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10月25日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、日本電産、日本橋梁など

シャープ<6753>:159円(前日比-8円)
大幅安で下落率上位。上半期最終損益が4000億円前後の赤字になったもようと報じら
れている。従来予想は2100億円の赤字であった。通期最終損益の市場コンセンサスは
3000億円レベルの赤字であったが、同水準の切り下がりなど想定される状況へ。ゴー
ルドマン・サックス(GS)では来期末の自己資本比率が4%まで低下する可能性が高
まったと指摘、株主資本増強のための増資は不可避としている。

日本電産<6594>:5730円(同+380円)
大幅続伸。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は428億円で前年同期比5%増
益、ほぼ従来予想430億円の水準で着地。一方、通期予想を従来の950億円から800億
円まで、市場コンセンサス900億円レベルを下回る水準まで下方修正している。た
だ、PC需要の低迷による影響懸念などは十分に織り込み済みとの見方から、サプライ
ズが強まるほどでもないようだ。短期的な悪材料出尽くし感が先行する形に。


日本橋梁<5912>:273円(同+34円)
急伸で上昇率上位。特に目立った材料は観測されないが、昨日は宮地エンジ<3431>が
買われ、本日はPS三菱<1871>が人気化など、橋梁関連の材料株が上昇している。きっ
かけは一昨日の横河ブリッジ<5911>の上方修正とも観測される。上半期営業利益を
9.0億円から16.4億円に大幅上方修正しており、他の橋梁関連株にも業績上振れ期待
が波及する格好のようだ。

タツタ電線<5809>:763円(同+23円)
続伸で年初来高値を更新。同社は前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は上半
期が従来予想の18.0億円から30.7億円に、通期では34億円から55億円に増額修正して
いる。スマホ向け材料の需要急増が業績上振れの背景に。好業績期待は高かったが、
第1四半期決算時に続いての大幅上方修正となっており、インパクトは強まる形のよ
うだ。

日本電気硝子<5214>:412円(同-32円)
大幅安で下落率トップ。同社は前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業
利益は90億円で前四半期比で16%増益、会社計画97億円を下回る着地となっている。
また、10-12月期見通しは52-102億円のレンジとしており、中間値は前四半期比で
14%減益となる格好に。市場コンセンサスとの比較では大きな開きがないとみられる
が、足元で期待感が高まった経緯もあるため、コンセンサス下振れがストレートにネ
ガティブに捉えられる形へ。なお、コーニングが決算発表後に大幅安となっているこ
とも警戒視と。

安川電機<6506>:565円(同-21円)
軟調。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も620円から
470円に引き下げている。中国および半導体関連分野の事業の停滞、中期的な成長性
低下のリスクは十分に株価に織り込まれていないと判断しているようだ。事業環境は
改善が進むものの、モメンタムは弱まっていくとしている。

ヤフー<4689>:27860円(同-1420円)
売り優勢で下落率上位。同社は前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業
利益は433億円で前年同期比6.7%増益、会社計画レンジ428-452億円の下限近辺での
着地となった。また、通期では1733-1770億円の見通しを示している。レンジ上限で
も、アナリストコンセンサスを下回る水準のようだ。保守的な計画との見方は多いよ
うだが、一方では足元の広告需要の弱含み傾向も懸念されており、警戒感を強めさせ
る流れにつながる格好へ。

テックファーム<3625>:72800円(同+10000円)
ストップ高買い気配。スマートフォンの非接触通信技術を使った、カジノ向け決済シ
ステムを開発したと報じられたことが材料視されている。チップやコインのやり取り
を、カジノホテル内で使える電子マネーで代替する。貨幣処理機やATMメーカーと
組み、2015年までに米国で事業化し、早期に5億円規模の事業に育てる計画とも伝わ
っており関心が高まっている。

ピーエスシー<3649>:4545円(同+230円)
大幅続伸。今期の営業利益見通しを5.2億円から6.7億円へ、最終利益見通しを3.2億
円から4.1億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。代理店の販売が好
調であるほか、直販では高利益率の確保に向けた販売方針を推進し、ソフトウェアの
販売に注力したことなどが背景。四季報予想の営業利益は5.7億円が見込まれてお
り、想定以上の好決算と捉えられる格好に。

C&R<4763>:33750円(同+2350円)
買い優勢。同社のほか、ACCESS<4813>やイーブック<3658>など、電子書籍関連
の上昇が目立っている。米アマゾンが、電子書籍専用端末「キンドル」を11月19日か
ら日本市場に投入すると発表したことが材料視されているようだ。電子書籍サービス
「キンドルストア」を25日からスタートし、日本語の電子書籍を5万冊、英語などを
含めて140万冊以上を取り扱う見込みで、電子書籍市場の拡大に期待感が高まってい
る。

ユビキタス<3858>:60000円(同-4100円)
下げ目立つ。任天堂<7974>が今期の業績予想を大幅に下方修正したことが、関連銘柄
として位置付けられる同社などの心理的な重しとなっているようだ。任天堂の下方修
正は、海外で「ニンテンドー3DS」や3DS用ゲームソフトの販売が当初想定を下回
ることなどが背景。同社については直近で戻り歩調が強まっていたこともあり、利益
確定売りも膨らむ格好に。

楽天<4755>:752円(同-24円)
さえない。米アマゾンが電子書籍専用端末「キンドル」の投入を発表したことを受け
て、電子書籍端末市場における競争激化懸念が意識されているようだ。また、一部で
は、7月から開始した電子書籍事業で、当初、書籍の品揃えを3万点とうたいながら実
際には2万点だったとして、消費者庁が景品表示法違反で再発防止策などを求める行
政指導を行ったことが分かったとも報じられており警戒感も。


(フィスコ)


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