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10月19日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):NEC、JAL、スタートトゥデイなど

NEC<6701>:133円(前日比+9円)
大幅反発で上昇率上位。上半期営業利益は400億円程度となり、前年同期比6倍になっ
たもようと報じられている。従来予想の10億円を大幅に上回る格好に。携帯向けなど
のインフラ事業の好調が業績上振れの背景になっているもよう。もともと上半期計画
の水準は低く、従来計画上振れの可能性は指摘されていたが、コンセンサスを上回る
格好であり、上半期の収益が揃って黒字を確保したのは4年ぶりとされていること
で、評価が高まる状況に。また、一部の会員情報誌の特集記事が嫌気されて、前日に
売りが膨らんだ反動も強まる格好のようだ。

JAL<9201>:3810円(同+5円)
しっかり。JPモルガン(JPM)では同社の投資判断を新規に「オーバーウェイト」、
目標株価を5000円としている。ROE10%程度は継続的に確保可能、増配ポテンシャル
や積みあがるBPS、バリュエーションの割安感などを評価対象としている。業績上方
修正などを機に、ミスプライスされた状況は水準訂正に向かっていくと考えているも
よう。上場後1ヶ月を経過したタイミングでの新規カバレッジの動きだが、目先的に
こうした買い推奨の動きが増えてくるとの期待感なども想定されるところ。


スタートトゥデイ<3092>:912円(同-63円)
下落率トップ。前日に上半期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は従来予
想の34.9億円から28.9億円に減額修正、前年同期比14%減と一転して減益となったも
よう。商品取扱高の成長は続いているが、会社計画に対しては未達となっている。足
元の月次動向から警戒感は強まっていたが、高成長銘柄としての位置づけが高かった
ため、減益転落というインパクトは大きくなっている。

東光<6801>:199円(同+10円)
大幅高で上昇率上位。「iPhone5」でも日本製電子部品の存在感が増しているとの報
道が伝わっている。なかでも、同社製品が組み入れられている電源コイルなどは前機
種よりも大幅に増加しているようだ。改めてスマホ関連の低位材料株として、短期資
金を中心に関心が高まる状況になっている。

ダイフク<6383>:435円(同+8円)
しっかり。同社は前日に上半期業績の上方修正を発表している。営業利益は従来予想
の15億円から27億円、前年同期比2.5倍の水準まで上方修正している。売上は下振れ
ながら、プロジェクト管理の徹底やコストダウンなどの利益改善策が奏効する格好に
なっているようだ。前年同期比での増益幅は、4-6月期の5億円に対して、7-9月期は7
億円と広がる状況にもなっている。

クレディセゾン<8253>:1768円(同-108円)
下げが目立つ。野村が同社の投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」に格下
げしており、売り材料と捉えられているようだ。目標株価は1600円としているもよ
う。野村では、アコム<8572>の投資判断も同様に格下げしているが、ともにバリュエ
ーションの割高感、業績改善モメンタムの鈍化、今後のビジネス構造の変更には要時
間などを背景としているようだ。トップラインの成長は当面厳しいと指摘している。


東京製鐵<5423>:264円(同+6円)
しっかり。同社は前日に上半期の決算を発表、営業損益は105億円の赤字となり、従
来計画の95億円を下回った。通期予想も145億円の赤字から150億円の赤字に下方修正
している。ただ、販売数量の落ち込みやマージンの低下傾向など厳しい環境は織り込
み済み、通期の修正幅は想定以上に限定的だったとのポジティブな見方が先行してい
るようだ。

エムティーアイ<9438>:77500円(同+4500円)
大幅反発。前期営業利益を18億円から17億円へと下方修正したものの、反応は限定的
となっている。フィーチャーフォン向け有料会員数の減少が背景だが、下振れは想定
の範囲内とみられ、アク抜け感が先行へ。また、足元でスマートフォン向け有料会員
数が大幅に伸長していることを追い風に、今期の業績改善期待も高まる格好に。


ファンコミ<2461>:155500円(同+5600円)
4日続伸となり、連日で年初来高値更新を更新している。いちよしが投資判断「A」
を継続し、フェアバリューを16万5000円から19万円へと引き上げたことが支援材料と
なっている。ソーシャルゲームや電子書籍サービスを展開している事業者が、スマー
トフォン向けアドネットワークやアフィリエイト広告への出稿を活発化しているもよ
うで、今期の予想営業利益を20億円から21億円へと増額修正へ。

ドリコム<3793>:58200円(同-3700円)
大幅反落。上期営業利益を3.0億円から1.6億円へ、最終利益を1.8億円から9000万円
へとそれぞれ大幅に下方修正したことが嫌気されている。ソーシャルゲーム事業の進
捗が未達となったことが背景。スマートフォンへの移行に伴うブラウザゲームの利用
者減少によって、新作ゲームの利用者数が計画に達しなかったことも逆風に。


エムアップ<3661>:2292円(同+229円)
大幅反発となり、分割考慮後の上場来高値を更新している。同社のほか、エイチーム
<3662>やEAJ<6063>など、直近IPO銘柄の一角が強い動き。本日マザーズ市場に
新規上場したトレンダーズ<6069>が買い気配からのスタートとなり、人気化となって
いることが刺激材料に。同社については連日で上値追いとなっており、需給面を追い
風に短期の値幅取り資金が流入する格好にも。

イーブック<3658>:3140円(同+434円)
大幅続伸。集英社とコンテンツ使用許諾契約を締結したと発表したことが材料視され
ている。電子書籍販売サイト「eBookJapan」において、集英社刊行のコミックスをリ
リースする見込みで、作品点数の強化を前向きに評価する動きとなっている。また、
本日は同社のほか、パピレス<3641>などの電子書籍関連に物色が続いている。


サイバーエージェント<4751>:149000円(同-3800円)
売り先行。米グーグルが想定外に取引時間中に7-9月期決算を発表し、市場予想を下
回る内容となったことが嫌気され急落となっている。これを受けて、フェイスブック
など米ネット関連株が総じて軟調となっており、同社など国内ネット関連にも連想感
が波及する格好に。なお、同社については、本日マザーズ市場に上場したトレンダー
ズ<6069>の第3位株主となっている。


(フィスコ)


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