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11月2日 17時2分
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フィスコ

ソニーやシャープなど

<6758>  ソニー  934  +19
大幅反発。前日に発表した決算内容が、相対的な買い安心感を誘う格好となっている
ようだ。上半期営業利益は365億円で前年同期比41.2%増益、通期予想は売上高のみ
下方修正で、収益営業利益は1300億円で据え置きとなっている。追加の資産売却益計
上などが下支えにはなるもようだが、パナソニック<6752>やシャープ<6753>との比較
では底堅さが意識される状況となり、昨日警戒感が先行した反動も強まる形へ。
<6753>  シャープ  165  -4
売り先行。前日に上半期決算を発表、収益水準は従来予想を下振れての着地となり、
通期予想も下方修正、最終損益は2500億円の赤字予想から4500億円の赤字へと減額修
正している。前日に観測報道が伝わっていたことで、決算数値にはインパクトがない
ものの、継続企業の前提に関するリスク注記などは、警戒感をより強めさせる流れに
はつながっているようだ。鴻海との資本提携に関する不透明感、今後の資本増強策の
必要性などに対する警戒感も拭えず。

<7731>  ニコン  1928  -125
大幅安で下落率上位。前日に上半期の決算を発表、通期予想の想定外の下方修正が売
り材料に。上半期実績営業利益は371億円で前年同期比39%減益、従来予想の340億円
を上振れる着地となった。一方、通期予想は従来の850億円から720億円にまで下方修
正、市場コンセンサスは会社計画を上回る900億円レベルであったため、失望感が強
まる状況のようだ。半導体製造装置関連分野の下振れが背景と見られる。

<4062>  イビデン  916  -86
実質下落率トップ。昨日の決算発表銘柄の中ではネガティブなインパクトが強かった
と捉えられる。上半期営業利益は61.2億円で前年同期比6%減益、従来計画の70億円
は下回っている。また、通期予想は従来の180億円から65億円にまで大幅下方修正し
ている。MPUパッケージの需要減の影響などから、通期計画の下振れは想定されて
いたが、コンセンサスは160億円程度であったと見られ、想定以上の下振れになる格
好。

<6448>  ブラザー  803  +58
急伸で上昇率上位。前日に上半期決算を発表、通期予想を下方修正しているが、当面
の悪材料出尽くし感が先行する状況になっているもよう。営業利益は上半期が196億
円で前年同期比25%減益、通期予想は従来の340億円から300億円に下方修正してい
る。実績値はコンセンサスを20億円程度下回ったが、通期予想の下方修正値はほぼ市
場予想レベルであり、過度な警戒感が後退する状況となっている。

<6302>  住友重機  306  +19
強い動きが目立つ。前日に上半期の決算を発表、営業利益は174億円で前年同期比
19%減益、従来予想の135億円を上回っている。通期予想は320億円、前期比32%減益
見通しを据え置いている。第1四半期決算時の下方修正が保守的過ぎたとの見方もあ
るようだが、通期予想下振れの可能性は低下したとして、買い戻しの動きなどが先行
する展開になっている。

<9437>  NTTドコモ  116300  -900
上値重い展開に。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」から
「ニュートラル」に格下げ、ネガティブな材料につながっている。CSでは、LTE/
スマートフォン化のポジティブな流れを、緩慢な経営判断などから享受しきれていな
いことをネガティブと評価、移動体通信株8年サイクルに基づく通信株総強気推奨か
ら除外するとしている。当面は、配当利回りだけが頼みの綱の低ボラティリティ株価
が予想されると。

<1924>  パナホーム  527  +29
買い先行。野村が目標株価600円継続で、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」
に格上げしていることが見直しの動きにつながる。健全な財務体質が毀損するリスク
は小さく、株価のディスカウントは大きすぎると指摘している。パナソニック<6752>
の業績不振に伴って、グループ内における存在感も相対的に増してきていると。

<5208>  有沢製作所  227  +31
上昇率トップ。前日に上半期の決算を発表、経常損益は2.6億円の黒字となり、従来
予想の4.3億円の赤字を上振れる着地に。また、通期予想も6.5億円の赤字から一転し
て1.5億円の黒字に上方修正している。ちなみに、期初の通期予想は8億円の赤字見通
しであった。過度な損失計上に対する警戒感を受けて、0.2倍台にとどまっている低
PBR水準是正の動きなどに期待も高まる状況へ。

<3401>  帝人  176  -11
後場は伸び悩む展開となる。前引け後に上半期の決算を発表、通期予想を下方修正し
ている。営業利益を350億円から250億円に、最終利益を120億円から30億円に減額修
正へ。世界的な景気停滞に伴う需要の低迷が下方修正の背景。年間配当金は従来予想
の6円から4円に引き下げている。通期営業利益の市場コンセンサスは270億円程度で
あり、同水準も下回る下方修正を嫌気する格好に。

<3861>  王子HD  245  +13
業績予想の下方修正を発表したが、その後も上げ幅を広げる動きとなっている。上半
期営業利益を従来予想の300億円から219億円に、通期では680億円から580億円に下方
修正している。洋紙、板紙・段ボール需要の低迷に伴う販売数量の減少が響く形に。
ただ、市場コンセンサスは615億円程度と、業績の下振れは相当程度織り込まれてお
り、目先の悪材料出尽くし感につながっているようだ。

(フィスコ)


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