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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

食べてもよし、飲んでもよし、大衆食堂的な居酒屋 「いづみや」(日暮里)

浜田信郎
【第26回】 2008年10月17日
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 「昔はネクタイをしめた客はほとんどいなかくて、俺なんか珍しい存在だったんだよ」

 となりに座っているスーツ姿のおじさんがそう教えてくれるこの店は、日暮里駅東口の目の前にある居酒屋、「いづみや」です。

 昼前から開いている「いづみや」には、早い時間から毎日のようにやってくる常連さんも多くて、私が店に入った午後6時半にはすでに9割程度の入り。今日も背広姿の客は全体の3分の1程度です。

 入口から店の奥に向かって伸びる2列の直線カウンターの一角に入れてもらって、まずは瓶ビール(サッポロラガー大瓶、470円)と肉豆腐(300円)を注文します。

 小上がりのテーブル席も含めて、全30席ほどの店を切り盛りするのは、おばちゃん2人と、厨房担当のおにいさんの計3人。すっかりできあがった酔客が、ろれつの回らない口調で話しかけても、おばちゃんたちがニコニコと話し相手になってくれるのが、いかにも下町大衆酒場らしいあたたかさですよねぇ。ここが山手線の駅近くとは信じられません。

 2列のカウンターが向かい合っていることもあって、常連さんでなくても、お客同士が親しげに言葉を交わせる雰囲気です。今日もしばらく飲んでいるうちに、となりのおじさんから冒頭のような話を聞くことができたのでした。

 瓶ビールの後は、飲み物をウイスキー(ブラックニッカ水割ボトル300ml、380円)に切り換えて、つまみには多くのお客さんが注文しているチーズ(240円)をもらいます。

 「焼きのりを巻いて食べてもおいしいのよ」とおばちゃん。

 ずらりと40品ほど並んだメニューは、その焼きのりの140円から始まって、多くの品々が300円前後。イカ刺身の690円とマグロ刺身の800円が高いほうからベスト2で、1000円を超える料理はありません。それとは別に、納豆定食(560円)から刺身定食(1150円)まで、15品ほどの定食類もメニューに並んでいて、大衆食堂も兼ねています。

 この店には決まった定休日はなく、月に2日程度の休業日が店内に掲示される仕組み。これまでに見たところでは、月曜とか火曜などの平日が休みになることが多いようなので、休日の昼下がりにゆっくりと昼間酒を楽しむこともできそうですね。

 最後にもう1品、ハムポテトサラダ(350円)も追加して、1時間半ほどの滞在は1740円でした。どうもごちそうさま。

お店 肉豆腐 ハムポテトサラダ
日暮里駅東口ロータリーを渡ってすぐ ビール大瓶は470円! 300円の肉豆腐もうまい ハムポテトサラダのほか、
定食メニューも充実

【お店情報】
店名: 「いづみや」
電話: (非公開)
住所: 荒川区西日暮里2-18-5
営業: 11:30-21:00、月2回不定休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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