世界投資へのパスポート

【米国株】株価が急落した“ハイパー・グロース株”に
注目!「ズーム」や「オクタ」など、長期金利上昇による
株価下落で買いやすくなった“人気ハイテク株”を狙え

2021年3月8日公開(2022年9月20日更新)
広瀬 隆雄
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓
  ●ライドシェア ●HV(ハイブリッド車) ●EV(電気自動車)
●PBR1倍割れ ●生成AI ●自動運転
●スマート陸上養殖 ●再生可能エネルギー ●量子コンピューター
●株主優待 ●パワー半導体 ●防災用品
●米株/大型優良株 ●米株/燃料電池 ●米株/大手IT株
●米株/高配当株 ●米株/天然ガス ●米株/ディフェンシブ株

先週のナスダックやハイパー・グロース株の急落は、
米国の長期金利の急激な上昇が原因!

 先週(3月1日〜5日)、ナスダック総合指数は週間ベースで2.1%下落しました。2月16日の高値から計算すると-8.9%の調整となります。

■ナスダック総合株価指数チャート/日足・6カ月
ナスダック総合株価指数チャート/日足・6カ月ナスダック総合株価指数チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

 また、個別株では、テスラ(ティッカーシンボル:TSLA)が1月25日の高値から-33.6%下落しました。

■テスラ(TSLA)チャート/日足・6カ月
テスラ(TSLA)チャート/日足・6カ月テスラ(TSLA)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

 このように今回のナスダック総合指数の下げは、このところ株価上昇が著しかったハイパー・グロース株が中心でした。その意味で、今回の調整は局地的と言えるでしょう

 今回の急落の原因は、米国の長期金利の急激な上昇です

■米国10年債利回りチャート/日足・6カ月
米国10年債利回りチャート/日足・6カ月米国10年債利回りチャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

 この長期金利の上昇は、景気の先行きに関して楽観論が広がったことが原因です。一般に、長期債は景気が強くなると売られる傾向があり、債券価格が下落すると債券利回りは逆に上昇するのです。

 楽観論の背景には、製薬会社の工場における新型コロナウイルス向けワクチンの製造がようやく軌道に乗りはじめたこと、ワクチンが行き渡るにつれて新規に陽性と判断された人の数が減少の一途を辿っていること、さらに、議会が1.9兆ドルの追加景気刺激策をいよいよ可決しようとしていることなどがあります。

債券利回りが上昇しても株式が下落しない
「業績相場」の局面が来るのは、少なくとも1年以上は先

 債券利回りと株式バリュエーションは、シーソーの関係にあります。つまり、一方が上昇すると他方は下がります。

 債券利回りが上昇しても株式が下落しないケースもありますが、それは好景気で1株当たり利益(EPS)がバリュエーションの剥落よりも速いペースで伸びるからです。そのような局面を、市場参加者は「業績相場」と形容します

 しかし、まだ連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが始まっていませんから、今の相場は「金融相場」の真只中です。「金融相場」から「業績相場」へバトンタッチするのは、少なくとも1年以上先の話になる思います。

市場参加者は景気の先行きに関して楽観的だが、
このまま景気が一気に回復するとは限らない!

 先ほど述べたような理由から、投資家は景気回復に対して大変楽観的になっています。その気持ちはわからないでもないですが、これからすべてが上手く行き、景気が一気に回復するとは考えない方がいいと思います。

 まず、新型コロナウイルスの感染拡大前から起算すると、合計700万人分の雇用が失われ、まだ元通りにはなっていません。しかも、再就職できた人も、パートタイムなど新型コロナウイルス前に比べると不利な条件で雇用されている場合が多いです。

 リモートワークの経験は、経営者をして「どこに無駄があるか?」をハッキリ認識させました。その一例は、オフィス・スペースです。また、自宅からリモートで仕事できないITスキルの低い社員については、ずっと雇用し続ける必要性は低いと判断されやすいでしょう。つまり、コロナ禍が終息した後も経営のスリム化の余地は大きいのです

 これらのことは、現在の米国経済は余剰キャパシティーがたくさんある、いわゆる「たるみ」の状態に置かれていることを示唆しています。普通、そういう局面では賃金は上昇しにくいですし、手のつけられないインフレになるリスクも低いです。

 また、経済活動の再開に関しても、すんなり行くことを誰もが願っていますが、そうならないリスクも大きいと思います。

 まず、ワクチンの増産が思い通り進まないリスクがあります。集団免疫を実現できず、毎年、ワクチンを打たなければいけない状態になることも想定しておかなければいけません。

 一度ネット通販の便利さに慣れた消費者が、ゴーストタウン化して、わくわくできないショッピングモールに戻らないリスクもありますし、映画館もひょっとするとお手軽なストリーミング・サービスに駆逐されてしまうかもしれません。

 ビジネスの局面では、今までなら何が何でも対面で営業しなければならなかったところが、ズームのミーティングで済ませることが増える可能性があります。その場合、航空会社のビジネスクラスの商売は大打撃を受けるでしょう。

 さらに、このところの長期金利の上昇で住宅ローン金利も上昇しています。これが、住宅ブームに冷水を浴びせるかも知れません

 つまり、経済活動の再開がすんなりと実現し、景気が強烈に回復するとは決まってないのです

長期金利の上昇により「バリュー株」が人気だが、
むしろ株価下落中の「ハイパー・グロース株」こそ狙い目!

 今回の長期金利の上昇で、急成長株はどれも売り叩かれ、地獄絵図が繰り広げられています。しかし今の相場は、バリュー株の投資家のほうにむしろ慢心が見られ、危険なように思います。バリュー株の多くは、もうお世辞にも「割安だ」と言えない水準まで買い進まれているからです。

 私の考えでは、むしろ今まで良いとわかりきっていてもバリュエーションが高くて手を出せなかったピカピカのハイパー・グロース株を仕込んだほうが良い気がします

 具体的には、以下のような銘柄です。

ズームビデオ(ティッカーシンボル:ZM)
オクタ(ティッカーシンボル:OKTA)
ヴィーヴァ・システムズ(ティッカーシンボル:VEEV)
ピンタレスト(ティッカーシンボル:PINS)
ファイバー(ティッカーシンボル:FVRR)

【ズームビデオ(ZM)】
ビデオ会議の代表的サービスは今後も力強い成長が続く

 ズームビデオは「ZOOMしよう」のように、ビデオ会議を実施することについて「動詞化」するほどポピュラーになりました。1月期の決算は、EPSが予想79セントに対して1.22ドル、売上高が予想8.11億ドルに対して8.82億ドル、売上高成長率が前年同期比+368.8%と素晴らしい内容でした。

 過去12カ月の売上高で10万ドルを超える大口顧客数は1644(前年同期は641)でした。また、今期355が新規で大口顧客に加わりました。

 ズームフォンを採用している従業員10名以上の企業は1万700社(前年同期は2900社)でした。そのうち60%がマスマーケット(大衆向け市場)、40%がアップマーケット(富裕層向け市場)でした。従業員10名以上の企業の課金顧客数は46.7万社(前年同期は8.2万社)で、売上高に占める割合は63%(前年同期は80%)でした。

 ネット・ダラー・エクスパンション比率は130%で、11期連続で130%以上を維持しています(※ネット・ダラー・エクスパンション比率とは「ドル建ての売上膨張率」のことで、「既存契約からの売上高+新製品など追加することで今まで以上に売った分-解約で失った売上高」を元に計算される)。

 第1四半期のEPSは予想70セントに対して新ガイダンス95〜97セントが、売上高は予想8.35億ドルに対して新ガイダンス9億〜9.05億ドルが提示されました。また、2022年度のEPSは予想2.96ドルに対して新ガイダンス3.59〜3.65ドルが、売上高は予想35億ドルに対して新ガイダンス37.6億〜37.8億ドルが提示されました。

 つまり、会社側は今後も力強い成長が続くと見ているわけです

→ズームビデオ(ZM)の最新チャートはこちら!

ズームビデオ(ZM)チャート/日足・6カ月ズームビデオ(ZM)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

【オクタ(OKTA)】
オースゼロの買収でターゲット市場を2倍近く広がる

 オクタは「誰が会社のクラウドにアクセスできるのか」というパスワード権限をクラウド上で管理するサービスを提供している会社です。1月期決算は、EPSが予想-1セントに対して6セント、売上高が予想2.22億ドルに対して2.35億ドル、売上高成長率が前年同期比+40.3%でした。

 総顧客数は1万社に達しており、これはIPO時に比べると3倍になっています。とりわけ、年間契約金額で10万ドルを超える大口顧客が今期170社新たに加わりました。

 また、ダラー・ベースト・ネット・リテンション率は121%でした(※ダラー・ベースト・ネット・リテンション率とは「ドル建ての売上継続率」のこと)。

 オクタは3月3日、ソフトウェア・デベロッパーにとても信頼されているオースゼロ(Auth0)を65億ドルで買収すると発表しました。オースゼロは、市場規模250億ドルと言われているカスタマー・アイデンティティー市場で強味を発揮しています。つまり、オクタはオースゼロを買収することで、ターゲット市場を2倍近く広げることができます

 オクタの第1四半期のEPSは予想6セントに対し-21〜-20セントが、売上高は予想2.38億ドルに対して新ガイダンス2.37億〜2.39億ドルが提示されました。一方、2022年度のEPSは予想4セントに対して新ガイダンス-49〜-44セントが、売上高は予想10.7億ドルに対して新ガイダンス10.8億〜10.9億ドルが提示されました。

 EPSの数字が悪化しているのは、オースゼロの買収を機に営業・マーケティングに力を入れ、一気にマーケットシェアを取りに行くことを狙っているからです。

→オクタ(OKTA)の最新チャートはこちら!

オクタ(OKTA)チャート/日足・6カ月オクタ(OKTA)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

【ヴィーヴァ・システムズ(VEEV)】
製薬会社の業務を効率化するソフトウェアを提供

 ヴィーヴァ・システムズは、製薬会社を顧客とし、研究開発や臨床試験、新薬承認、マーケティングなどの重要な活動を効率化するソフトウェアを、クラウドを通じて提供している企業です。1月期決算は、EPSが予想63セントに対して78セント、売上高が予想3.8億ドルに対して3.97億ドル、売上高成長率が前年同期比+27.4%でした。

 サブスクリプション売上高は前年同期比+27%の3.23億ドル(前年同期は2.54億ドル)、プロフェッショナル・サービス売上高は7395万ドル(前年同期は5740万ドル)でした。また、営業キャッシュフローは6835万ドル(前年同期は3911万ドル)、営業利益は前年同期比+64%の9880万ドル(前年同期は6040万ドル)でした。

 第1四半期のEPSは予想74セントに対して新ガイダンス77〜78セントが、売上高は予想4億ドルに対して新ガイダンス4.08億〜4.1億ドルが提示されました。また、2022年度のEPSは予想3.12ドルに対して新ガイダンス3.20ドルが、売上高は予想17.2億ドルに対して新ガイダンス17.55億〜17.65億ドルが提示されました。

 ヴィーヴァ・システムズは、顧客にとって必要不可欠なサービスを提供しているため、今後も安定的に業績を伸ばしてゆくと思います

→ヴィーヴァ・システムズ(VEEV)の最新チャートはこちら!

ヴィーヴァ・システムズ(VEEV)チャート/日足・6カ月ヴィーヴァ・システムズ(VEEV)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

【ピンタレスト(PINS)】
動画を集めるサービス「ストーリー・ピン」を開始

 ピンタレストは、消費者が自分の気に入った画像を整理し、次の旅行や買い物の際のアイデアを集めるためのサイトを運営しています。第4四半期決算は、EPSが予想32セントに対して43セント、売上高が予想6.47億ドルに対して7.06億ドル、売上高成長率が前年同期比+76.4%でした。また、グローバル月次平均ユーザー数は+37%の4.59億人、ユーザー当たり単価は+29%の1.57ドルでした。

 ピンタレストは2020年9月から、動画を集めることができる新サービス「ストーリー・ピン」を開始しました。このサービスを活用すると、広告主は短い説明ビデオを製作し、ピンタレスト上に表示することができます。

 第1四半期売上高は、コンセンサス予想+59%に対して新ガイダンス+70%が提示されました。ピンタレストのサービスは、他のSNSのように不適切コンテンツやヘイトなどで汚染されるリスクがないため、広告主は安心して広告を出すことができます

→ピンタレスト(PINS)の最新チャートはこちら!

ピンタレスト(PINS)チャート/日足・6カ月ピンタレスト(PINS)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

【ファイバー(FVRR)】
アフターコロナも「ギグ・エコノミー」のトレンドは続く

 ファイバーは、ギグワーカーが単発の仕事を見つけるための「仕事のマーケットプレース」です。ファイバーの第4四半期決算は、EPSが予想10セントに対して13セント、売上高が予想5410万ドルに対して5590万ドル、売上高成長率が前年同期比+89.5%でした。

 アクティブ・バイヤー数は前年比+45%の340万人、アクティブ・バイヤー当り支出額は前年同期比+20%の205ドルでした。また、テイク・レートは27.1%で、前年同期に比べて40ベーシスポイント改善しました。GAAPグロスマージンは82.6%でした。

 第1四半期の売上高は、予想5773万ドルに対して新ガイダンス6300万〜6500万ドルが提示されました。一方、2021年の売上高は、予想2.59億ドルに対して新ガイダンス2.77億〜2.84億ドルが提示されました。

 ファイバーは新型コロナで恩恵をこうむった企業のひとつですが、経済再開後もギグ・エコノミーは長期のトレンドになると予想されるので、ビジネスの落ち込みはあまり心配しなくていいと思います

→ファイバー(FVRR)の最新チャートはこちら!

ファイバー(FVRR)チャート/日足・6カ月ファイバー(FVRR)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト) ※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

【今週のまとめ】
現在の長期金利の上昇は近く一巡するので、
売り叩かれている「ハイパー・グロース株」に妙味が

 最近の長期金利の上昇で、ハイパー・グロース株の一角が大きく売られています。しかし、長期金利の上昇は近く一巡すると思われるので、その場合、安値で売り叩かれているハイパー・グロース株が見直されると思います。今のうちにチェックしておきましょう。
【※米国株にチャレンジしたい人はこちらの記事もチェック!】
【米国株投資におすすめの証券会社は?】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数を比較して、おすすめの証券会社を紹介!

【※今週のピックアップ記事はこちら!】
“アフターコロナ”関連株として注目される「10万円株」2銘柄を紹介! 脱コロナで株価上昇が期待できるのは「高島屋(8233)」と旅行関連の「ビジョン(9416)」

「つみたてNISA」で失敗しやすい“5つのNG”を解説! 損失・利益が出ているときのNG対応、積み立て投資に向かない投資信託など、具体的な5つの失敗事例を紹介

↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓
  ●ライドシェア ●HV(ハイブリッド車) ●EV(電気自動車)
●PBR1倍割れ ●生成AI ●自動運転
●スマート陸上養殖 ●再生可能エネルギー ●量子コンピューター
●株主優待 ●パワー半導体 ●防災用品
●米株/大型優良株 ●米株/燃料電池 ●米株/大手IT株
●米株/高配当株 ●米株/天然ガス ●米株/ディフェンシブ株

【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
 つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2024年4月1日時点】

「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社

◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約4900銘柄 <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル)
【マネックス証券のおすすめポイント】
外国株の取扱銘柄数はトップクラス! また、米国株の買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)となるキャンペーンが長期継続しており、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象21銘柄は、実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株の積立サービス「米国株定期買付サービス(毎月買付)」は25ドルから。コツコツ投資したい人に便利なサービス。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。また、NISA口座なら、日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」「銘柄スカウター中国株」が無料で利用できる。
【関連記事】
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!
【米国株投資おすすめ証券会社】マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約5300銘柄 <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル)
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつだけあって、米国から中国、韓国、アセアン各国まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。また、2023年12月1日から米ドルの為替レートを「0円」に引き下げたので、取引コストがその分割安になった。さらにNISA口座なら米国株式の買付手数料が無料なので、取引コストを一切かけずにトレードできる。米国株を積立購入したい人には「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。また、米国株の信用取引も可能。さらに、リアルタイムの米国株価、48種類の米国指数および板情報を無料で閲覧できる点もメリットだ。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索に使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。「SBI 証券 米国株アプリ」は「米国市場ランキング」「ビジュアル決算」「銘柄ニュース」などの機能が充実している。
【関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【米国株投資おすすめ証券会社】SBI証券の公式サイトはこちら
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約4750銘柄 <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル)
【楽天証券おすすめポイント】
米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広い銘柄がそろっており、米国株の信用取引も利用可能! 指定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができるのもお得。さらに、2023年12月からは米ドル⇔円の為替取引が完全無料! NISA口座なら米国株の売買手数料が0円(無料)なのもメリットだ。米国株の注文受付時間が土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。米国株式と米国株価指数のリアルタイム株価、さらに米国決算速報を無料で提供。ロイター配信の米国株個別銘柄ニュースが、すぐに日本語に自動翻訳されて配信されるのもメリット。米国株の積立投資も可能で、積立額は1回3000円からとお手軽。楽天ポイントを使っての買付もできる。銘柄探しには、財務指標やテクニカル分析などの複数条件から対象銘柄を検索できる「米国株スーパースクリーナー」が役に立つ。
【関連記事】
【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい!
【米国株投資おすすめ証券会社】楽天証券の公式サイトはこちら
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税込)
約2400銘柄 無料
【DMM.com証券おすすめポイント】
米国株の売買手数料が完全無料なので、取引コストに関しては割安! ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、配当狙いで長期保有する人は注意が必要だ。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に米ドルから円に交換されること。米ドルで持っておきたい人には向かないが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。
【関連記事】
◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説!
◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介!
【米国株投資おすすめ証券会社】DMM.com証券の公式サイトはこちら
【米国株の売買手数料がなんと0円!】
DMM.com証券(DMM株)の公式サイトはこちら
本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。

「はじめてのNISA」は、野村アセットが“低コスト”を 追求した投資信託! 信託報酬率に加え、総経費率でも 業界トップクラスの低コストを期待できる理由とは!?
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

配当&株価が10倍株!
NISA投信グランプリ
ふるさと納税

6月号4月19日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[配当&株価が10倍になる株!]
◎第1特集
配当&株価が10倍になる株!
10年持ちっぱなしで「配当が10倍」になる株や「株価10倍」になる大型優良株を発掘
・誰もが知ってる大型株・優良株で実現
・新興国に進出/AI・半導体/
高齢化・人手不足/環境・EV
・番外編:1年で株価2倍になる株


◎第2特集
ダイヤモンド・ザイ
NISA投信グランプリ2024

2回を迎える、投資信託のアワードを発表!
NISAの投信選びや保有投信のチェックに最適

・NISAで運用できる投資信託のみが対象
・個人投資家が選びやすいよう、本数は30本のみ!
・個人投資家がわかりやすい部門で表彰


◎第3特集
ふるさと納税 日本3大グルメ&生産地
返礼品60 

日本3大和牛、3大地鶏、といったブランド食品や、日本3景、3名泉のベストグルメ、大注目の魚介、フルーツの3大産地の返礼品などを紹介

◎第4特集
FXで1億円!
年億稼ぐトレーダーの「神トレ」大公開!

ドル/円が34年ぶりの安値更新など、活況の為替市場。
FX界隈では、1年で「億」を稼ぐ「年億」の個人投資家が続々誕生しています。その手法を、わかりやすくお届け


◎【別冊付録】

いつまでたっても始められない人に贈る
新NISA「超ラク」スタートBOOK
完ペキさを求めてなかなか始められないより、「ラク」に「早く」始めたほうが、結果的にオトク
なかなか始められない人向け、ぐうたら指南書


◆出遅れJリートに投資チャンス! 利回り4~5%台投資判断&オススメJリート 
◆おカネの本音:渋澤 健さん
◆10倍株を探せ! IPO株研究所
◆マンガ恋する株式相場「コンビニがGAFAの一角に!?」
◆マンガ「昭和のボロ空き家はそのまま貸せばいい!?」
◆人気毎月分配型投信100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!



「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報