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10月24日 11時40分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、川崎重工業、コマツなど

グリー<3632>:1423円(前日比+55円)
大幅反発。米フェイスブックが決算発表後に時間外取引で急伸、同社やDeNA<2432>な
どSNS関連の一角に買い安心感を誘う格好となっている。調整後の1株利益は12セント
とコンセンサスの11セントを、売上高も12億6000万ドルと同12億3000万ドルを上回
り、時間外取引では約12%の上昇まで。

セプテーニHD<4293>:74900円(同+3200円)
買い先行。米フェイスブックが決算発表を受けて時間外で約12%の大幅高となってお
り、同社やDガレージ<4819>など、フェイスブック関連の一角に関心が高まる展開と
なっている。フェイスブックの7-9月期決算については、主力の広告事業が好調であ
ったほか、懸念されていたモバイル向け広告も堅調で、売上高が12億6000万ドルと市
場予想を上回った。

川崎重工業<7012>:168円(同-8円)
大幅安で下落率トップ。同社は前日に上半期の業績下方修正を発表、営業利益は従来
予想の200億円から103億円、前年同期比61%減益となっている。中国や欧州経済減速
の影響に加えて、海外プロジェクトに係る受注工事損失引当金の計上なども響く。業
績下振れは想定線も、下方修正幅は想定以上との見方が多いようだ。通期予想も市場
コンセンサスを下回る水準までの減額が想定される状況へ。

コマツ<6301>:1677円(同-26円)
さえない。UBSが同社の投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、目標株
価も1700円から1400円に引き下げていることが、本日の売り材料と捉えられている。
中国の余剰生産能力など供給面での懸念は続くと指摘。今期営業利益は会社計画2620
億円を下回る2100億円と予想、3期ぶりの減益を見込んでおり、来期も1700億円と連
続減益を予想しているようだ。

富士フイルム<4901>:1375円(同-28円)
さえない。米ゼロックスの決算内容などが嫌気される展開に。リストラ費用計上見通
しや通期見通しの上限引き下げなどを受けて、ゼロックスの株価は一時8%程度の下
落となっている。同社はゼロックスのハードを扱っており、連想売りの流れも強まる
形のようだ。また、レックスマークに関しても、先行き見通しはコンセンサスを下回
る内容に。

スズキ<7269>:1802円(同+52円)
強い動きが目立つ。特に個別の材料は観測されないが、インド市場への関心の高まり
から、インド関連の中核銘柄として関心が高まっているとの見方がある。前日にはみ
ずほが「日本のインド関連株を評価」と題するレポートをリリース、中国事業のリス
ク分散先として注目されるとしているほか、「ビックバン」経済改革は高く評価でき
るとしている。また、野村がインドの社会インフラ整備に投資するファンドを設立す
るとの報道も本日伝わっている。

キヤノンマーケティングジャパン<8060>:1228円(同+155円)
大幅高で上昇率トップ。同社は前日に第3四半期の決算を発表、同時に発表した自社
株買いが買い材料視されているようだ。発行済み株式数の3.86%に当たる530万株を
上限に自社株買いを実施、取得期間は本日24日から12月20日までとしている。なお、
7-9月期の営業利益は20.8億円で前年同期比54.3%増、ITソリューション事業の採算
改善などを背景に大幅増益となる。

関西電力<9503>:583円(同-12円)
買い先行後はマイナス圏に転落。61年ぶりの年間無配転落報道を受けて昨日は急落、
他の電力株の連れ安も誘う形となったが、年間での無配転落の可能性は以前から指摘
されていたこともあり、昨日の動きは過剰反応との見方も強まっていた。ゴールドマ
ン・サックス(GS)でも、無配は織り込み済みと考えていたため、株価下落はやや過
剰反応で電力株は下げ過ぎと判断しているようだ。ただ、昨日は、クレディ・スイス
(CS)が電力各社は値上げして赤字継続なら資本毀損はむしろ進行と指摘するなど、
電力各社への警戒感は根強く、電力株は戻り売りに押される格好に。

水道機<6403>:239円(同+31円)
急伸。上期営業損益を1.6億円の赤字から4200万円の赤字へ、通期の営業利益予想を
5.3億円から9.5億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。上期までの受
注状況や大型プラント工事の今後の進捗状況などを勘案し、売上高が当初予想を上回
る見込みと。また、原価率の改善が想定以上で推移していることも利益面の押し上げ
要因となっているようだ。

ガンホー<3765>:386000円(同+3000円)
反発。1-9月期営業利益は前年同期から倍増し、20億円弱となったもようだと報じら
れたことが買い材料視されている。「パズル&ドラゴンズ」をはじめ、スマートフォ
ン向けゲームの課金が好調であるほか、パソコン向けオンラインゲームも堅調に推移
したもよう。四季報予想の通期営業利益は15億円が見込まれており、想定以上の好業
績観測報道が前向きに評価されている。

JCOM<4817>:109500円(同-3200円)
売り先行。ジャパンケーブルネット(JCN)と、来秋までに統合することで最終合
意したと報じられている。住友商<8053>とKDDI<9433>は同社を約2200億円で完全
買収し、折半出資の非上場会社とした後に、JCNを約1000億円で買収すると。住友
商とKDDIは同社にTOBを実施する見込みで、買い取り価格は1株当たり11万円
前後となるもようと伝わり、同水準にサヤ寄せの動きへ。

タカラBIO<4974>:767円(同-31円)
3日ぶりに反落。上期営業利益を4.1億円から4.2億円へ、最終利益を2.7億円から3.1
億円へとそれぞれ引き上げたが反応薄。売上高は従来予想をやや下回るものの、原価
率の低下などが利益面の押し上げ要因に。直近ではiPS細胞関連として関心が高ま
っているが、業績面への寄与は先になるとの見方から、足元の業績上振れにも反応は
限定的となっている。

(フィスコ)


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