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11月9日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、NTT、NECなど

グリー<3632>:1447円(前日比+33円)
買い先行の展開。前日に、ヤフー<4689>と包括的な業務提携で合意と発表、評価材料
視する動きが優勢となっている。国内最大のポータルサイトのトップページにリンク
が貼られることによる集客効果で、ゲーム利用者数の増加につながるとの期待感が先
行へ。なお、ヤフーとDeNA<2432>の関係には影響を及ぼさないとされているものの、
DeNAは売りが先行する格好に。

NTT<9432>:3750円(同+175円)
朝方から強い動きが目立つ。前日の決算発表を通過して、目先の悪材料出尽くし感が
優勢となる展開に。上半期営業利益実績は6630億円で前年同期比3.3%減益、通期予
想は1兆2800億円から1兆2000億円に下方修正だが、NTTドコモ<9437>が通期予想を
9000億円から8200億円に下方修正していたため、それ以外は据置の状況とノーサプラ
イズ。継続した自社株買いの実施などに対する期待感が優勢となっていく格好に。


NEC<6701>:143円(同-10円)
大幅下落。NTT<9432>が前日に決算を発表、設備投資の削減計画も併せて発表してい
る。これに伴い、通信機器大手の同社には悪影響が強まるとの見方が優勢になってい
るようだ。なお、シティでは、今期営業利益の6割強を国内通信機器で稼ぎ出すとみ
られることで、事業環境悪化リスクを注視する必要があると指摘。

ネクソン<3659>:770円(同-146円)
急落で下落率トップ。同社は前日に7-9月期の決算を発表、営業利益は100億円で前年
同期比8.4%減益、前四半期比でも6%の減益となっている。通期予想は従来予想の
471億円から444-473億円のレンジへと下方修正している。韓国事業の低迷が続いてい
ること、買収に伴うのれん費用の発生などが背景に。加えて、韓国子会社が電気通信
事業法違反の疑いで書類送検されたとの発表もネガティブ視。

ディスコ<6146>:3970円(同+195円)
大幅反発。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は75億円で前年同期比8.6%
増益、従来予想の72億円を上振れた。一方、通期予想を136億円から100億円に下方修
正している。ただ、同業他社が相次いで下方修正しており、短期的なアク抜け感にも
つながる格好のようだ。また、モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコー
ルウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げしており、評価を高める要因にも。
10月受注はほぼ横ばいと底打ちの兆しが感じられるとの指摘。相対的な受注の堅調推
移が見込めること、株価下落による相対的な魅力度の高まりを評価と。

ツムラ<4540>:2705円(同+170円)
大幅高で上昇率上位。同社は前日に決算と中期計画を発表、上半期実績、通期予想、
中計目標ともにコンセンサスを上回るものとなっている。足元の好業績は織り込み済
みで、出尽くし感も警戒されていたが、中期成長期待の高まりなど評価は一段と向上
する格好に。モルガン・スタンレー(MS)では3100円に、JPモルガン(JPM)では
3300円に、三菱UFJでは3400円に、それぞれ目標株価を引き上げている。


トランスG<2342>:43000円(同-8600円)
大幅続落。今期の営業損益見通しを2000万円の黒字から3000万円の赤字へ、最終損益
見通しを1400万円の黒字から5500万円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気さ
れている。受託獲得は順調に推移しているものの、製薬企業の委託費用の圧縮や公的
研究費予算執行の遅れが重しに。今期以降の黒字転換に期待感が高まっていたが、赤
字継続見通しとなりネガティブなインパクトが強まる格好に。

ファンコミ<2461>:169100円(同+7300円)
反発。1-9月期営業利益は前年同期比18%増の15.6億円となり、堅調な内容となった
ことが好感されている。7-9月期営業利益は6.5億円で、直前四半期の5.0億円から順
調に拡大。通期計画の18.0億円は据え置かれたものの、第3四半期までの進捗率は約
87%となり、上方修正期待も先行へ。モバイル向けを中心に、主力のアフィリエイト
広告サービスが好調に推移しているようだ。

ガンホー<3765>:449000円(同+32000円)
買い先行。1-9月期営業利益は前年同期比2.5倍の24億円で着地。事前の観測報道では
20億円弱になると伝わっており、想定以上の好決算として評価されている。主力の
「ラグナロクオンライン」が堅調に推移しているほか、スマートフォン向けパズルR
PG「パズル&ドラゴンズ」など、スマートフォン向けゲーム課金の好調が追い風
に。

モブキャスト<3664>:2127円(同+55円)
しっかり。岩井コスモが投資判断「A」を継続し、目標株価を2500円から3000円へと
引き上げたことが好感されている。1-9月期営業利益の進捗率が低かったことで決算
発表後は急落となったが、会社計画程度での着地でありネガティブに捉える必要はな
いとコメント。また、ジャイアンツ優勝効果などで、足元の課金売上高は急増してい
るとも。なお、本日は同社のほか、サイバーエージ<4751>やエイチーム<3662>など、
ソーシャルゲーム関連が堅調推移となっている。

エムアップ<3661>:2115円(同-193円)
下げ目立つ。4-9月期経常利益は3億円程度となったようだと報じられている。新たな
アーティストのサイト運営権を取得し新規会員の獲得につなげたほか、スマートフォ
ン用のサイト開設を進め、既存会員の減少も小幅に留まったと。会社側では上期の業
績予想を公表していないが、四季報予想では3.2億円が見込まれており、想定線との
見方から材料出尽くし感が意識される格好に。

(フィスコ)


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