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「パンティって素敵な言葉だわ」
女性の下着はパンティなのかショーツなのか

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第5回】 2012年10月12日
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 ものすごいグラマラスな女性のことを、最近では“カーヴィ”と呼ぶらしい。
  ボン・キュッ・ボンな体型が大きな曲線(カーヴ)を描いているからだそうだ。

 週刊文春に連載の町山智浩さんというアメリカ在住の映画評論家が、ハリウッド女優のクリスティーナ・ヘンドリックスを取り上げていた。アメリカで放映されたテレビドラマ『MAD MEN』の主演女優だ。

 町山さんによると、クリスティーナ・ヘンドリックスという女性は、人間離れした超グラマラスボディの持ち主とのことだ。カーヴィである。

 彼女は、雑誌『エスクワイヤ』のインタビューで、こんなことを言った。

 「パンティって素敵な言葉だわ。なのに、いったいいつから使われなくなったのかしら。パンティって言葉はセクシーで、女の子っぽくて、いたずらっぽいからもっと使えばいいのに」

 だそうだ。

 どういった経緯でこの“素敵発言”が出てきたのかわからないが、彼女の言うとおり、アメリカでは女性用の下着をアンダーパンツ、アンダーウェアと呼ぶのが一般的らしい。

 町山さんによると、パンティとはヘソより下を隠す“小さなパンツ”という意味で、なおかつ、パンツの幼児語のニュアンスもあるとのことだ。だから、パンティと言うと、たいがいは“パンツちゃん”のような響きを伴い、イチゴやキティちゃんがプリントされた幼女向けの下着か、逆にたいへんセクシーな下着を連想させるのだという。

 つまりは、日本だと、五歳六歳の女の子はパンティを穿かないが、アメリカではそのくらいの女の子が穿くのがパンティなのである。ちょっと面白い。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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