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三谷流構造的やわらか発想法

「身の回り」データからの発想(3)
~SNSはわれらに何を与えるのか

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第46講】 2012年10月30日
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東日本大震災直後のSNS躍進

 今日(2012年10月30日)は、東日本大震災からちょうど600日目です。

 東日本大震災で最も活躍したITサービスはTwitterやFacebookであり、Googleでした。Googleが震災後、即日立ち上げた消息確認システム「Person Finder」は、60万件以上の消息情報を集め、提供しました。NHKや新聞社等大手メディアが自社に寄せられた安否情報をGoogleに提供したことも画期的でしたが、各避難所に張り出された手書きの情報が草の根(ユーザー自身)で電子化されたことも大きな成果につながりました。

 一方、Twitterは、それそのものが草の根の塊で、種々雑多な情報がネット上を縦横無尽に駆け巡るための、もっとも効果的なツールとなりました。震災の月に、ユーザー数(PC使用)は一気に4割弱増え、1757万人となりました(ニールセン調べ。データは「in the loop」より)。

mixi, Twitter, Facebook 2011年3月最新ニールセン調査 ~ 震災の影響でソーシャルメディア利用者が急増。Facebookは760万人超え

 Facebookも映画公開(2011/1/15)以来の伸びを維持し、ユーザー数を766万人にまで伸ばしました。これら躍進の本当の要因は、いったいなんだったのでしょうか。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

「三谷流構造的やわらか発想法」

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