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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

マンション市場にほのかな暁光?
事業再開したモリモトが販売好調なわけ

週刊ダイヤモンド編集部
2009年7月16日
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 一度破綻したマンションディベロッパーの物件には、一般の人はなかなか手を出しにくいはず。ところが、昨年11月に民事再生法適用を申請したモリモトが、東京地方裁判所から再生計画の認可決定を受け、中断していたマンション3棟の販売を再開したところ、商談予約や申し込みなどが殺到しているという。

 中には全戸数42戸に対して2日間で150件もの予約受付があった物件もあり、9月中には3棟の全147戸が完売しそうな勢いだという。ただでさえマンションが売れない時代なのに、なぜモリモトの物件に人気が集まっているのか。

  主な理由は価格だ。3物件とも世田谷区・大田区の城南地区の駅徒歩圏内の立地で、さらに当初売り出し価格より10~20%の値下げを行なうなど、値ごろ感を出した。

  だが、それだけでない。買い手の不安を払拭するようモリモトがさまざまな手を打ったことも見逃せない。

 まず、全3物件とも、10月から施行される住宅瑕疵担保法に基づく住宅瑕疵担保責任保険に加入。本来なら着工前の申し込みと工事中の査定が必要になるが、モリモトは建築と設計で住宅性能表示を取得しているため加入が可能になったのだ。

 さらに、法律の対象外である今年3月までに顧客に引き渡された物件についても、任意の瑕疵担保保険に加入。今後モリモトが再度経営危機に陥った場合でも、発生した建物の瑕疵に対してメンテナンスを行なうという確認書をゼネコンに発行してもらい、顧客に配布した。

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