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10月26日 17時5分
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フィスコ

ファナックやキヤノンなど

<6954>  ファナック  12570  -400
売り優勢。前日に発表した第2四半期の決算内容がマイナス視されている。営業利益
は1019億円で前年同期比12.6%減益、従来計画の1130億円を下回る着地に。また、通
期予想は2050億円、前期比7.6%減益と示しており、市場コンセンサスの2200億円程
度を下回る格好から、ネガティブに受け止められている。注目される受注高も、7-9
月期は前四半期比13%減と2ケタの減少になっている。なお、UBSでは投資判断
「セル」を継続で、目標株価は10000円から8000円にまで引き下げている。短期的に
株価プレミアムは剥落の方向へと。
<7751>  キヤノン  2560  -85
売り優勢。前日に第3四半期の決算を発表、通期予想も下方修正しており、嫌気売り
が先行する格好になっている。7-9月期の営業利益は709億円、前年同期比42%減とな
り、市場コンセンサスを150億円強は下回っている。通期では3900億円から3560億円
に下方修正、こちらも150億円程度コンセンサスを下回っているが、7-9月期の未達幅
が大きく、更なる下振れ余地を警戒視も。主力事業が軒並み低迷する状況となってい
る。

<6753>  シャープ  166  +6
大幅反発。一部報道では、米国のIT、パソコン大手など複数社から出資を受ける資
本提携を目指していることがわかったと伝わっている。鴻海との出資交渉が滞ってお
り、別の相手先を探る必要があるとの判断のようだ。米HPやインテルのほか、マイ
クロソフトやグーグル、アップルなどを想定しているもよう。出資交渉の進展ととも
に、増資懸念の低下やビジネスチャンスの広がりなどが期待される状況にも。

<6502>  東芝  283  -6
軟調。上半期営業利益は前年同期比1割減の700億円前後と、従来予想の900億円を下
回ったもようとの観測報道が伝わっている。注目されるNAND型フラッシュメモリ
ー事業は7-9月期に黒字転換したものの、前半の不振などは補えなかったもようだ。
ただ、アナリストコンセンサスとは同水準とみられ、ネガティブな反応は限定的にと
どまっている。

<6857>  アドバンテスト  987  +34
大幅反発。前日に発表した上半期業績では、営業利益は33.7億円となり、従来予想レ
ンジ30-60億円の下限近辺での着地となった。通期予想も従来のレンジ120-200億円か
ら、60-160億円に下方修正している。株価と連動性の高い受注動向も、7-9月期は253
億円とガイダンスの288-338億円を下回っている。ただ、10-12月期は250-300億円、
1-3月期は400-450億円程度をイメージしているもようであり、受注の底打ち期待が先
行する展開になっているもよう。

<6727>  ワコム  213200  +22700
大幅高で5月2日の年初来高値を一気に更新する。上半期決算と同時に発表した中期計
画が買い材料視されている。「新中期経営計画WPA1215」における数値目標とし
て、16.3期までに売上高1200億円以上、売上高営業利益率15%以上を目指すなどとし
ている。16.3営業利益は191.6億円を計画、今期予想66億円との比較で高い成長力が
意識される格好に。

<7951>  ヤマハ  717  -62
大幅安で下落率上位。上半期業績の下方修正発表がネガティブ材料視されている。営
業利益は従来予想の85億円から68億円に下方修正、楽器事業の販売下振れが主因とな
っているようだ。第1四半期は37%の営業増益となり、上半期予想を上方修正してい
ただけに、期初予想比でも下振れとなる今回の下方修正にはネガティブなインパクト
が強まる格好へ。

<8056>  日本ユニシス  574  +35
買い先行。前日に上半期業績予想の修正を発表している。営業利益は従来予想の26億
円から42億円に増額、最終損益は14億円の黒字から26億円の赤字に減額修正してい
る。保有株式の評価減51億円計上が最終損益下振れの背景だが、特損の発生はすでに
織り込み済みとなっており、本業ベースの上方修正を評価する動きが先行。金融機関
からの需要回復傾向が鮮明化してきているようだ。

<7868>  廣済堂  303  +57
急伸で上昇率トップ。上半期収益予想を上方修正しており、物色の手掛かり材料とな
っている。営業利益は15.5億円から16.5億円に、最終利益は4.5億円から7.5億円に上
方修正へ。東北を中心に全国的に、求人需要が堅調に推移しているもよう。営業利益
の上振れ幅は限定的であるものの、仕手性の強さなどから短期資金の関心は高まりや
すいもようだ。

<4201>  日本合成化学工業  506  +40
上方修正発表後に急伸で上昇率上位。上半期営業利益は45億円から54億円に、通期で
は96億円から109億円、前期比53%増益に上方修正している。上半期は第1四半期決算
発表時に続いての上方修正に。偏向板向け電子材料「OPLフィルム」などの販売増
が収益上振れにつながる形。前日にも、シャープ<6753>や日電硝子<5214>など液晶関
連の一角で業績悪化が顕在化する流れとなっており、やや足元では業績面への警戒も
強まっていたとみられる。

<6504>  富士電機  161  -13
大幅安で下落率上位。前日に上半期の決算を発表している。営業損益は54億円の赤字
で前年同期からは約2億円の改善、従来予想は55億円の赤字であり、計画どおりの着
地となる格好に。ただ、第1四半期は前年同期比15億円の改善になっていたため、上
半期は上振れの着地を見込む向きが多かったと見られる。据え置きとした通期計画の
達成には不透明感が強まる状況にも。

(フィスコ)


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