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12月20日 11時36分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱自動車、カプコン、全国保証など

三菱自動車<7211>:85円(前日比-6円)
大幅安で下落率上位。軽自動車122万台のリコールを届け出ているが、判断や対応が
消極的であるとして、国土交通省では厳重注意を行い、近く法令違反がなかったかど
うかなど立ち入り検査を実施するもよう。信頼性の低下を懸念視する見方のほか、調
査の行方を見極めたいとする動きなども優勢に。

日産自動車<7201>:787円(同-57円)
売り優勢の展開。野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標
株価も880円から810円に引き下げている。日米欧での販売台数が足元で想定を下回っ
ており、円安反転にもかかわらず、今期業績は計画未達の可能性と指摘している。今
期営業利益は会社計画5750億円に対して、野村では4628億円を予想しているもよう。


京セラ<6971>:7730円(同+90円)
反発。前日は日経平均が大幅高となる中で逆行安と、軟調な動きが目立ったものの、
本日は押し目買いの動きが優勢になっている。JPモルガン(JPM)では投資判断「オ
ーバーウェイト」継続で、目標株価を8300円から9100円に引き上げへ。来期に向けて
も、AVXの環境費用一巡やソーラー受注残拡大の寄与、米国大手キャリアへの新規参
入など、マクロ要因に左右されない増益要因を持っている点を評価と。来年度の増益
率はセクターを大きくアウトパフォームと見込んでいるようだ。

日特建設<1929>:389円(同+22円)
賑わう。大型補正への期待感などで、公共投資関連の低位材料株として前日から上げ
幅を広げる展開となっているが、材料株物色の流れが目立つ相場環境下、本日も短期
資金の関心が続く格好に。本日はラジオNIKKEIでも注目銘柄として取り上げられてい
るもようでもある。

カプコン<9697>:1334円(同-142円)
急落で下落率トップ。同社は前日に業績予想の下方修正を発表、通期営業利益は従来
予想の158億円から100億円に減額している。主力タイトル「バイオハザード6」の伸
び悩みに加えて、3月発売予定の「モンスターハンター4」の発売延期が背景。バーク
レイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目
標株価も2300円から1500円に引き下げへ。市場環境の厳しさも改めて確認する内容と
なり、来期以降のラインナップについても収益性低下のリスクを織り込まざるを得な
いと。

岩崎電気<6924>:190円(同+9円)
続伸で2月17日の年初来高値が視界に入る。前日には、来年にも中国でLED照明の製造
を開始する方針と伝わったが、本日は2015年度までにLED照明の生産効率を現状比3倍
強に高めると報じられている。同年度には、LED照明の売上高を前年度比4倍強の250
億円に引き上げると。LED関連の材料株として高い位置づけであり、同分野における
連日のニュースフローが刺激となる格好へ。

クミアイ化学工業<4996>:429円(同+28円)
買い優勢で上昇率上位。同社は前日に10月期の決算を発表、営業利益は16.6億円で前
期比15%増益、今期は18億円で同9%増益の見通しとしている。実績値は従来計画17
億円を僅かに下回ったものの、第3四半期までの状況からは下振れ懸念は強かったと
みられる。期末配当金も従来予想の5円から6円に引き上げへ。なお、野村ではブラジ
ル農薬市場の好調を背景に、持分法適用会社の収益見通しを上方修正、目標株価も
580円から650円に引き上げている。

全国保証<7164>:1363円(同+165円)
大幅高で実質上昇率トップ。同社は前日に東証1部へ新規上場、公開価格980円に対し
て1016円の初値をつけた後も上げ幅を広げる展開になっていた。機関投資家の資金流
入なども期待される銘柄と位置付けられており、先回り的な動きなども優勢のよう
だ。大和では、安定した収益が期待されるなか、住宅ローンに対する金融行政の変化
などを背景とした新規提携先の拡大期待なども鑑みれば、中期的な収益ポテンシャル
は高いとも判断のもよう。

アールテック<4573>:131400円(同+22900円)
急伸。レスキュラ点眼液の米国での追加新薬申請の承認、販売開始を発表したことが
材料視されている。米スキャンポ社が、米国食品医薬品局(FDA)からレスキュラ
点眼液の添付文書について追加新薬申請の承認を受け、2013年3月までに米国で販売
を開始する見込み。なお、今期業績予想に修正を要する変更はないとコメントしてい
る。

リニカル<2183>:736円(同+3円)
しっかり。岩井コスモ証券が投資判断「A」、目標株価900円でカバレッジを開始し
たことが材料視されている。製薬メーカーの研究開発が活発化している一方でCRO
は不足しており、事業環境は良好と指摘。足元の株価は今期予想PERで約17倍とや
や割高感があるものの、事業の成長性と高収益率を考慮すると評価余地があるとコメ
ントしている。

カイオム<4583>:7100円(同+700円)
大幅続伸。連日で上場来高値を更新し、需給面主導での上昇が継続している。マザー
ズ市場では同社のほか、タカラバイオ<4974>やナノキャリア<4571>、MDNT<2370>
など、ジャスダック市場ではテラ<2191>やコスモ・バイオ<3386>など、バイオ関連株
の上昇が目立つ。本日は、微細藻ユーグレナ(ミドリムシ)を活用した機能性食品の
製造・販売などを手掛けるユーグレナ<2931>が新規上場し、買い気配が続いており、
バイオ関連のIPOが人気化していることが刺激材料となっているようだ。


ワイヤレスG<9419>:2923円(同+43円)
買い先行。住友商<8053>と提携し、公衆無線LAN接続サービス「ワイヤレスゲート
Wi-Fi」の携帯電話販売代理店での取扱いを開始すると発表したことが材料視さ
れている。「ワイヤレスゲートWi-Fi」は、月額380円で全国約2万箇所のWi-F
iスポットで利用が可能なサービス。販売チャネル拡大がサービス利用者の増加につ
ながるとみられ、業績押し上げ要因として期待感が先行へ。

麻生フオーム<1730>:407円(同+80円)
4日連続でストップ高。衆院選以降は、自民党関連の低位材料株として短期資金によ
る物色で連日賑わっている。自民党への政権交代に伴い、大型の補正予算が組まれる
ことに伴い、公共投資の拡大期待が支援材料に。また、本日は、安倍総裁は新政権の
人事で麻生太郎元首相を副総理兼財務相に起用する方針を固めたとも伝わっており、
思惑材料視されているようだ。

(フィスコ)


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