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美人のもと

ゴロゴロネット

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第142回】 2012年10月22日
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 美人の目覚めは、キビキビしていて美しいが、眠りについても同じではないかと思う。ベッドに入り、眠りにつくまでが美しい。きちんと寝て、きちんと起きる。

 寝るときくらいリラックスしたい。しかし、それはダラダラと過ごすこととは違う。一日を静かに振り返り、目を閉じて眠る。好きな本を読んで区切りをつけて眠ることもいいと思う。目を閉じる前に自分の一番いい表情をつくること。明日もいい日にするぞという気持を持って。

 自分の時間に切り替える。その瞬間こそ、「美人のもと」をつくる。

 気をつけたいのは、眠る直前までネットを続けることである。いろんな情報サイトを見たり、他人のブログを読んだりするのは楽しい。気づけばゴロゴロしながら長い時間画面を見つめている。

 ゴロゴロしやすいツールも増えて、ついつい長時間使ってしまう。

 厄介なのはバックライト。闇の中で画面の灯りを見つめる。暗闇の中でのその表情は「美人のもと」を減らす険しいものになっていることが多い。

 眠る前は、自分のための大事な時間であり、一人で考える貴重な時間だ。自分との対話をして、明日の自分をつくっていく。バーチャルな相手とゴロゴロ対話するよりゆっくり同じ姿勢で目を閉じて考えるときを大切にする。

 そんな自分だけの時間をほとんど持てなくなってしまっている人がいる。いつまでも社会との関わりだけを考えて、自分の時間に切り替えられない。

 ずっとゴロゴロしながらソーシャルサイトを見ている人。発言と反応を繰り返し、エンドレスになっていく。他人が反応しないと、反応されそうな場に移っていく。自分自身との対話時間がなくなっていき、睡眠時間も削っていく。おかげで目覚めまで悪くなる。翌日の生活にも悪影響を与える心配がある。

 ベッドでの長時間ゴロゴロに気をつけよう。目に悪い以上に「美人のもと」を失う可能性が高いのだ。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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