間違った「時間の使い方」は取り返せない

*S君の就職活動の流れ

【10〜11月】
  10月に就活を始めた。時期としては少し早いくらいだ。
  最初、何となく自己分析を始めたが、書いている内容が正解か不正解か分からずに途中でやめてしまった。就活に対する焦りは何となくあったのでSPIの勉強だけはしっかりやった。

【12月】
  就職サイトがオープンし、説明会の予定をどんどん入れた。忙しくなったので「就活をやっている感」は強くあった。
  ESを公表する企業も出てきて「そろそろ書かなきゃ」とは思うものの、「まだ志望業界も決まっていないし」「書き始める前にもう一度自己分析をしておきたい」といった理由で先延ばしにした。
  あっという間に年末になり、年末は何かと予定が入ってゆっくり腰を据えてESを書く時間を持つことができなかった。

【1月】
  下旬になると、早い会社のES〆切が始まった。結局、「なにを書いたら良いか分からない」と混乱したまま〆切前日になってしまい、やっつけ仕事のように提出。先延ばしにしていた「業界研究」「自己分析」をしっかりやる時間もなくなってしまった。

【2〜3月】
  30社エントリーしたので、2日に1本以上のペースでESを仕上げなければいけない。それでも、企業説明会、OB訪問、業界研究、リクルーター面接、 バイト、サークルと他にもやることが一杯あったので「なんとかこなす」感覚で就活を進めた。30社中20社がエントリーシートで落とされ、10社通過して 面接に呼ばれた。

【4月】
  面接で自己PRや志望動機を聞かれても、ESで書いた「自己PR(300文字)」「志望動機(300文字)」よりも内容のあることが言えず、書いたことをそのまま喋るだけになった。ほとんど1次面接で敗退、残された数社も2次面接で落とされた。自分なりに頑張って就活をやってきたつもりだったのに、結 果が出なかったことに落胆した。


  …ここまで見てきて、なぜS君はうまくいかなかったか分かっただろうか?
  ポイントをまとめてみよう。