炭水化物+タンパク質のセットで考えると、コンビニでも買えるバナナと牛乳でも良いのだが、チーズ、ヨーグルト、牛乳の乳製品は脂質も多く含まれるので、毎日の習慣としてはオススメしにくい。同じ量で比べると、ごはんに比べてパンは脂質が俄然、多い。食パンでも31倍、クロワッサンだと89倍もの脂質が含まれている。毎日パン食、の脂質の累積は案外バカにならない。

「デスクで朝ごはん」派に
おすすめの食べ物は?

 さて、超早朝出勤の朝やごはんをチンするのさえ面倒くさい、というとき。デスクで食べるのであれば、おにぎりぐらいならOKだろうが、ゆで卵の殻をむくのもちょっと気が引けるし、卵の殻がむいてあるからといって、朝からオフィスでおでんの匂いを漂わせているのもちょっと感じ悪いだろう。ならば、何を食べればいいのか?炭水化物もタンパク質も選べない、というときには、せめて、マイナスに作用しないものを口にしよう。

 つまり、完璧に食べられなかったとしても、何かしらビタミン、ミネラルとれているよね、というものであってほしいのだ。糖分補給だけで済ますのだけは気をつけよう。おにぎりだけ、では満点ではなくても、マイナス作用はない。でも、お菓子だけ、ではマイナスになる。もちろん、果物だけ、でも構わない。栄養補助食品であげるのであれば、大豆バーなどもたまには良い。そう考えていくと、料理をしない人でも、選ぶものにさえ気を付ければ朝食習慣を身につけることはそんなに難しくない。

 でも、毎日のことであれば、おにぎりをすすめる。もちろん、コンビニでおにぎりを買ってもいいと思う。でも、もしも自分で炊けるのであれば、炊けるときにまとめて炊いて、軽く塩をふって一食分ずつ冷凍して、おにぎりもどきを作っておくと良いだろう。お米1キロに3000円も出す人は滅多にいないと思うが、コンビニおにぎりのお米の重量は、グラム数に換算するとそれぐらい高価なもの。無洗米を買えばお米をとぐ必要はない。炊飯器にお水と一緒にセットする、それだけの時間を使う価値はあると思う。

男性にも増えている便秘
ごはん食で腸内環境を整えよう

 では、炭水化物のシリアルに、タンパク源である牛乳や豆乳をかけて食べるスタイルはどうだろう?以前、メディアの取材記事で、シリアルよりもごはんがおすすめ、とお話ししたら、某メーカーから「先日はわが社の製品について触れてくださってありがとうございました」という内容の文書とともに、シリアルの素晴らしさについて書かれた冊子が送られてきたので、ちょっとびくついてしまうが…日本人なんだもの、ここはやはりごはん食を一押ししたい。