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1月9日 11時34分
フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱UFJ、日産自動車、TDKなど

三菱UFJ<8306>:462円(前日比±0円)
売り優勢スタート後は、全体相場の切り返しに連れる展開。UBSでは目標株価を440円
から490円に引き上げているものの、投資判断は「バイ」から「ニュートラル」に格
下げしている。既に割安感は限定的となっているとの見方。株主還元の拡大や海外M
&Aなどが更なる上値追求のカタリストと。なお、UBSでは、みずほFG<8411>の投資判
断も同様に格下げしている。

日産自動車<7201>:846円(同+4円)
プラス転換。格下げなどが嫌気され売り先行でスタートしたものの、為替相場が円安
に振れていることから急速に切り返す展開。なお、メリルリンチ(ML)では投資判断
を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価は900円としている。第3四半期決算のネ
ガティブサプライズ懸念、中国ビジネスの健全的な成長力確信には時期尚早などを格
下げの背景としているもよう。10-12月期営業利益は従来予想の1701億円から900億円
にまで引き下げると。

TDK<6762>:3375円(同+135円)
買い優勢の展開。米シーゲートが10-12月期の暫定決算を発表、売上高が従来予想や
市場コンセンサスを上振れたことで、時間外取引で上昇している。国内におけるHDD
関連銘柄の一角として、連れ高する展開にもなっているようだ。また、三菱UFJでは
投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を3500円から4000円に引き上げ。構
造改革を完遂した受動部品の成長戦略に視点が移っていくと評価。

三菱重工業<7011>:442円(同+21円)
しっかり。大和が投資判断を「3」から「1」に2段階格上げ、目標株価を500円として
おり、評価を高める動きとなっているようだ。大和では、2013年の注目テーマは各産
業における「オールジャパン体制の構築」としており、その先導役になり得る銘柄と
して注目しているようだ。日立<6501>との火力発電システム事業統合やフォークリフ
ト事業など、事業ポートフォリオ再構築に向けた具体策が示されてきたことも評価と
している。

7&iHD<3382>:2645円(同+43円)
しっかり。同社は前日に第3四半期の決算を発表している。9-11月期営業利益は前年
同期比5%増の692億円、計画比ではやや未達となったもようだが、市場予想の範囲内
ではあるようだ。イトーヨーカ堂が黒字転換したものの、コンビニ部門が先行投資負
担で伸び悩んでいる。一方、年間配当金は62円から64円に引き上げ、ポジティブに捉
えられる状況でもあるようだ。

東宝不動産<8833>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。東宝が完全子会社化を目指したTOBの実施を発表、同社では賛
同意見を表明しており、TOB価格735円に完全さや寄せを目指す動きとなっている。前
日終値との比較では33%のプレミアムとなる格好に。なお、同社が50%超の株式を保
有しているスバル興業<9632>も、思惑買いの動きから急伸する展開に。

JMNC<3645>:429円(同+11円)
買い優勢。上期営業利益は前年同期比40%減の5900万円と大幅減益となったものの、
従来予想の2100万円を大きく上回ったことが好感されている。業務効率化のほか、費
用対効果を重視した広告戦略、業務自計化による支払手数料の大幅な削減などが押し
上げ要因となったようだ。なお、通期計画については据え置いている。

エヌピーシー<6255>:299円(同+44円)
大幅続伸。同社のほか、フェローテック<6890>やウエストHD<1407>など、太陽光発
電関連の上昇が目立っている。政府と自民党は2013年度税制改正において、3月末に
期限が切れる太陽光と風力発電への設備投資を対象とした減税措置を延長する方針を
固めたと伝わったことが材料視されているようだ。自民党の政権公約で、再生可能エ
ネルギーの導入や省エネの推進を「当面の最優先課題」として掲げたことを踏まえた
措置と。

日風開<2766>:93000円(同+900円)
買い先行。2012年度に国内で新たに稼働する風力発電設備の能力が、前年度比8%増
になるとの予測が伝わったことが材料視されている。昨年7月から再生可能エネルギ
ーの固定買い取り制度がスタートしたことが追い風となり、風力発電の新規導入能力
が増えるのは3年ぶりと。なお、昨日は風力発電設備などの減税措置の延長も伝わっ
ていた。

マクドナルド<2702>:2283円(同-17円)
さえない。12月の月次動向を発表し、既存店売上高は前年同期比8.6%減となったこ
とが嫌気されている。外食市場の縮小が逆風となっているほか、2012年は戦略に基づ
いてディスカウントプロモーションを抑制したことが大きく影響していると。なお、
2012年の既存店売上高については、9年ぶりにマイナスとなったもよう。


ユーグレナ<2931>:9830円(同+1180円)
上場来高値を連日で更新。短期資金による物色が強まり、需給面主導での上値追いが
続いている。信用取引の規制緩和に伴って個人投資家の売買が活発となる中で、値動
きの良さが材料視される格好に。また、本日はUMNファーマ<4585>やenish
<3667>、トレンダーズ<6069>など、直近IPO銘柄の物色も継続している。


(フィスコ)


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