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10月23日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、GSユアサ、関西電力など

コマツ<6301>:1718円(前日比+8円)
小反発。米キャタピラーが7-9月期の決算を発表、通期収益予想の下方修正、並び
に、来期の慎重な見方を示したことで売りが優勢となったが、目先のアク抜け感など
も強まる形で、売り一巡後は切り返す展開となった。通期EPSは9-9.25ドルと予想、
従来予想は約9.6ドルであった。また、13年の売上高は前年比±5%の見通しとしてい
るが、コンセンサスはプラス5.1%の水準だったもよう。キャタピラーの株価動向が
安心感の高まりに直結する格好になっている。

GSユアサ<6674>:319円(同-41円)
急落で下落率トップ。同社の前日に発表した業績下方修正がネガティブ視されてい
る。上半期営業利益は従来予想の60億円から40億円に、通期では180億円から100億円
に下方修正へ。業績下振れ懸念はあったものの、アナリストの通期予想レンジの下限
でも165億円程度であったもようで、下方修正幅の大きさにはインパクトが強いもよ
う。電気自動車向け電池の下振れが下方修正の主因とみられている。クレディ・スイ
ス(CS)では、減損を意識すれば株価は一旦300円割れの可能性ありとも。


関西電力<9503>:638円(同-45円)
大幅続落で下落率上位。今期は操業初年度以来61年ぶりに年間配当をゼロにするとの
観測報道が伝わっている。燃料費負担が重く業績回復のメドが立たないためとしてい
る。中間期配当は32年ぶりの見送りを発表していたが、通期予想は未定としていた。
通期無配を想定する見方も多かったようだが、ネガティブな反応が優勢、他の電力株
でも連れ安するものが目立っている。

日本電産<6594>:5310円(同-100円)
売り先行の展開。米ウエスタンデジタル(WD)が第1四半期の決算を発表、第2四半期
の業績見通しが嫌気される形から時間外取引では5%超の下落となっている。同業の
シーゲートなども連れ安する格好となっており、国内HDD関連銘柄の一角となる同社
などにも売りが波及している。WDの10-12月期EPS見通しは1.65-1.85のレンジであ
り、コンセンサスの2.39を下回る状況に。

ニトリHD<9843>:6550円(同-300円)
さえない動き。同社は前日に月次動向を発表、10月の既存店売上高は前年同月比
8.5%減となり、2ヶ月連続でのマイナス成長となっている。減収率の大きさは昨年11
月以来の水準となっており、売上の伸び悩みを警戒する動きが優勢に。また、足元で
の円安傾向も同社にとっては逆風の状況と捉えられる。なお、ドイツ証券では、顧客
層拡大の取り組みは想定以上に長期戦になっているとして、投資判断を「バイ」から
「ホールド」に格下げしているようだ。

カゴメ<2811>:1687円(同-31円)
売り先行の展開。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は75億円で前年同期比
31%増益、従来計画の80億円を下振れての着地に。また、通期見通しは100億円から
94億円に若干下方修正している。第1四半期の実績から下振れ決算はやや想定外、景
気敏感株などのようにアク抜け感が強まる状況には至っていない。販売競争の激化に
伴う野菜飲料の伸び鈍化などが背景になっているようだ。

GSIクレオス<8101>:107円(同+3円)
人気化。京都大学助教授らが、カーボンナノチューブが将来、がん治療に使える可能
性を見出したと報じられている。足元のバイオ関連物色の流れが、カーボンナノチュ
ーブなどナノテク関連に波及する状況も連想される格好から、ナノテク関連の低位材
料株と位置づけられる同社には短期資金の矛先が向かう格好にも。

鉱研工業<6297>:293円(同-5円)
さえない。昨日は中間決算を発表し、上期の営業損益は7700万円の赤字となり、従来
予想であった100万円の黒字を下回ったことが嫌気されている。また、同時に、通期
の営業利益予想を1.9億円の黒字から1.3億円の黒字へと下方修正へ。足元では、厳し
い受注環境によって販売価格が抑えられ、原価率が上昇していることが利益面の重し
に。

モブキャスト<3664>:2322円(同+149円)
買い先行。三菱UFJが投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を1850円
から2680円へと引き上げたことが好感されている。主力タイトル「モバプロ」のほ
か、7月スタートの「モバサカ」が好調に推移しているとみられ、ソーシャルゲーム
サービスの売上高を増額修正。また、「スポーツならではの仕掛けの質が高いソーシ
ャルゲーム」という見方は不変と。

エニグモ<3665>:6960円(同+330円)
連日で上場来高値更新。先週末に上場したトレンダーズ<6069>が上場後も強い動きと
なっていることが刺激材料となり、同社やモブキャスト<3664>など、値動きの軽い直
近IPO銘柄への循環物色が継続している。また、同社については、直近でフィデリ
ティ投信が約6.9%を保有していることが明らかとなり、買い安心感も高まる状況の
ようだ。

タカラBIO<4974>:792円(同+24円)
大幅続伸。バイオ関連の一角が強い動き。国内企業の決算発表を控えて動きづらさが
意識される中で、消去法的なバイオ関連株への物色が継続している。なお、本日は同
社とサイバーエージ<4751>など、時価総額上位銘柄の強い動きが牽引する形でマザー
ズ指数は約1%の上昇となり、7月の戻り高値水準を回復している。

トレンダーズ<6069>:7660円(同+680円)
上場来高値更新。昨日は公開価格の約2.5倍となる6500円の初値を付け、その後も一
時はストップ高水準となる7500円まで上伸。本日も値動きの軽さを材料視した短期の
値幅取り資金が流入し、上値を試す展開となっている。いちよしではレーティングを
未付与であるものの、ソーシャルメディアへの集中などにより業績は拡大基調にあ
り、将来的には女性向け生活支援サイトとしての地位を確立できようとコメントして
いる。

(フィスコ)


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