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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ジョージ・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」】
クラシックとジャズが運命的に出会い
激しい恋に落ちて誕生した音楽の結晶

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第45回】 2012年11月1日
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 今週の音盤はジョージ・ガーシュイン作曲「ラプソディ・イン・ブルー」です(写真は作曲者ガーシュイン自身の自作自演盤)。

 「ラプソディ・イン・ブルー」は、クラシックとジャズという出自の全く異なる音楽が運命的に出会い、激しい恋に落ちて誕生した音楽の結晶です。20世紀のアメリカゆえの奇跡でしょう。

 などと堅苦しく言うまでもなく、最近では「のだめカンタービレ」でも使用さたので(そうとは知らず)聞いた人も多いでしょう。“のだめ”が通う音大の学園祭で、マングースの着ぐるみを纏(まと)った“のだめ”がピアニカを弾く(吹く?)場面で演奏されていたのが「ラプソディ・イン・ブルー」です。クラリネットのパートを敢えてピアニカで演らせたあたりに、茶目っけと音楽愛を感じたものでした。

 また、少し古くなりますが、ウディ・アレンが監督・脚本・主演した映画「マンハッタン」でも主題曲として、映画を彩っていました。全体がモノクロームで、いかにもニューヨークという物語でした。映画の冒頭、セントラルパーク越しに見える摩天楼の全景に「ラプソディ・イン・ブルー」が流れる場面はとても印象的で、この導入で映画の全体的なトーンが決りました。

 他にも様々なTVコマーシャルやショー等で使用されています。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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