 当時のGREEは、現在と異なり、すでに加入している会員からの招待が必要だったが、次々と招待の輪が広がり、数ヵ月で会員1万人にまで広がった。

 一方で、サーバの設置などにつぎ込んだ費用は数百万円。割く時間も長くなっていった。そのため「大変だからやめようかな」という思いも生まれた。

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