最新株式ニュース
11月28日 11時36分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、東芝、ルネサスなど

ファーストリテイリング<9983>:18460円(前日比+80円)
堅調。景気敏感株や輸出関連株が一服する中、内需関連の代表格として資金の受け皿
としても期待されている。気温低下などを背景に、衣料品各社の11月月次動向は総じ
て好調、来週発表になる同社の動向に対しても期待感が先行する格好のようだ。ちな
みに、11月のボリュームは大きく、業績インパクトにもつながりやすいとみられる。


東芝<6502>:279円(同-11円)
売り先行。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェ
イト」に格下げ、目標株価は290円を継続している。NAND事業の短期、中期の不透明
感やバランスシートリスクを考慮して、大手産エレ4社のなかでは最下位の選考順位
と捉えているもよう。NAND価格は短期的に弱含みで推移すると予想、加えて、競争環
境が緩和する兆しが見られないことも懸念材料と。円安一服などで、全般的に輸出関
連株が売り先行となっていることも逆風。

ルネサスエレクトロニクス<6723>:302円(同-20円)
下げが目立つ。産業革新機構の買収最終合意報道を受けて、一昨日は急伸となったも
のの、前日からは一転して大幅な希薄化懸念が強まる状況となってきている。本日は
JPモルガン(JPM)の投資判断格下げが観測されている。新株発行数は10億株強で現
在の発行済み株式数の2倍強になると試算、希薄化リスクを考慮するとして「ニュー
トラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も300円から200円に引き下げ
へ。

日本電気硝子<5214>:468円(同+11円)
買い優勢の展開。米コーニングが第4四半期の数量見通しを引き上げ、株価は約7%の
大幅高となっており、同社や旭硝子<5201>などは液晶ガラス関連の一角として連れ高
する展開。液晶テレビやその他のデバイスの需要が北米と中国で想定以上に強く、サ
プライチェーンの見通しは改善していると。従来の1ケタ台前半の減少見通しから、1
ケタ前半の増加見通しに変更のようだ。

オリジン電気<6513>:394円(同+30円)
急伸で上昇率上位。MDP(ディスプレイ貼り合わせ装置)の拡大期待が高まる展開に
なっているもよう。いちよしでは、スマホの新機種向けディスプレイに採用されたこ
とで、今上期の売上高は急拡大、上期末の受注残も豊富に残っていると指摘してい
る。また、来期に向けては、タブレット端末向けの採用も期待できるとみているよう
だ。

東急不動産<8815>:482円(同+8円)
しっかり。みずほでは投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も440円
から560円に引き上げている。みずほでは、東京オフィス市場の空室率改善は想定を
上回るペースで進捗、不動産投資市場におけるキャップレートの更なる低下が織り込
まれて行く可能性は高いとして、不動産各社の目標株価を一斉に引き上げている。同
社に関しては、渋谷再開発計画の概要がより具体化すればポジティブカタリストにな
るとも。

シノケンG<8909>:ストップ買い気配
ストップ買い気配。今期営業利益見通しを15.0億円から18.8億円へと上方修正したこ
とが材料視されている。主力のマンション販売が好調であるほか、業績堅調を背景に
金融機関からの借入の調達コストが低減していることなどが寄与したようだ。1-9月
期営業利益は15.3億円と事前の会社計画を上回っており上方修正は想定線とみられる
が、良好な事業環境があらためて確認されたことが前向きに捉えられている。


オプト<2389>:121500円(同+8200円)
大幅反発。12月31日を基準日として1:200の株式分割を実施し、100株を1単元とする
単元株制度を採用すると発表したことが材料視されている。株式分割に伴って、流動
性の向上が見込まれることなどが評価されている。なお、直近ではスマートフォン向
け広告の好調による業績拡大期待を背景に、上値追いの展開が継続していた。


ジェイアイエヌ<3046>:2925円(同+103円)
続伸となり、連日で年初来高値を更新している。円安一服感を背景に景気敏感株への
利益確定が進む中で、内需関連へと物色がシフトしていることが追い風に。同社につ
いては好業績の内需関連として買い安心感も強く、上値追いの展開が継続する状況と
なっている。なお、東証1部市場でもファストリ<9983>をはじめ、内需関連が堅調推
移に。

フェローテック<6890>:288円(同-18円)
下げ目立つ。JCR(日本格付研究所)が、長期発行体格付けを「トリプルB」から
投機的とされる「ダブルBプラス」へと引き下げたことが嫌気されている。太陽電池
製造装置の受注低迷やリストラ関連損失の発生などで今期は最終赤字となる見通し
で、自己資本の毀損が見込まれることが背景。事業環境の先行き不透明感があらため
て意識され、換金売り優勢に。

楽天<4755>:662円(同+14円)
買い優勢。同社のほか、サイバーエージ<4751>やミクシィ<2121>など、主力のネット
関連株がしっかり。昨日は米フェイスブック株の上昇などを背景にサイバーエージ
<4751>が大幅高となるなど、ネット関連株に見直しの動きが継続している。総選挙の
実施が決定した今月中旬以降、円安進行を追い風に日経平均は上昇ピッチが強まる一
方、マザーズ指数や日経ジャスダック平均の上昇率は小幅に留まっており、新興市場
の主力株には相対的な出遅れ感なども意識されているようだ。

(フィスコ)


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