キャリアを描いていく上で、ライスワークでも、ライフワークでも人脈は大切です。苦難に直面したとき、助けてくれるのは仲間です。ライスワークなら先輩や上司、後輩といったタテのつながりだけでなく、同期や趣味の仲間といったヨコのつながりも大事です。愚痴を聞いてくれる同期には精神的に助けられます。ライフワークでは、地位や年齢はあまり関係なく、志や目的でつながり、お互いを高め合う同志になります。そんな人と「つながる」ためのちょっとしたコツと習慣をお伝えします。

先輩におススメの本を借りる

 尊敬する先輩のデスクに並んでいる本は必ずチェックしましょう。できる先輩は必ず業務で必要な本、最先端の本を読んでいます。

 話をする機会があれば「最近、面白い本は何ですか?」と質問してみましょう。先輩に本を「借りる」のがキモです。返すタイミングが先輩と議論できるチャンスになります。質問を用意しておくのは無論。分からなかった箇所を聞いてみたり、自分の意見を先輩にぶつけてみる。「おお、じゃちょっとお茶しにいく?」「今晩、空いてる?」と本をネタに話をする機会を作ってくれたりしますから。

 そうなったら、しめたもの。仕事でご一緒できなくても尊敬する先輩と本でつながっていると強いですよ。本を通じて定期的な交流が生まれます。もちろん本と議論を通じて自分も磨かれます。

歓送迎会の幹事を引き受ける

 歓送迎会を「小さなプロジェクト」と考える。解釈が全く変わります。送り出す人、迎える人を「顧客」として考えてみると、彼らを喜ばせる演出、店選び、時間割は貴重なビジネス体験に早変わり。上司や部署の人たちとのやり取りも緊密になるだけでなく、皆がビックリするような演出ができれば周囲からも一目を置かれます。身近な会の幹事こそ率先して引き受ける。プロデュース力を磨くチャンスです。

社内プロジェクトの事務局をやる

 事務局機能には、二つの側面があります。一つは「情報のハブ」になれること。自分に情報が集約されてきますから、新人でも普通の社員が知ることのない情報に触れます。これ、ありそうでない体験ですね。