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11月26日 11時36分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、ソニー、ルネサスなど

トヨタ<7203>:3590円(前日比+75円)
買い優勢。為替の円安反転をきっかけとした見直し買いの動きが、同社など自動車部
品株には続く状況のようだ。BNPパリバでは自動車セクターの投資判断を「中立」か
ら「強気」に格上げ、個別では同社と日産<7201>の投資判断を「ホールド」から「バ
イ」に格上げしている。為替水準の安定は、各社の企業努力が株主にきちんと還元さ
れることを意味するとも指摘。なお、90円/ドル近い水準に達する場合は、とりわけ
同社が注目を集める可能性が高いとも。

ソニー<6758>:824円(同-10円)
売り先行。先週末にフィッチが、格付けを「BBB−」から「BB−」に3段階、投機的水
準に格下げすると発表している。先行きの資金調達の幅が狭まるなどといった懸念が
強まる状況になっているようだ。同様に、フィッチが「BB」に2段階格下げしている
パナソニック<6752>も上値の重い展開に。ともに、米国のクリスマス商戦に対する期
待感なども波及せず。

ルネサスエレクトロニクス<6723>:320円(同+31円)
急伸で上昇率上位。産業革新機構などの買収計画に関して、主要株主3社と最終合意
したと報じられている。年度内にも新生ルネサスが誕生するもよう。既存株主にとっ
ては株式価値の希薄化につながるものの、新株主主導での再建期待が優勢となる状況
に。主要取引先も株主になることで、仕事量の確保やビジネスチャンスの拡大なども
想定される格好へ。方向性は定まっていたと見られるが、再建進展の確認を好感する
動きとなっているようだ。

第一三共<4568>:1268円(同+1円)
切り返すも上値は重い。子会社であるインドの製薬会社ランバクシーの株価が先週末
に3%以上の下落となっている。「リピトール」のジェネリックのリコールを発表し
たことが響いているもよう。ガラスの小粒子が含まれている恐れがあるためとしてい
る。ランバクシーは「リピトール」のジェネリックの最大の供給業者であるが、今後
のシェア低下などに対する影響が警戒されているもようだ。

ニプロ<8086>:619円(同+51円)
急伸。iPS細胞などを再生医療向けに培養する装置を開発したと報じられている。再
生医療を手掛ける医療機関や大学の利用を睨んで、2年後の実用化を目指すとしてい
る。再生医療関連銘柄として注目度が高い銘柄だが、一段とその位置づけが高まる状
況へとつながる格好にも。

DeNA<2432>:2672円(同+51円)
しっかり。ミクシィ<2121>との業務提携を発表。開発基盤を共通化した「mixiゲー
ム」スマートフォン版のソーシャルゲームプラットフォームを共同運営していく。
「mobage」と「mixi」では主要なユーザー層が異なるとみられ、同社にとっては、タ
イトルの拡充や提供先の拡大が期待できるとの見方が先行へ。全般的に内需株に資金
が向かいにくいなかも、買い先行の展開となっている。

ミクシィ<2121>:166500円(同+8500円)
買い先行。DeNA<2432>とソーシャルゲーム事業で提携すると発表したことが材料視さ
れている。2013年春をめどに、ソーシャルゲームプラットフォーム「mixiゲーム」ス
マートフォン版のリニューアルを行い、「Mobage(モバゲー)」上のゲームを「mixi
ゲーム」にも配信できるように開発基盤の共通化を実施する。なお、GSでは、業務
提携は両社にポジティブだが、現時点では業績予想への影響は大きくないと判断して
いるようだ。

エイチワン<5989>:800円(同+30円)
買い優勢。同社やジーテクト<5970>など、自動車部品関連の一角が堅調推移。東証1
部市場ではトヨタ<7203>やホンダ<7267>などの完成車メーカーのほか、自動車部品関
連にも幅広く見直しの動きが見られており連れ高の流れへ。また、同社については、
今期予想PERが3倍台、PBRは0.5倍台に留まり、バリューエション面での出遅れ
感なども意識される状況に。

サムティ<3244>:37400円(同-2200円)
大幅続落。今期営業利益見通しを35億円から17億円へと大幅に下方修正したことが嫌
気されている。下期に見込んでいた商業ビルなど販売用不動産の売却が来期以降にず
れ込むことが背景で、売上高見通しについても200億円から108億円へ大幅に下振れ
へ。なお、賃貸用物件の売却に伴う特別利益の発生によって、最終利益見通しに変更
はない。

メイコー<6787>:666円(同+10円)
3日続伸。ベトナム工場のプリント基板の生産能力を2倍に引き上げると報じられたこ
とが買い材料視されている。中国・広東省の広州工場と湖北省の武漢工場から一部生
産設備を移し、スマートフォンや自動車向けに販売すると。また、ベトナムでの売上
高を、11年度の5億円から13年度までに約140億円まで引き上げる方針とも伝わってい
る。

楽天<4755>:645円(同-5円)
4日続落となり、分割考慮後の年初来安値を更新。東証1部市場では円安進行を追い風
に、景気敏感株を中心に年初来高値を更新する銘柄が目立つ一方、同社などのネット
関連株は軟調で内・外需リバランスの動きが強まる状況となっている。なお、マザー
ズ市場ではサイバーエージ<4751>などの上値が重く、マザーズ指数は先週末比でほぼ
横ばい水準での推移に。

(フィスコ)


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