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沖縄でANAとヤマトが連携
国際宅急便の運命共同体

週刊ダイヤモンド編集部
2012年11月8日
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 「これでアジアへの宅急便も翌日配送が可能になる」(木川眞・ヤマトホールディングス社長)

那覇空港の貨物ハブの稼働は深夜。1時半を過ぎると貨物便が続々と到着する Photo by Ayako Suga

 ヤマト運輸が11月15日から那覇空港を拠点とした国際宅急便に乗り出す。那覇空港を貨物輸送のハブ(拠点)とする全日本空輸(ANA)と連携するもので、24時間通関などにより、これまでは3日かかっていた国際輸送で翌日配送が可能になる。

 ヤマトとANAは、今回の提携に大きな期待を寄せる。というのも、事業展開から3年を経た現在もANAの「沖縄貨物ハブ」は赤字だからだ。

 ANAが沖縄貨物ハブ構想を持ったのは、山元峯生・前社長(故人)時代の5年前のこと。旅客輸送の国内線、国際線に次ぐ第3の柱として、貨物事業の育成を狙ったものだった。

 当時、ANAは拠点を関西国際空港と那覇空港のどちらに置くか検討を重ねたが、沖縄県の経済的インセンティブとアジアに近いという地理的条件で那覇に決めた。

 5年前は、ソニーやシャープといった国内家電メーカーの液晶パネル生産の絶頂期。空輸便での輸出も盛んだった。

 ところが、リーマンショック後、貨物需要は落ち込み、家電メーカーの置かれた環境は激変した。このため、当初の計画より沖縄貨物ハブの黒字化は遅れている。ANAの伊東信一郎社長は、「来年度には黒字にしたい」と意気込む。

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