株式レポート
1月7日 18時0分
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年頭所感2013 : アムラーと失楽園 - 広木隆「ストラテジーレポート」

高尚になら誰でもなれる
「広木さんは、渡辺淳一を目指しているのですか?」
最近の筆者のレポートを読んだ方から、そう言われた。確かに最近、千々に乱れる胸のうちを反映して、自分の芸風がそっちの路線に傾いているのは認めるが、「渡辺淳一を目指している」とは滅相もない。(当たり前だが)筆者など、渡辺淳一先生のような大作家の足元に及ぶべくも無い。『失楽園』や愛ルケ(『愛の流刑地』)の大ヒットで、渡辺淳一といえば官能小説のイメージが強いが、氏は真面目なインテリである。折しも、新年1月から日経新聞『私の履歴書』で氏の連載が始まった。『私の履歴書』の連載を通しても、氏のそうした一面が明らかになっていくものと思われる。

とは言ったものの、連載開始から1週間経った現在、氏の「真面目なインテリ」ぶりをうかがわせる片鱗すら見られない。それどころか、4日の『履歴書』では、子供のころ占い師に「女難の相がある」と言われたという話があった。小学校1年の時、美しい女教師のフレアスカートの中に巻き込まれて、出てきた氏はこう述べる。「なにか、すごい世界にまぎれ込んできたような気がして、これが母のいう女難の1つなのかと、呆(ぼ)んやり考えた。」 さらに、6日の「トイレの落書き」に至っては、ここに書くのも憚られる内容だった。

渡辺先生、馬鹿なこと言ってないで、知的な発言お願いしますよ!「氏は真面目なインテリである」なんて持ち上げちゃったんだから、もっと高尚なこと言ってもらわないと困ります。

そんな筆者の声をよそに、ソフトブレーン創業者の宋文洲氏がこんなエピソードをメルマガで紹介している。あるテレビ番組の収録で一緒になった渡辺淳一氏が楽屋でこう語ったという。「人間はもっと軽薄にならなきゃ、高尚になら誰でもなれる。」

筆者は日本株相場が低迷していたときから、楽観論を述べていた。欧州債務危機や米国の「財政の崖」の問題で市場に悲観論が溢れている最中に、日本株の上昇シナリオを唱えていた。周りは慎重論一辺倒。筆者は能天気だと揶揄された。批判や誹謗中傷が絶えない毎日だった。「大手○○証券エコノミストの××さんが、かくかくしかじか、こんなにリスクがあると言っているのに、それでも株が上がるなんて、お前ごときがいい加減なこと言うな!」とお叱りの電話をコールセンターにかけてくる人もいた。

マーク・トゥエインによれば、10月は株式投資にとって最も危険な月の一つだそうだ。それ以外の危険な月は、7月、1月、9月、4月、11月、5月、3月、6月、12月、8月、2月だという。

つまり、株式投資にとってリスクがない時などなく、常に何らかのリスクがつきまとう。だから、神妙な面持ちでリスク要因を並べ立てれば、それだけでいかにも「もっともらしく」聞こえるものだ。なるほど、「誰でも高尚になれる」のである。

悲観のなかでリスクを挙げるより、悲観のなかに明るい要素を探るほうがはるかに難しい。時には軽薄にすら見えるかもしれない。しかし、それがいかに重要なことか、衆院解散が決まった昨年11月からこのひと月半の相場で理解してもらえたことだろう。11月12日のレポートでは「悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす」というウィンストン・チャーチルの言葉を引用した。10月24日のレポートでは「悲観主義は気分だが、楽観主義は意志である」と哲学者アランの言葉を引いた。そのレポートの結びはボストン・テラン『暴力の教義』の一節を借りた。「下を向いて歩いていたら、小銭はいっぱい拾えるかもしれん。だけど、本気で何者かになるつもりなら、眼の照準はちゃんと眼の高さに据えておくことだ。」
マネー雑誌『ダイヤモンドザイ』の相場見通しで、2013年は日経平均1万円〜1万2000円と答えた。2012年末に1万円を超える可能性があるとも述べた。その取材を受けたのは、まさに株価が安値に沈んでいた昨年10月。もちろん、そんな強気を言う市場関係者は筆者1人だった。それで昨年末、ザイ編集部から改めて取材の申し入れがあった。開口一番、尋ねられたのは、「どうして、弱気が蔓延するなかで年末の株高を当てられたのですか?」という質問。筆者はこう答えた。
「特別なことは何もない。ちゃんと顔を上げて、しっかり前を向いていただけさ。」

アベノミクスとグローバル景気回復のカップリング
年が明け、新しい年の相場が始まった。米国の「財政の崖」問題は、「崖」から転落する事態が土壇場で回避され、円安ドル高の流れが加速、日経平均は続伸し震災前の水準を回復した。2013年相場はとりあえず好調なスタートを切った。

筆者の相場観は変わらない。今回の株式ラリーをもたらした最も強い要因は、①日本の政策の大転換、すなわち積極的な金融緩和と大胆な財政出動というポリシーミックス(いわゆる「アベノミクス」)が、②グローバル景気の回復と同時並行して起きるという、そのカップリングの妙にある。相場というものはタイミングが決定的に重要である。①か、②か、どちらかひとつであったら、だめである。両者が、同時に起きるという、このタイミングが「肝」なのだ。

「アベノミクス」は脱デフレ期待を誘引し、円安進行の一因になっている。円安は日本企業の業績改善期待を高めている。そして円安は実際に企業業績にプラスに働くだろう。しかし、為替以外の部分で「アベノミクス」が直接的に、日本企業の業績改善に即つながるかと言えば、それはごく一部の業種・企業に限られる。安倍政権によるポリシーミックスの効果が日本企業全体の業績に波及してくるにはまだ時間がかかるだろう。それよりは、米国をはじめとするグローバルな景気回復の道筋が鮮明となってくる効果のほうが日本企業の業績(とその先行き見通し)にとってはるかに影響度は大きい。

日本の政権交代とそれによる政策転換は、(円安誘導も含め)むしろ投資家のセンチメント改善に効果大であった。理想買いを促し、相場のトレンド転換自体が新たな投資マネーを呼び込む。但し、それだけでは相場は短命に終わるだろう。最終的に企業業績の回復が伴わなければ、ただの「ミニバブル」となってしまう。だからこそ、②のグローバル景気の回復が大事な要因なのである。

バリュートラップを抜けるカタリスト
筆者はここ最近「バリュートラップ」について書いてきた。ただ割安な株を買うだけでは「万年割安」、バリュートラップに陥って、ずっと報われない恐れがある。だから、割安さが市場に認められ、それが是正されてきた証であるモメンタムの出ている銘柄についたほうがよい、という戦略である。実は、だいぶ前に、日本株全体がバリュートラップに陥っているのではないか、というレポートを書いたことがある。長期にわたる経済の沈滞が株価低迷を招き、日本株市場の魅力は雲散霧消した。市場時価総額の低下によるベンチマーク・インデックスに占める日本株ウェイトの縮小と相まって、日本株を手掛ける投資家が減少の一途を辿った。こうして日本株市場は投資家不在といった状況が常態化した。だから大半の企業が解散価値を下回るPBR1倍割れの状況が放置されたまま、一向に買いが入って来なかったのである。
単に割安なだけでは株価は上がらない。その割安さに気づいて、それを評価して買ってくれる投資家がいなければ上がらないのだ。そして、投資家に評価してもらうためには、何かしらの「カタリスト(きっかけ、材料)」が必要だ。個別銘柄で言えば、業績修正の発表や、アナリストによる投資判断の引き上げなどが挙げられる。日本株市場全体について言えば、(不謹慎かもしれないが)東日本大震災は海外投資家の目を再度日本に向けさせる格好のきっかけになった。

それより前の例では2005年の小泉元首相による郵政解散・総選挙と自民党の圧勝という政治イベントがあった。「日本が変わる」との期待から、10兆円にのぼる外国人による買い越し額を呼び込んだのだ。今回の衆院解散〜政権交代以降の外人買い主導による相場上昇も05年相場によく例えられる。確かに、安倍政権が求めている金融政策のありかたは、これまでの日銀のそれとは大きく違うし、実現すれば金融政策の大転換と言っていい。「日本が変わる」という期待を外国人に抱かせても不思議はない。しかし、今回の政権交代が05年の郵政解散に匹敵するほどのインパクトと期待を外国人投資家に与えたかと言えば、それは疑問である。

むしろ今回の政権交代という政治イベントは、外国人投資家が見過ごしてきた日本株市場へ再び目を向けさせるきっかけになったという意味合いが強い。つまりバリュートラップに陥っていた日本株がトラップを抜け出す「カタリスト」になったのだ。これまでになく大胆なポリシーミックスを掲げる政治家が政権の座に復帰した。そこで改めてその国の株式市場に目をやれば、世界のなかでもひと際出遅れ感があった。確かにこれまでは業績の回復度合いが鈍く、一部の家電メーカーに見られるような構造不況の要因もあり、日本株を買うインセンティブはなかった。PBRの1倍割れは、日本企業の利益率の低さの表れであり、その意味で日本株は「割安」ではなく、ただの「安かろう、悪かろう」だった。しかし、ようやくそうした悪材料も出尽くした感がある。為替の長期トレンドも転換点を迎え、永く苦しんできた円高が是正される機運が出てきた。それは単に安倍発言によるものだけではなく、日本の経常収支の構造的変化、米国のエネルギー革命なども背景にある。円高是正とグローバル景気回復を前提とした業績改善の度合いを勘案すれば、この株価水準はじゅうぶん「買い」に値するではないか。やっと日本株を「割安」と呼べる時期が来たのである。

繰り返すがファンダメンタルズの改善は株価上昇の必要条件だが十分条件ではない。そのファンダメンタルズの変化を評価してくれる人がいて、はじめて株価上昇につながる。その意味で、改めて株価とは「美人投票」なのだと思う。株式用語で「きっかけ、材料」として使われる「カタリスト(catalyst)」とは、もともと化学用語で「触媒」という意味である。株価が上昇に転じる素地があったところに、政権交代・アベノミクスへの期待という「触媒」が振りかけられたことで、いろいろな経路で化学反応が起きた。それがこの株式ラリーの背景である。
PAST
渡辺淳一氏の『失楽園』は300万部を超える大ベストセラーである。そのわずか100分の1に過ぎないが、筆者が昨年書いたレポートのなかでベスト・ヒット(最多PV:ページビュー)、最も多く読まれたレポートは、シャープ、ソニー、パナソニックは買えるか?というサブタイトルの『三種の神器』というレポートであった。それはそれで、良いタイミングでユニークな視座を提供できたものと自負しているが、個人的に一番思い入れのあるレポートは、昨年10月10日に書いた『PAST というレポートである。以下は、その書き出しの部分である。

<"PAST
このレポートを書いた時の日経平均は8,500円台に沈み、市場のセンチメントは極端に悪化していた。そんな時、PAST(過去)よりFUTURE(将来)が大事、足元は暗くても将来に目を向ければ状況は改善する、先を見ようと述べたのである。

結果として相場の底値圏でポジティブなメッセージを発信することができたが、このレポートに対する思い入れが強いのは、それが理由ではない。市場に携わる者として、口にしてはならない、いわば「禁句」を吐いたからである。「ここまで歪んだ今の市場は間違っている」と書いたのだ。相場というものは、市場でついた値がすべてである。古美術商「不言堂」初代、坂本五郎氏は、骨董という、価値があってないようなものの価値についてこう述べている。「出来た値段が価値である。」

市場でついた値が絶対であり、それが市場が評価したその時点における資産の価値である。だから、市場は常に正しく、市場が間違っているということはない。四半世紀もマーケットに関わってきて、そんなことは百も承知していたが、思わず本音が漏れた。「今の市場は間違っている」と。言わずにはいられなかったのだ。「理外の理」という言葉の本来の意味とは違うけれど、市場が常に正しいならば、市場が道理、つまり「理」である。それに対して、「間違っている」と思う感覚は、道理を外れた、いわば「「理外の理」だ。このレポートを特別なものと思うのは、時には相場の道理から外れ、自分が信じるままの思いをストレートに伝えることも大切だということを、これによって知ったからである。
バブルの狭間で
安室奈美恵がブレイクしたのは1990年代の半ば。小室哲也のプロデュースとエイベックスグループのプロモーションでブームに火がついた。1996年には「Don't wanna cry」、「You're my sunshine」、「a walk in the park」などミリオンセラーを連発、一躍スターダムに駆けのぼる。ティーンエイジャーのファッションリーダーとなり彼女を真似た「アムラー」(茶髪ロングヘアー・ミニスカート・細眉・厚底ブーツなど)はこの年の流行語となった。絶頂は1997年末まで続く。その年のNHK紅白歌合戦のトリでレコード大賞受賞曲「CAN YOU CELEBRATE?」を熱唱した。

安室奈美恵の活躍と『失楽園』ブームはぴったりと時期が重なる。日経新聞の新聞小説として1995年から翌年にかけて連載されると大センセーションを巻き起こし、1997年には映画やテレビドラマにもなった。若者はアムロに、中高年は不倫ドラマに憧れた時代、それが95〜97年の日本だった。時代は完全に「バブル崩壊後」であるという認識を誰もが否応なしに受け入れていた。

日本株のピークは1989年末だが、不動産市場のピークアウトはその数年後。1991年頃には既にバブルが崩れかかっていたが、世間はまだバブルの余韻に浸っていた。事実、ボディコンに身をつつんだ女性が扇子を持って乱舞した「お立ち台ディスコ」ジュリアナ東京がオープンしたのは1991年である。ジュリアナはバブルの象徴とされることが多いが、実際にはそのオープン時には既にバブルは崩壊していた。それは、いわばバブルの余韻、余勢で生まれた副産物であった。手花火(線香花火)の散り際の火を散り菊と言うが、まさにジュリアナはバブル崩壊の際に咲いた散り菊だったのである。

90年代半ばになると、さすがに世の中は完全に酔いから覚める。酔いから覚めたはいいが酷い二日酔いが残った。宴が派手だった分、祭りの後の寂寥感も強かった。そんな時代のもの悲しさが求めたものが、安室奈美恵の「華」であり『失楽園』の「麻薬」であったのだろう。どこか退廃的で、どこか甘美な、そして危険な香り。それは過ぎ去ったバブルへの郷愁であったかもしれない。その傍らで、時代は山一證券や銀行の破綻が相次いだ日本版金融危機へと突入していく。その先に、再びITバブルに踊ることになろうとは、その時はまだ誰も知らない。

80年代後半の金余りバブルと90年代末のITバブル。2つのバブルの狭間で、ひとつのバブルが崩壊し、そしてまた次のバブルが生まれるサイクルのボトムで、バブル渇望の機運が生み出したものがアムラーであり『失楽園』であったのではないか。

米国発の住宅バブル、すなわちサブプライムローンによるクレジット・バブルがリーマンショックという形で派手にはじけて今年で5年を迎える。今、私たちはどんなサイクルのどんな位置にいるのだろう。バブルは繰り返す。バブルがはじけ、また次のバブルが生まれる過程の、その周期の底では、いったいどのような兆候が見られるのだろう。「歴史は繰り返す、ただし役者を変えて」と言われる。しかし、本当に役者は変わるのだろうか。渡辺淳一氏がまた日経に戻ってきた。『私の履歴書』を読む限り渡辺先生のパワーはますます磨きがかかっているように思える。

そして年も押し迫った昨年の暮れ12月20日、安室奈美恵の姿が東京ドームのステージにあった。ドームの最上階まで超満員に埋まった観衆の前に、35歳の安室が姿を現すと会場には割れんばかりの歓声が響く。「客席は安室に飢えていた」とステージ評は伝えた。そのレビューはこう結んでいる。「5万人がダンスビートで盛り上がる。まさに15年ぶりに味わう雰囲気だった。この祝祭的、バブル的な高揚感こそ、いま求められているものなのかもしれない。」

東京・築地の中央卸売市場で行われた恒例の初競りで、青森県大間産クロマグロが1億5千万円超で競り落とされた。昨年付けた最高値の3倍近い。「度を越している」との声も聞かれたというが、それは違うだろう。市場でついた値段、それがすべてである。骨董であれ、マグロであれ、「出来た値段が価値である」。

今また、その論法が正当化される時代に向かっているような気がする。それが2013年、巳年の始まりに筆者が感じたことのエッセンスである。
巳年の始まりは…
『失楽園』とはそもそも創世記第3章の挿話である。蛇にそそのかされたイブとアダムが、神に背いて禁断の木の実(善悪の知識の実)を食べ、エデンの園を追放されるというものだ。

今年の元旦、日経新聞『春秋』は「蛇のように賢く、鳩のように素直であれ」という聖書の一節をこう紹介した。 - なぜ蛇が賢いのか。エデンの園で、おいしそうな禁断の木の実を食べるよう蛇がイブをそそのかした。それは一面、悪事への誘惑であるが、他方、神の掟に逆らっても自分の信ずるところに従う大切さを説いてもいる。すでにある国や社会の基準から自由になれとそそのかす蛇は、だから賢いというわけだ。(荒井献 「『強さ』の時代に抗して」)

神の掟に逆らっても自分の信ずるところに従う大切さ。すでにある基準から自由になること。

「それなら俺は、もうとっくに禁断の実を食べてしまったよ。」
そんなことを考えながら、初詣の参道を歩く。

巳年の今年、いったい何人の男女が蛇にそそのかされて楽園を追われるのだろう。できるだけ多くの人に禁断の木の実を食べて欲しいと願う。神の掟に逆らっても自分の信念に従うこと。既成の基準から自由になること。それが「楽園」を追われる理由ならば、むしろ、そう願う。今の時代に必要なのは、望んで「楽園」を出る勇気だ。「失楽園のすすめ」である。

エデンの園の暮らしは平和に満ち足りた世界だろう。以前の自分は、おそらく楽園に近い暮らしをしていた。夜もぐっすり眠れたし、胃が痛くなったり、冷や汗をかいたり、歯噛みをするようなこともなかった。それが、今はもう楽園の暮らしとは程遠い日々を送っている。しかし、後悔はない。一度、この世界を味わったなら、一歩、この禁断の世界に足を踏み入れたなら、もう後戻りはできない。前述した一連の不愉快さと引き換えに、めくるめく興奮と甘美な陶酔を味わうことができる。「楽園に戻してやる」と言われても、お断りだ。この世界の頂まで、一緒にシャトー・マルゴーを飲むところまで、いく覚悟である。

鳥居をくぐって、境内に入る。二礼二拍一礼。帰りに破魔矢を買って、おみくじを引いた。小吉だった。

願望(ねがいごと) 「障害多し されど叶う」 よしとしよう。
失物(うせもの) 「出にくい」 失くさないように気をつけよう、何事も。
旅行(たびだち) 「遠方、凶 近場、吉」 ニューヨークに出張しようと思ったのに…。
相場(そうば) 「上がる 買うべし」 言われなくとも。
商売(あきない) 「売り買いとも吉」 売りも重要ということか。
転居(やうつり) 「控えよ」 承知。
病気(やまい) 「快方に向かう」 ほっとした。
出産(おさん) 「安し 女児なり」 これは関係ない。
縁談(えんだん) 「あせれば不利 落着くべし」 …(-_-;)
争事(あらそい) 「相手が女なら負け」 痛っ!(>_ 待人(まちびと) 「来る 但し、つれあり」 どういうことだよっ?!

そして最後に「女難の相 気をつけるべし」とあった。なんということだろう。しかし、ものは考えようである。渡辺淳一先生の足元にも及ばないと書いたけど、これで先生とひとつだけ共通点ができた。大作家に一歩近づくことができたと考えれば喜ばしいことではないか。

正月は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし (一休宗純)

女難の相か…。うれしくもあり、うれしくもなし…。いや、いや、やっぱり、うれしくない!
なんとも複雑な心境で迎えた2013年、巳年の始まりであった。

本年も「ストラテジーレポート」をどうぞご贔屓賜りますよう、よろしくお願い申し上げます!


(チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

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(マネックス証券)


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