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中谷彰宏の人生道場

話の中身より、相手に気を飛ばす。

~ なぜあの人は人前で話すのがうまいのか No.001 ~

中谷彰宏 [作家]
【第1回】 2007年10月22日
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『中谷彰宏の人生道場』テーマ第一弾は、「話し方」です。自分の思ったことをわかりやすく伝えたり、相手を説得したりするためにはコツがあります。多数の講演をこなしてきた中谷彰宏が、自身の経験を活かし、「話し方」の極意を公開します。

 

話の中身より、相手に気を飛ばす。


 ほかの人ができて自分にできていないことを、指摘される前にモニタリングできることによって、毎日成長できます。

 たとえば、20人を前にして、うつむいて「私は……」というのも自己紹介です。聞いている人を見ながらでも、上を見ながら話しても自己紹介です。相手が100人、1000人、1万人の中でやっても、1対1でも、うつむくと意識が下に落ちます。

 コミュニケーションは相手に気を飛ばす作業です。表情を出すためには、まず誰に向かって話しているのかを明確にすればいいのです。

 また、1分の自己紹介で笑いをとれる人と、ただ淡々とまじめな話だけで終わる人がいます。そこにダジャレやギャグが入っているから笑うのではありません。コミュニケーションがとれてリラックスできた瞬間に笑いが起こるのです。

 語り手は落ちついている必要があります。語り手がおどおどしながら言うダジャレは最も情けないです。生徒に支持されない学校の先生で、笑いをとろうとして生徒に見放され、どんどんひかれている形です。

 笑いをとろうとしてあせると、はずします。あたふたしないことです。そのためには、複数の相手でも全員を見ながら話せることが大切なのです。

 

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中谷彰宏 [作家]

1959年4月14日、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。ベストセラー「面接の達人」シリーズを含め、著書多数。中谷彰宏公式ホームページ
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