株式レポート
12月6日 18時0分
マネックス証券

ダブル・ファンタジー - 広木隆「ストラテジーレポート」

20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績。(ココ・シャネル)

最後から二番目の恋
ひと月ほど前のことで恐縮だが、『最後から二番目の恋 2012秋』の放映を観た。小泉今日子&中井貴一のW主演で人気を博した連続ドラマ『最後から二番目の恋』のスペシャル版である。ご存知ない方に説明すると、「大人って淋しすぎると笑っちゃう とにかく笑ってとにかく泣ける大人のロマンチック・コメディー」である、って全然説明になっていないが、簡単に言うと、いい歳をした大人の恋物語なわけです。(舞台が鎌倉っていうところも、またいい。)

こういうスペシャル版が作られるくらいの人気番組になると、番宣のために平日の夕方にドラマの再放送が流される。どうして、平日のそんな時間帯にやっている再放送を筆者が観ているのかはこの際脇に置いておくとして、何話目だったか忘れたが、小泉今日子の誕生日を祝うサプライズ・パーティーの話がある。バースデーケーキの上に大量のろうそくが燃え盛っている。小泉今日子がむっとした表情で「ろうそくは46本あるんですね」と言うと、中井貴一は「ろうそくは私の担当なんですよ」と笑って答える。

小泉今日子は「大きいろうそく4本に小さいろうそく6本にするとか、可愛いのがあるじゃないですか。悪意を感じるんですが。デリカシーが無い。女心が分かっていない」と文句を言う。それを受けた中井貴一の台詞には思わずのけぞった。

「誕生日には、お祝いすることがふたつあるんです。ひとつはもちろん、あなたがこの世に誕生してきたこと。もうひとつは、今あなたが元気で生きていること。だから、『もうそんな、あの〜お誕生日やるようなめでたい歳じゃないんです』とか、『誕生日が来るのがイヤなんです』って人がいますけど、あれ絶対におかしいんです。むしろ逆で、歳を取れば取るほど、めでたいことなんです。素晴らしいことなんです。23歳の誕生日より、46歳の誕生日の方が倍、いや、それ以上に、素晴らしいことで、めでたいことだって思いません?胸張ってくださいよ。あなたらしくもない。だいたい、このろうそくの数は、これまであなたが、頑張ってきた証しなんです。あなた、こんなにたくさん頑張ってきたんですよ。それを、10年を太い1本でなんて、そんな大雑把なことできません。」
おいおい、中井貴一、そりゃ言い過ぎじゃないの?23歳より46歳のほうが倍以上もいいって。じゃあ、AKB48の大島優子や小嶋陽菜や、梅ちゃん先生の掘北真希や、今やってるNHK朝の連続小説『純と愛』の主人公、純を演じる夏菜や、タレントの佐々木希や吉高由利子よりも46歳のキョンキョンのほうがいいって言うのか?あ、ちなみに彼女たちはみんな24歳だけど、夏菜(23歳)を除いては。

と、突っ込みたくもなったが、その後の場面を観て気が変わった。普段は口喧嘩が絶えないキョンキョンと中井貴一だったが、前述の貴一の台詞にさすがのキョンキョンもしれっとなって、「今日のところは負けを認めます」。その様子が妙にしおらしく、うん、46歳も悪くないじゃん、と思ったりもしたのであった。

この秋のロードショーは邦画が充実していたが、その中の1本に中山美穂主演『新しい靴を買わなくちゃ』がある。一昨年、中島美嘉の切ないバラードを主題歌に、大ヒットした『サヨナライツカ』で12年ぶりにスクリーンにカムバックを果たしたミポリン。復活2作目となる本作品はパリでのオールロケだ。『サヨナライツカ』の舞台バンコクも良かったが、パリのミポリンも最高だな、と思わせる彼女は42歳である。

極めつけはPanasonicのビデオカメラのCMに出演している森高千里(43歳)。その昔、彼女は「私がオバさんになっても泳ぎに連れてくの?」と歌ったが、YES!もちろんである。まったくもって、万難を排して連れてくに決まってるじゃないですか!!断固として、サイパンだろうがグアムだろうが、ハワイでもどこにだって、(連れて行けるものなら)連れて行きたい!に決まっているのである!!!

と、!を連発、某大手外資系証券のエコノミスト、○ちうん氏みたいなノリになってしまったが、気がつくと「23歳より46歳のほうが倍以上もいい」という中井貴一の説に、すっかり賛同している自分がいる。「なんてことだ」と呟きながら、ふと、リビング・テーブルの上に乱雑に置かれた雑誌に目をやると、妻が愛読している40代向け女性誌『Story』12月号の特集に目が点になった。「 いま絶頂!40代は、10年前より10倍キレイになった!! 」。唖然。中井貴一も真っ青である。46歳が23歳の倍以上いいどころではない。40代は、10年前より10倍キレイって「指数関数」的にキレイ度が上昇しているではないか。光文社さん(『Story』を発行する出版社)、そりゃいくらなんでも言い過ぎでしょ?

しかし、思えば今の『Story』の読者は、女子大生の時に『JJ』を読み、OLになって『Classy』を読んで育った世代だ。結婚し主婦になった30代には『Very』、そして40代の今は『Story』 とずっと光文社の女性誌とともに人生を送ってきた人たちがいる。キレイでありたい魂というか、おしゃれ大好きスピリットを脈々と生かし続けてきた人たちである。年季の入り方が違うのだ。直近の『Story』1月号の特集は「40代の12月は毎日がキラキラしてる☆」 もう、勝手にキラキラしてなさい!

輝く女性と「なでしこ銘柄」
と、言ったものの、女性たちがキラキラ輝いていることは確かである。昨年の東証の大納会で鐘を鳴らしたのは、女子サッカーなでしこジャパンの佐々木則夫監督であった。今年の大納会には女子レスリングの吉田沙保里選手が招かれる。なでしこジャパンは夏のロンドン・オリンピックで銀メダルと、今年も大活躍で日本中を沸かした。吉田選手はレスリング女子55キロ級で五輪、世界選手権合わせて13連覇を達成し、国民栄誉賞を受けた。なでしこジャパンや吉田選手だけではない。今年を振り返れば女性アスリートの活躍・快挙がいくつもあった。

スポーツの世界だけでなく、一般社会においても「女子会」「山ガール」など女性の活気が目立つ。その反対に男性はどうか?もちろん、がんばっている男性や活躍し成功している男性もいるのだろうが、全体としてはどうにもぱっとしない。そのひとつの理由として、第一生命経済研究所主席エコノミスト永濱利廣さんは著書『男性不況』のなかで「労働市場における男性の価値の低下」を指摘されている。なるほど、男が職を奪われ、収入が伸びず、酒も飲めない、クルマも買えない、これでは景気が良くなるはずがない。

輝いている女性の活気にあやかろうというのだろうか、経済産業省と東京証券取引所グループは女性が活躍する上場企業10〜20社を選び、来年2月をメドに「なでしこ銘柄」(仮称)として公表するらしい。選んだ銘柄などで構成する株式指数を作成することも検討しているという。東証に、どんな銘柄が選ばれるのか尋ねてみたが、「まだ選定中ですので…」と教えてもらえなかった。それでも、だいたいどんな銘柄が選ばれるのかは予想がつく。報道によると、銘柄の選定では、女性の働きを後押ししているか、仕事と家庭の両立を支援しているか、などを重視するとされる。具体的には管理職に占める女性の比率が高い企業、育児支援制度があって利用者も多い企業、有給休暇の消化率が高い企業などが選ばれる見通しだという。

それならば先日、日本経済新聞社がまとめたNICES(ナイセス)調査が役に立つ。NICESは5つの観点で企業を評価する。配当、株式時価総額の増減など「投資家」、認知度など「消費者・取引先」、多様な人材の活用など「従業員」、環境対策など「社会」、成長性を測る「潜在力」の5項目でランキングを作成する。

そのうちの「従業員」という項目が「なでしこ銘柄候補」を探すのに有効だ。 「従業員」は有給休暇の消化率や育児介護休暇の取得状況、人材活用などが主な評価項目だ。1位の資生堂は育児介護や女性の活用で得点が多かった。男性に育児休業の取得を促す制度を2010年に導入。労働時間を短くできる短時間勤務の制度も活用する社員が増えているという。2位の東レは総合職や管理職に占める女性の割合が高く、「女性活用」の項目で評価された。育児休暇は男女を問わず、取得しやすいように部内で希望者がいる場合は連携して仕事を融通するなど環境づくりにも気を配っている。女性活用が進むJフロントリテイリング(3位)、高島屋(6位)も上位にランクされている。

6月には『日経WOMAN』が国内有力企業4316社を対象に実施した『企業の女性活用度調査』の結果をもとに、女性が活躍する会社ベスト100を公表している。1位は日本IBM、2位はP&Gと外資系だったが、3位には第一生命が入った。2009年に総合職と一般職の区分を廃止し、ダイバーシティ推進を加速。女性社員対象の能力開発トレーニングや、業務改善活動の成果を披露し合う大会など、活躍の機会を提供したことなどが評価された。10年度は14.1%だった女性課長比率は11年度には21.4%に、68.3%だった女性係長比率は78.1%に上昇。15年度には、女性課長を10年度よりもさらに50人増加することを目標としている。

4位以下10位までの企業を挙げると、日本生命、高島屋、パソナグループ、大和証券グループ、ソニー、パナソニック、野村証券となる。

日経NICESと『日経WOMAN』の調査結果に基づき、日本の上場企業で女性が活躍する会社を10社選ぶとすれば以下の通りとなるだろう。

資生堂
東レ
Jフロントリテイリング
高島屋
第一生命
パソナグループ
大和証券グループ
ソニー
パナソニック
野村証券

ここにはないが、上場間もないトレンダーズは「なでしこ銘柄」候補の筆頭だろう。

なでしこ銘柄と株価パフォーマンス
どんな体裁をとっていても、本稿は「ストラテジーレポート」である。投資のストラテジー(戦略)に係ることを述べるのがストラテジーレポートであるからして、ここまでどーでもいいようなことをつらつら書いてきたのは、ひとえに「なでしこ銘柄」に投資するというアイデアについて論じるためである。

海外では女性が活躍している企業の経営指標(企業価値、ROA、財務パフォーマンス等)が良好であるという研究結果が多く発表されている。当然のように株価パフォーマンスも良好なものが期待できるはずである。例えば、Carter et al. [2003]、Erhardt et al. [2003]、Catalyst [2011] らの研究が挙げられる。

東証がなでしこ銘柄を選定することを報じた日本経済新聞の記事(10月26日)も「シカゴ大学の山口一男教授の研究によると、家庭と仕事の両立支援に前向きな企業のほうが生産性などの経営指標が良いという。株価も市場平均を上回る傾向があるとの研究結果もある」と結んでいる。

では、さきほど挙げた10銘柄のパフォーマンスを見てみよう。10銘柄の年初来リターンの平均はマイナス0.7%とTOPIXのプラス8%を大きく下回る。それはソニー、パナソニックといった業績不振が際立っている企業の株価下落の影響が大きいからだ、と指摘する向きもあるだろう。だが一方、第一生命、大和証券、野村証券など大きくリターンをあげている銘柄も含まれるから、トントンだ。電機メーカーの株価低迷は構造要因とも言える業績不振が原因であり、一方の保険・証券の高リターンは株式市況の改善に伴うものだ。つまり、ここから言えることは、女性の活用度合いと企業業績、ひいては株価パフォーマンスには何ら関係が見られないということである。



ここに問題の所在がある。世間では男性不況とも言われるほど「女高男低」の感があり、実際に社会の様々な分野で女性の活躍が見られる。女性が輝いているのは間違いないし、女性を活用する企業も増えている。しかし、そうした企業が市場から評価されていないのである。このギャップはどこから来るのだろう。何がこのパズルを解く鍵なのだろうか。

淋しすぎて笑っちゃうほど、お粗末な日本の女性活用度
端的に言えば、女性が組織のなかで活躍できるようになっていないことが問題である。なでしこジャパンのようなサッカーチームどころか、部員全員が男子の野球部に女子マネージャーがひとりついたぐらいの感じだ。試合に出てプレイするのは全員男子。それでも「もしドラ」の女子マネージャーならチームを変えられるのだろうが、日本企業は高校の野球部とはわけが違う。

つまり、全然女性の登用が進んでいないのである。こんなことを言うと男性不況がさらに進んで永濱さんに怒られそうだが、筆者はそう思う。例えば、『日経WOMAN』の「女性活用度調査」で国内企業最高の3位になった第一生命の評価ポイントは、10年度は14.1%だった女性課長比率が11年度には21.4%に、68.3%だった女性係長比率は78.1%に上昇したことだと言う。日本の金融機関のような旧態依然たる組織で、課長の持つ権限などたかが知れている。宴会帰りのタクシー代も交通費で決済できるか怪しいものだ。まして係長とはいったいどの程度、企業経営に関与できるのだろう。女性係長比率が78.1%とは、逆に言えば誰でも係長になれるということだ。形式だけ役職者を増やして、女性活用が進んでいるとは笑い種もいいところではないか。

女性の活用、登用というからには役員への起用をカウントするべきだろう。昨年のデータで恐縮だが、東洋経済新報社が全上場企業を対象に行っている『役員四季報』調査によると、全上場企業3595社の役員のうち、女性役員は585名。全役員4万493名中に女性役員が占める割合は1.4%である。女性役員がいる企業は494社。女性役員とはいうものの社外取締役での登用が多いのが実態だ。女性の社内役員がいる企業になるとその数は271社とほぼ半減してしまう。

この女性役員比率1.4%という数字は国際的に見てどうなのか。米国の国際非営利団体「国際女性経営幹部協会」(CWDI)などの調査によると、企業の女性取締役の割合トップはノルウェーで、44%。日本の1.4%というのは調査国42カ国中の38位。調査対象の欧米、東アジア諸国を下回り、日本より低いのはイスラムの戒律が厳しい湾岸諸国だけという結果である。

今、欧州連合(EU)では、2015年までに上場企業における役員の女性比率を一定以上(3〜4割)に義務づける法案を検討している(10年時点は12%)。ドイツのメルケル首相は今週、企業が女性取締役の数を増やさないことにしびれを切らしつつあると述べた。同首相はハノーバーで開催されたキリスト教民主同盟(CDU)の党大会で、「卒業試験を受けるのは女性の方が男性より多い。学業をきちんと終えるのも女性の方が男性より多い。だが経営責任を担う女性と男性の数がおおよそでさえ等しくない理由を誰も説明できない」と訴え、「それが企業が今、行動を起こすよう圧力を受けている理由だ」と語ったとブルームバーグ・ニュースが報じている。ドイツでは「学業をきちんと終えるのも女性の方が男性より多い」のかどうかは知らないが、「経営責任を担う女性と男性の数がおおよそでさえ等しくない」という点については程度の差こそあれ洋の東西を問わない実情である。

日本もEU並みとは言わないものの、強い意識を持って女性の幹部登用を目指すべきだろう。なぜか?少子高齢化や団塊世代の大量退職で労働力が不足する恐れがあるからである。上場企業、それも贅肉体質の企業ではまだまだリストラの必要性がある。どんな集団でも優勝劣敗は判れるものだ。男性である、というだけで全員が優れている、あるいはその組織の全員が不可欠でその組織に適正があるということにはならない。男性不況の北風が吹き荒れる素地はたくさんあるのは事実だ。また、労働力不足どころか若年層の就労難のほうが問題との指摘もある。

しかし、俯瞰して長期的な観点から日本経済全体を見れば労働力は不足する恐れがある。大企業だけでなく中小企業、零細企業、地方の企業まで含めれば労働力は十分と言えるだろうか。労働力不足か過剰雇用かは一概に議論するのは難しいが、日本の労働市場に雇用のミスマッチが存在しているのは確かだろう。そのミスマッチを解消し、日本の労働市場の効率を上げるには女性と経験豊富なシニアの労働参加率を高めることが有益ではないかと考える。日本の女性の労働参加率は62%程度で、これをG7並みの70%にすればGDPが0.25%上昇し、北欧並みの80%にすれば0.5%上昇すると国際通貨基金(IMF)は提言している。

今秋、約半世紀ぶりの日本開催となったIMFと世界銀行の年次総会で東京を訪れたラガルドIMF専務理事が、NHKの「クローズアップ現代」に出演した。その時のラガルド専務理事の発言は衝撃的だった。男女ふたりのうちどちらかの昇進を検討しているケースで、両者の能力・評価に差がない場合、女性を選ぶと明言したのである。「逆差別」「不公平」という言葉が即座に頭に浮かんだ。しかし、敢えてそのくらいの意識をもって臨むべき必要性があるのだろう、今の日本の社会は。

この失われた20年でわれわれ日本人はすっかり、茹でガエル状態になっているのかもしれない。長期間にわたってデフレに飼い慣らされてちょっとした変化すら恐れるようになった。

「必要に迫られた際に大胆で果敢であることは、思慮に富むことと同じと言ってよい。」
塩野七生『マキアヴェッリ語録』)

日本企業、経済、社会を変革するには、そのくらいの大胆さ、強引さが必要ではないか。これほどデフレプレッシャーが強いなかで、脱デフレを目指すには、常識にとらわれない政策が不可欠なのと同じことである。

世の中の半分は男、半分は女
個人的にはジェンダー(性差)が意識されなくなる社会がくれば良いと思うが、現実論では当分先だろう。本来は「山ガール」とか「女子会」とか「歴女(歴史が好きな女性)」とか「リケ女(理系に進む女子)」などの言葉があるほうがおかしい。そこには「女だてらに」とか「女のくせに」という、偏見がある。世の中の半分ずつを男と女で分け合っている。女性が山に登ろうが、飲み会をしようが、歴史や理科が好きでも、それを特別視しない世の中に早くなるといい。

現実論としては時間がかかるのは仕方ないが、但し、方向としてはそちらに向かって動いているのだろう。そして、それを加速させるイベントが将来に待っていると思う。来年のことをいうと鬼が笑うというが、4年後のことである。オバマ大統領の2期目が来年から始まろうというこの時期に、次の米国大統領選の話など鬼でも笑えないかもしれないが、4年後にはヒラリー・クリントンが来ると思う。オバマ氏は黒人で初めて米国大統領になったが、ヒラリーは女性初の米国の大統領になるかもしれない。実際にヒラリー人気は根強く、4年後の出馬を取沙汰する声は絶えない。ただ、最大の問題は、ヒラリー自身が立候補を決断するかどうか。一番の懸念は2016年に69歳になる年齢だ。9月に訪中したヒラリー氏に対し、中国の戴秉国(タイピンクオ)国務委員は夕食の席でこう語りかけた。「大統領になるとき、あなたはまだお若い」。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ヒラリーは笑って受け流したという。そんなヒラリーに日本の女性誌を読ませてあげたい。きっと自信がわくこと請け合いである。

彼女の名前が民主党の大統領候補として浮上する頃から恐らく一大「女性ブーム」が巻き起こるだろう。60年代の「ウーマン・リブ」に匹敵するようなムーブメントになると思う。「なでしこ銘柄」が真に評価を問われるのはその時だろう。「なでしこ銘柄」への投資 ― それは、その時まで、ずっと温めて、見守っていきたい投資アイデアである。

明後日、12月8日はジョン・レノンの命日である。彼がニューヨークの路上で凶弾に倒れて32年が経つ。このレポートのタイトル「ダブル・ファンタジー」は、ジョン・レノンの遺作となったアルバム・タイトルからとった。

ジョンが息子ショーンの育児休暇を終えて製作したそのアルバムは、オノ・ヨーコの作品とジョンの作品が交互に並んでいる。それが「ダブル・ファンタジー」というタイトルのゆえんである。男女、パートナーの協働作業。案外盲点だが、ヒラリー・クリントンが仮に米国大統領になった場合、それはもちろん女性初の米国大統領誕生であると同時に、大統領を経験した初の夫婦、カップル誕生にもなるということだ。女性の地位向上はもとよりだが、それよりももっと男女のパートナーシップにフォーカスが当たることを望みたい。

アルバムからの先行シングル「Starting Over」に続いてリリースされたシングル・カット「WOMAN」の冒頭にはジョン・レノンの肉声が入っている。彼はこう囁いた。

"For the other half of the sky" (「空のもう半分のために」)

この世界には男と女しかいない。




(チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

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