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12月25日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱電機、東京建物、東京都競馬など

三菱電機<6503>:712円(前週末比-32円)
売り先行で下落率上位。防衛省などへの過大請求問題に絡んだ返納金が、違約金や延
滞利息を含めた合計で773億円に達する見通しと伝わっている。これに伴って今期の
純利益見通しを従来の1200億円から500億円に下方修正へ。また、中国などでのFA需
要減速に伴い、営業利益も2000億円から1500億円に下方修正している。先の観測報道
を受けて、一旦出尽くし感も強まったものの、返納金が報道数値を上回ったほか、本
業ベースでの下方修正などがマイナス視される格好に。なお、三菱UFJでは投資判断
を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、マクロ減速などの影響は想
定以上と。

東京建物<8804>:444円(同+25円)
強い動きが目立つ。自民党の安倍総裁は、日銀が来年1月の決定会合でインフレター
ゲットの設定を見送れば、日銀法改正に踏み切る考えを示したと伝わっている。デフ
レ脱却に向けた姿勢が一段と鮮明化する中、引き続き不動産株には事業環境の好転が
想定される状況に。また、大和では、投資判断を新規に「1」、目標株価を560円とし
ている。今後、大規模ビルの収益寄与の高まりやSPC連結による1株当たりNAVの増加
を徐々に織り込む形で株価上昇が期待できると指摘しているもよう。

東京都競馬<9672>:175円(同+36円)
急伸で実質上昇率トップ。デフレ脱却に向けた政策期待の一段の高まりを背景に、地
価の上昇なども連想される形で本日も不動産株の強い動きが目立っている。こうした
流れが同社などの含み資産関連株にも波及、同社のほか、よみうりランド<9671>や東
京テアトル<9633>、東京ドーム<9681>などの賑わいが目立っている。先週は松屋
<8237>なども強い動きとなっていた。

東亜道路工業<1882>:283円(同+17円)
賑わう展開。同社を筆頭に道路株が総じて高い上昇率となっている。国土交通省が高
速道路会社の債務完済時期を大幅に延長する検討に入ったと報じられている。これに
伴って、高速道路の補修のための財源が捻出できることになる。10年延長ならば3兆
円程度の財源捻出につながるようだ。道路の補修・整備需要の顕在化につながるとし
て、道路株の期待材料へとつながる格好に。

木村化工機<6378>:346円(同+16円)
反発。安倍自民党総裁が、野田政権の「原発の新設・増設は行わない」との方針に対
して、「もう一度、見直しをしていきたい」として、転換する可能性を示唆している
もよう。先週末の報道で伝わっている。これに伴い、原発関連の材料株として先行き
懸念も強まっていた同社には、思惑買いの動きが強まる状況に。

日本通運<9062>:339円(同+16円)
買い優勢の展開。同社は先週末に自己株式の取得実施を発表、需給期待が先行する格
好に。発行済み株式数の7.67%に当たる8000万株が取得上限、取得期間は来年年初1
月4日から来年10月31日までとしている。株式交換による日通商事の完全子会社化に
一部利用するともしている。取得規模の大きさがインパクトにつながる形に。


ジーンズメイト<7448>:395円(同-11円)
売り先行の展開。同社は先週末に第3四半期の決算、並びに12月の月次動向を発表し
ている。第3四半期累計営業損益は1.9億円の赤字、前年同期比で赤字幅は縮小も、9-
11月期も赤字基調は継続しており、ポジティブな材料としては捉えられていない。ま
た、12月の既存店売上高は前年同月比1.1%増、前月の同7.4%増との比較では伸び率
は鈍化する形にも。先週後半にかけて思惑買いが先行した反動も。

エスイー<3423>:600円(同+100円)
ストップ高。国交省は高速道路会社の債務完済の時期を大幅に延長する検討に入り、
3兆円程度の財源捻出が見込まれると報じられたことが材料視されている。2050年の
予定を10-20年程度延ばす案が有力で、老朽化している道路の維持・管理費を確保す
ることを目指すと。同社についても公共投資関連の一角として位置付けられ、受注拡
大に思惑が強まっている。

レーサム<8890>:48300円(同+7000円)
ストップ高、年初来高値を連日で更新。同社のほか、いちごHD<2337>やコスモスイ
ニシア<8844>など、新興不動産株への物色が継続している。日銀による追加金融緩和
策の実施期待が追い風となっているほか、値動きの軽さなども支援材料となり連日で
賑わう格好に。なお、東証1部市場では不動産セクターが上昇率上位、東証REIT
指数も年初来高値を更新している。

エニグモ<3665>:5800円(同+310円)
しっかり。米Image Network社との資本・業務提携を発表したことが材料視されてい
る。Image Network社は、ソーシャル・ファッション・サイト「Kaboodle(カブード
ル)」を運営する。インターネットビジネスにおける両社のサービス構築・運営ノウ
ハウを相互に共有することにより、サービス開発の強化などを図る方針で、シナジー
効果に期待感が高まっている。

地盤ネット<6072>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。同社のほか、ユーグレナ<2931>、グランディーズ<3261>もスト
ップ高買い気配となっている。値動きの軽さが材料視され、直近IPO銘柄に短期資
金が集中する展開に。同社については、いちよしが地盤に関するナンバーワン「住生
活エージェント」として成長が期待されるとコメント。上場に伴う認知度向上も寄与
し、中期利益成長率は年率30%を予想している。

Dガレージ<4819>:161500円(同+6000円)
買い先行。電通<4324>との資本・業務提携を発表したことが材料視されている。同社
が来年1月に実施する第三者割当増資を電通が26億円で引き受け、7%を握る第2位株
主となる見込み。米国の先進的なインターネット技術を発掘し、日本市場などに導入
する事業などで協力するもようで、協業によるシナジー効果に期待感が先行へ。


(フィスコ)


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