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1月11日 11時35分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、トヨタ、ファーストリテなど

シャープ<6753>:321円(前日比+28円)
買い気配スタートから大幅高となり、上昇率上位に。一部報道では、10-12月期営業
損益が5四半期ぶりの黒字に転換したもようと伝えている。「IGZO」液晶の量産が軌
道に乗ったほか、白物家電も好調、黒字幅は200億円前後になったもようと。先に10-
12月期営業損益は想定を上回ったもようとも伝わっていたが、赤字は継続したもよう
との見方になっており、想定以上のピッチでの業績回復傾向が意識される格好にも。


トヨタ自動車<7203>:4240円(同+35円)
しっかり。為替市場での一段の円安進行を背景に、自動車株も総じて買い先行の展開
になっている。また、円安に伴う業績上方修正につれて、アナリストの目標株価引き
上げの動きも自動車セクターには複数で散見されている。同社に関しては、メリルリ
ンチ(ML)が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も3600円から4700
円に引き上げている。投資抑制策や高い収益水準の確保を評価としている。また、1
円の円安は10円のEPS上昇要因につながるとも。

ファーストリテ<9983>:23500円(同+940円)
買い優勢の展開。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は566億円で前年同
期比17%増益、市場コンセンサスを上回る着地となり、通期予想も1435億円から1475
億円に上方修正している。国内事業は想定通りだったものの、海外事業の急回復が上
ブレの主因となっているもよう。なお、UBSでは投資判断を「セル」から「ニュート
ラル」に格上げ、海外事業の懸念払拭などを評価と。

JPX<8697>:4415円(同+330円)
上昇率上位。統合持株会社として東証1部に重複上場後は、換金売り懸念などから上
値の重さが目立っていたが、本日は大幅続伸となって、東証上場前の株価水準を回復
している。前日は、東証1部の売買高が2011年3月16日以来の高水準に膨らんだほか、
ジャスダック市場の売買代金も2008年2月29日以来の高水準、売買の活況がプラス材
料視される状況となっているもよう。また、インドとトルコの両取引所と提携と伝わ
っているなど、積極的な事業展開も評価へ。

長谷工<1808>:88円(同+3円)
しっかり。JPモルガン(JPM)では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価
を80円から120円に引き上げている。優先株の存在がボトルネックであったが、業績
回復への道筋が具体的に見えてきたことに伴い、期限までに買い戻しが完了する可能
性は高まってきたと指摘している。マンション工事の受注採算改善、マンション用地
の売買利益の拡大など、ファンダメンタルズも回復傾向を見せてきたと。


OSG<6136>:1156円(同-60円)
売り優勢の展開。同社は前日に前11月期の決算を発表している。営業利益は139.5億
円で13%増益、ほぼ従来計画線上での着地となっている。一方、今期は128億円で同
8%の減益見通し、市場コンセンサスは増益予想であったため、失望売りが先行する
格好に。予想は保守的との見方もあるが、生産調整の影響は想定以上に大きいと受け
止められる展開になっている。

光通信<9435>:3850円(同+180円)
買い優勢。前日には岩井コスモが投資判断を「B+」から「A」に格上げ、目標株価を
4600円としている。第3四半期はアイフォン販売好調で大幅増益、ストック利益の積
み上がりで来期も2-3割程度の増益が可能と判断しているもよう。野田元首相の解散
発言以降の株価パフォーマンスは、東証1部上場の主力銘柄の中で最低水準にもあ
り、出遅れ感の強さに対する見直しの動きにもつながる。

MonotaRO<3064>:2842円(同-99円)
さえない。同社は前日に12月の月次動向を発表、売上高は前年同月比21.6%増と伸長
しているものの、伸び率は鈍化しており、ネガティブ材料と捉えられているもよう。
前12月期のなかでは、最も伸び率は低い水準となっている。ちなみに、年間通しての
増収率は28.9%になったようだ。

ブロッコリー<2706>:186円(同+37円)
急伸。今期業績予想の上方修正を受けて短期資金が集中し、現時点でジャスダック市
場において売買代金2位となっている。今期営業利益は、従来予想であった6.0-6.5億
円のレンジ上限を上回る7.5億円となる見通し。ゲームソフトやトレーディングカー
ドゲームなどの好調が業績押し上げ要因に。なお、未定としていた期末配当予想を1
株当たり5.5円としている。

ジェイアイエヌ<3046>:3090円(同+111円)
買い先行。昨日発表した9-11月期営業利益は、前年同期比7.6倍の13.8億円で着地。
主力のアイウエア事業の好調が継続し、上期営業利益見通しを15.0億円から24.0億円
へ、通期見通しを39.0億円から49.0億円へとそれぞれ上方修正している。通期計画は
ほぼコンセンサス水準とみられるが、第1四半期からの上方修正によって一段の上振
れ期待も高まる格好に。なお、同時に期末配当予想を15円から20円へと引き上げへ。


タカラBIO<4974>:965円(同-23円)
反落。昨日はストップ高まで急伸となったが、短期的な過熱感も意識され利益確定売
り優勢の展開となっている。同社のほか、ナノキャリア<4571>やUMNファーマ
<4585>など、直近で賑わいを見せていたバイオ関連の一角が軟調。本日は文部科学相
が、iPS細胞を中心とした再生医療研究に、今後10年で1100億円規模の長期的な支
援を行う意向を表明したと伝わっているが反応は限定的となっている。

ユーグレナ<2931>:13100円(同-50円)
買い気配からのスタートとなった後は乱高下。朝方は1万6140円まで急伸となったも
のの、その後は一時、10570円まで急落となっている。需給面主導での上値追いが続
き買い意欲は強い一方、短期的な過熱感が意識されているほか、明日からの3連休を
控えて手仕舞い売りも膨らんでいるようだ。なお、直近IPO銘柄では地盤ネット
<6072>やコロプラ<3668>などが堅調推移。

(フィスコ)


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