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12月10日 8時31分
フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~政策メリット関連に改めて注目が高まりやすいか

10日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:今週は重要イベントが目白押しの一週間
■外資系証券の注文動向:差し引き410万株の買い越し
■前場の注目材料:今週は自民党勝利への思惑が高まりやすい週、政策メリット関連
に注目

■今週は重要イベントが目白押しの一週間

☆日経225想定レンジ:上限9600円-下限9500円

今週は重要イベントが目白押しの一週間であり、需給動向にも変化が表れる可能性が
ある。7日発表の11月の米雇用統計は、失業率が7.7%(予想7.9%)と10月の7.9%か
ら下がり、非農業部門雇用者数(季節調整済み)は前月比14万6000人増(予想8.0万
人増)と予想を大幅に上振れており、5カ月連続で安定のめどとされる10万人台を保
った。

米雇用統計の結果はサプライズとなるが、「財政の崖」が回避できるかが最重要であ
り、積極的には喜べない面はある。米アップルの下げが目立つなど、譲渡益(キャピ
タルゲイン)税率の引上げを前に利益確定の対象となっている可能性も指摘されてい
る。一方、クリスマスまでの合意期待などもあり、市場には上昇リスクも存在する。
さらに、11-12日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、量的緩和第3弾(QE3)
の増額への期待も根強い。

国内では14日に12月調査の日銀短観が発表される。大企業製造業DIの予測中央値はマ
イナス10と、9月短観(マイナス3)から悪化の見直し。この結果次第では、19-20日
に開く金融政策決定会合で、追加緩和議論の可能性があろう。

そして14日には先物・オプション特別清算指数算出(SQ)、16日には第46回衆議院議
員総選挙が投開票される。例年はメジャーSQ通過で国内外の機関投資家による商いは
概ね一巡し、クリスマス休暇入りとなる。しかし、衆議院議員総選挙、翌週に控えた
金融政策決定会合への期待感が、年末に向けた高水準の売買を持続させる可能性があ
る。イベント前に、安倍トレード(株式買い・円売り)の巻き戻しが起こることも考
えられるため、物色・需給変化を見極めながらの相場展開となる。

■外資系証券の注文動向:差し引き410万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1050万株、買い1460万株、差し引き410万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月 3日(月):360万株の買い越し
12月 4日(火): 40万株の売り越し
12月 5日(水):180万株の売り越し
12月 6日(木):840万株の買い越し
12月 7日(金):840万株の買い越し

■前場の注目材料

・良好な米11月雇用統計でNYダウは上昇も、ユーロ・円の円高が重し
・今週は自民党勝利への思惑が高まりやすい週、政策メリット関連に注目

・イタリアの政局不安が上値抑制要因にも、内需・ディフェンシブの動向に関心


☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 10月経常収支(予想:+2309億円、9月:+5036億円)
08:50 7-9月期GDP2次速報(前期比年率予想:-3.3%、1次速報:-3.5%)

08:50 10-12月期法人企業景気予測調査(大企業全産業:7-9月期+2.2)

08:50 対外及び体内証券売買契約等の状況

(フィスコ)


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