あなたも恋人に監視されている?
スマホやSNSの浮気チェックが急増

 デジタルツールの発達により、スマートフォンやSNSを活用して浮気をする人が急増していると言われている。身に覚えのある読者もいるかもしれない。そこで気になるのが、自分のパートナーから浮気チェックをされていないかどうかだ。

 浮気調査と言えば、探偵事務所に依頼することを思い浮かべる人も多いと思うが、最近は自前で行なうケースも増えている。実は、浮気でよく使われるのがデジタルツールなら、浮気チェックによく使われるのもデジタルツールなのだ。

 リサーチサービス会社・ネオマーケティングの『ケーターイ・SNSと男女の浮気に関する意識調査』によると、携帯をチェックしたことがある人の中で、SNSなどの使用履歴を浮気調査に利用している一般男女の割合は22.3%。同調査では、恋人からのチェックを逃れるために、「最近では個人ごとにセキュリティ設定を行ない、解除コードを入力しなければ誰も見ることができない“秘密のメッセージをやり取りできるアプリ”なども登場している」と報告している。

 もし恋人が自分のアカウントに無断でログインし、メッセージのやり取りなどを盗み見しているのであれば、非常に問題がある行為だ。しかし、うっかりログインしたままその場を離れている隙にチェックされたというトラブルは実際にある。さらに、そこまでしなくても、恋人によって自分の行動を監視されてしまう方法がデジタルの普及によって増えているのだ。

 そこで今回は、デジタル化する浮気チェックの実態と、その具体的な方法を調べてみた。

 最初に断っておくが、パートナーとの信頼関係を壊す浮気は、決して推奨されるべきものではない。実際に浮気をしている人が、デジタルツールを使った浮気チェックの現状を知ることで、自分の行動を顧みるきっかけになれば幸いだ。浮気とは縁がない人の中にも、「いつ恋人にチェックされているかわからない」と気になっている人が多いと思うため、実態を知っておいても損はないだろう。

 まず、典型的なのが、恋人にSNSの書き込みをチェックされ、浮気を見破られるパターンだ。実際に恋人のSNSをチェックしている人々は、こう明かす。