最新株式ニュース
12月14日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、ファーストリテ、日本橋梁など

シャープ<6753>:263円(前日比+13円)
大幅続伸。同社を始め足元で急ピッチの上昇が目立っている家電大手3社だが、本日
は短期的な過熱警戒感もあって、揃ってもみ合いのスタートに。こうしたなか、同社
は相対的に買い戻し圧力が依然強いと感じられる動きに。また、本日は「4K」テレビ
参入が報じられるなど、連日のニュースフローも株価の後押し材料になっている。な
お、JPモルガン(JPM)では、現時点ではバランスシートの修復策が明確ではないた
め慎重スタンスを継続としている。

ファーストリテ<9983>:19920円(同-280円)
反落。前日には2万円の大台を回復しており、短期的な達成感なども先行する展開と
みられる。為替円安を好感した全体相場の上昇場面にあって、ディフェンシブ性が逆
風となりながらも上値追いが続いていた。指数寄与度の高さから、日経平均先物の上
昇が裁定買いなどを交えながら株高に寄与していたと見られ、日経平均の反落も株安
材料につながる格好へ。SQ通過による需給思惑の低下なども意識される状況か。


日本橋梁<5912>:381円(同+24円)
急伸で上昇率上位。本日は同社の他、PS三菱<1871>や駒井ハルテック<5915>など橋梁
株に物色の矛先が向かっている。総選挙を明後日16日に控えて、公共インフラ投資拡
大などといった政策期待が改めて高まる状況と見られる。また、笹子トンネル下りの
緊急点検の結果、670箇所の不具合が見つかったとされており、老朽インフラの整
備・補修の必要性などが再度意識されてくる格好にも。

DeNA<2432>:2907円(同-39円)
さえない。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「売り」に格
下げ、株価上昇に伴って目標株価2300円との乖離が広がったためとしている。国内事
業の飽和が近いこと、海外事業が全体利益を牽引する可能性が低いこと、スマホリス
クから来る存在感や収益力の低下懸念を映し、第3四半期以降の利益をフラット圏と
予想している。一方、三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォ
ーム」に格上げ、目標株価も2570円から3490円に引き上げている。業績予想を上方修
正、来期以降の営業利益は減益予想から一転して増益見通しに。

ヤマダ電機<9831>:3255円(同+190円)
買い優勢で上昇率上位。前日にベスト電器<8175>を子会社化したと発表、海外展開に
おけるシナジー効果などを積極的に織り込みに行く動きが優勢に。クレディ・スイス
(CS)では、ベスト電器の経営再建は仕入条件や業務効率の改善に伴って成功裡に進
むと想定、来年度の新たな増益要因になると評価している。なお、月次売上の低迷は
続いているものの、11月の単独全店売上高は前年同月比3.3%減と、目先のプラス転
換が視野に入る状況となってきている。

カルソニックカンセイ<7248>:379円(同-9円)
さえない。モルガン・スタンレー(MS)が同社の投資判断を「オーバーウェイト」か
ら「イコールウェイト」に格下げ、目標株価は450円から420円に引き下げており、売
り材料につながっている。MSでは、株価のリバウンドに伴うアップサイドの縮小を格
下げの背景としているが、ユーザーの国内生産減少に伴う利益減少、アジアを中心と
する新興国での投資負担増加などで、目先の収益予想も下方修正しているようだ。


ダイキン工業<6367>:2722円(同+82円)
しっかり。みずほ証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を3000円としてい
る。需要調整の続いてきた欧州や中国での空調機器需要が、今下期より緩やかに回復
局面入りするとみているもよう。また、グッドマンの買収効果などで、来期営業利益
は33%増益を予想など、セクター内では大幅な増益が期待できる銘柄のひとつと指摘
しているようだ。

日本通信<9424>:5460円(同+270円)
買い優勢。LTEを使える低価格の定額データ通信サービスを始めると報じられたこ
とが材料視されている。料金は月1980円と2980円で、一定の通信量まで最大毎秒75メ
ガビットの速度で使え、上限を超えると速度制限するもよう。スマートフォンなどで
割安にネット動画を見たいとの需要を見込み、低価格サービスの普及に期待感が先行
へ。

メガネスーパ<3318>:211円(同-33円)
急落。今期営業損益を1.2億円の黒字から2.8億円の赤字へ、最終損益見通しを1.6億
円の赤字から8.4億円の赤字へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。11月以
降リニューアルオープンを再開し、下期期間内での売上反転を見込んでいるものの、
利益面での金額のインパクトとしては減少するもよう。なお、上期営業損益は3.3億
円の赤字となり、従来予想であった4.5億円の赤字からやや改善。

ファーマF<2929>:39500円(同+7000円)
ストップ高。昨日は第1四半期決算を発表し、営業損益は6000万円の黒字となったこ
とが好材料視されている。上期営業損益は500万円の赤字、通期では5000万円の黒字
が見込まれており、第1四半期の順調な立ち上がりを評価する動きに。なお、開発面
では、新規機能性素材であるヒアルロン酸産生促進成分「iHA(アイハ)」の開発
に取り組み、同素材の量産化技術を確立し、今夏から本格的な事業化を開始。


3Dマトリック<7777>:4090円(同+510円)
大幅続伸。昨日中間決算を発表し、上期営業損益は4.5億円の赤字となった。事業収
益はゼロであったものの、会社側では当初の事業計画から大きな乖離は生じていない
とコメントしており、買い安心感が高まっているようだ。足元では、主要技術である
自己組織化ペプチド技術による医療製品の開発に、引き続き注力している。


タカラBIO<4974>:736円(同+22円)
しっかり。みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を670円から1000円へ
と引き上げたことが材料視されているようだ。山中教授がiPS細胞でノーベル賞を
獲得したことを機に医療応用へ向けた環境整備が進んでいるとコメントしており、i
PS関連の売上増加期待が高まる格好に。なお、本日は手掛かり材料が乏しい中で、
同社やナノキャリア<4571>、GTS<4584>など、値動きの軽いバイオ関連に物色が見
られている。

コロプラ<3668>:5120円(同+460円)
買い先行。昨日は初値形成後、利益確定売りに押され急落となったが、本日は堅調ス
タートとなっている。大和では、売上高に占めるスマートフォン比率の高さと、ユニ
ークな集客手段、国内のソーシャルゲームプラットフォームを利用していないことが
ゲーム事業の特徴であり、高い収益性の背景でもあるとコメント。また、いちよしで
は、今後O2O(オンラインtoオフライン)関連サービスをより進化させることが
出来れば、中長期的にも高成長を持続できると見込んでいる。

(フィスコ)


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