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デジタル流行通信 戸田覚

「超小型プロジェクター」の登場で、商談の常識が変わる!

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第49回】 2008年10月20日
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 最近、プロジェクターの情報をご覧になったことがあるだろうか? 

 実は、プロジェクターの大きな進化は、ずいぶん前から止まっている。新製品が次々と登場しているが、パソコンの画面を投影することが目的なら「いま使っている製品で十分だ」と考えている方が多いだろう。

 確かに、プレゼンをする際にプロジェクターを借りると、とんでもなく巨大な旧機種を見かけることがよくある。結構有名なホテルでも、やたらに古いプロジェクターを使っていたりするものだ。

 時間があったら、OA機器の販売サイトをチェックしてみると驚くだろう。いまや、2000ルーメンを超える明るいプロジェクターが7万円以下で買えるまでに進歩しているのだ。プロジェクターそのものの機能はさほど変わっていないからこそ、価格下落が著しいとも言える。

 そんな状況の中で、かつてなかったプロジェクターが登場し始めている。信じられないほど「超小型のプロジェクター」が、製品化されており、すでにあまり聞いたことのないメーカーの製品が販売されている。

KG-PL105S
加賀コンポーネントから発売されるモバイルプロジェクター「KG-PL105S」。商談なら、この程度のミニサイズがむしろ重宝されるかもしれない。

 そしていよいよ、この10月からメジャーブランドの加賀コンポーネントからも超小型モデルが発売される。

 大きさは、154×117×50ミリで、実物を目にすると驚くほど小さい。文庫本を2~3冊重ねたサイズと思えばいいだろう。しかも、780グラムと非常に軽いのだ。

 このような小型プロジェクターが普及すれば、今後ビジネスシーンにおける商談のあり方が大きく変わる可能性もある。今までモバイルノートの画面ではサイズが小さくて物足りなかった情報の提示が、一気に変わってくるからだ。

 もちろん、従来からプロジェクターを持ち運んで商談に使うシーンも見かけてはいたが、1キロを超える重さだと簡単には持ち歩けない。パソコンと併せて3キロ近い荷物は、負担が大き過ぎる。

 加賀コンポーネント側では、従来のプロジェクターとは多少違う使い方をするのに適していると考えている。MRのプレゼン用、不動産会社のデジタルサイネージ、文教市場のグループ学習などに向くとしているのだ。

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戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


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