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11月12日 16時52分
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海運セクターやマツダなど

海運セクター
業種別では上昇率2位。週末に発表された中国の10月貿易収支は320億ドルの黒字、前
月の277億ドルから拡大して市場予想の270億ドルも上回っている。輸出入ともに前年
同月比で増加、中国の貿易量の回復期待などが先行する展開のようだ。また、コンテ
ナ運賃の反発報道、バルチック指数の上昇なども支援材料につながる。
<7261>  マツダ  106  +1
買い先行。トヨタ<7203>と生産協力、メキシコに建設する新工場で年5万台程度のト
ヨタブランド車を生産すると伝わっている。同社にとっては、ブラジルの保護貿易の
影響に伴う余剰能力の解決が課題とされてきただけに、メリットが大きいとの見方が
優勢になる。実際の生産は2015年とされ、業績寄与などは先の話となるものの、株式
市場では想定されていなかった展開とみられ、ポジティブな反応が先行している。

<5541>  大平洋金属  248  -15
売り優勢。先週末に上半期の決算を発表、実績値、通期予想ともに先の修正値水準で
インパクトはないものの、業績下振れ懸念など強まる格好で、見切り売りが優勢とな
っている。大和では、下期のニッケル価格前提が楽観的過ぎで計画達成は難しいと指
摘、通期営業損益は会社計画2.7億円の黒字に対して、5億円程度の損失とみているも
よう。

<8332>  横浜銀行  378  +16
大幅高。先週末に上半期の決算、並びに自社株買いを発表、評価材料につながってい
る。発行済み株式数の2.22%に当たる3000万株が取得上限、取得期間は11月15日から
来年1月31日までとしている。当面の需給改善を期待する動きが優勢に。なお、決算
に関しては、通期純利益を550億円の従来予想から560億円に上方修正しているが、イ
ンパクトは限定的のようだ。

<8473>  SBI  574  -15
続落。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「アン
ダーウェイト」に格下げ、目標株価も660円から550円に引き下げている。評価損益や
一過性の損益を除いた実質利益は第1、第2四半期ともにほぼゼロ水準と推定され、現
状の市場環境では短期的にこの実質利益が回復する見通しは立てにくいと懸念してい
るもよう。

<6640>  第一精工  1186  +165
大幅高で上昇率2位。先週末に発表した第3四半期の決算内容が評価材料に。累計営業
利益は10.6億円、通期予想に対する進捗率は66%にとどまる状況へ。ただ、1-3月期
1.3億円、4-6月期1.8億円に対して7-9月期は7.4億円、収益の底打ち期待が高まる状
況となっているもよう。また、SMBC日興証券が投資判断を新規に「A」、目標株
価を1300円と設定していることもプラス材料視へ。

<6707>  サンケン電気  252  +22
急伸で上昇率上位。先週末に上半期の決算を発表、営業利益実績は18.9億円で前年同
期比46%増益、従来予想の22.0億円を下回った。通期予想は74億円の従来予想から60
億円に下方修正している。ただ、もともとの見通しは楽観的とされており、下方修正
値は通期の市場予想水準となっている。出尽くし感が先行しているほか、メリルリン
チ(ML)ではパワー半導体の収益力を評価などと判断している。

<6310>  井関農機  189  +6
堅調。先週末に発表した好決算がストレートに評価される展開へ。上半期営業利益は
41億円で前年同期比56%増益、従来予想の28億円を大幅に上回っている。通期予想も
従来の46億円から55億円、前期比30%増益の水準まで上方修正している。施設工事な
どの売上増加、粗利益率の改善などが業績上振れの背景に。営業増益率は4-6月期の
前年同期比52.6%増に対して、7-9月期も同56.8%増と大幅増益基調が継続の格好
に。

<7915>  日本写真印刷  629  +64
急反発。先週末に決算を発表、通期予想を大幅に下方修正しているものの、目先の悪
材料出尽くしと受け止められているようだ。上半期営業損益は50.8億円の赤字、従来
予想50億円の赤字水準での着地となった。一方、通期予想は38億円の赤字予想から94
億円の赤字に下方修正へ。従来型静電容量タッチパネルや産業資材需要の低調、新型
静電容量タッチパネルの生産能力増強など先行費用の負担などが下方修正の背景に。
通期下方修正値はコンセンサス水準も下回るが、設備投資の前倒しなどにみられるよ
うな手元流動性の向上などはポジティブ視される。

<4201>  日本合成化学工業  602  +35
しっかり。タッチパネル向け軽量樹脂シートの生産能力を5倍に引き上げるとの報道
が伝わっている。スマホの素材分野では、技術力の高さを背景に日本勢の攻勢が目立
っているとされ、同社に関しても、同分野での成長期待などを高める動きが優勢に。
本日の報道では数社が取り上げられているが、なかでも業績インパクトの大きさなど
が期待される状況のようだ。

<1803>  清水建設  239  -8
決算発表後に軟化。上半期営業利益は42.6億円、前年同期比58%減で従来計画45億円
水準での着地となった。一方、通期予想は215億円から145億円に下方修正、市場予想
はほぼ会社計画線上であったなど、比較的下振れ懸念は乏しかったともみられ、ネガ
ティブな反応が先行している。建設事業の工事採算が想定を下回ることが背景。 

(フィスコ)


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