新興国投資 2013年1月16日

21世紀はアフリカの時代
注目するっきゃナイジェリア!
日本人で初めて証券口座を開設してきた
木村昭二のどんとこい!フロンティア投資

人口の増加は経済成長の源泉。2050年までに世界の人口は現在より約23億人増える。そのうち約半分がアフリカによるものだ。中でも注目すべきはナイジェリア。 ナイジェリアには“サハラ以南”で有数の都市ラゴスがある。今後30~40年を見越せば、今のうちにこの地に先鞭をつけておくことは、計り知れない価値があるはず。が、ここは旅行者の間で「世界3大危険都市」に数えられる街でもある。投資家が一人で出掛けていって、無事に帰還できるだろうか!? 日本人で初めてナイジェリアに証券口座を開いた、フロンティア投資の第一人者・木村昭二が、決死の覚悟で現地へ飛んだ!

ラゴスのオフィス街にあるナイジェリア証券取引所。同証券取引所は1960年に設立され、50年以上の歴史がある  (Photo:©木村昭二)

人口増は経済成長の原動力
2050年には人口が欧州の3倍! 

 この20年の中国の経済成長で目の当たりにしたように、人口の多さは経済成長の原動力となりえます。先進国から安い労働力を求めて工場が進出し、積極的な投資によりインフラが整備され、人々の生活が少しずつ豊かになり、やがて爆発的な消費意欲となってマネーが溢れるのです。

 しかし、中国の人口増大もあと12年で頭打ちとなり、2025年には代わってインドが人口世界1位の座に君臨します。その頃には、インドの労働賃金も上昇し、投資マネーは次なるフロンティアに向かい始めているはずです。その行き先はどこになるでしょう。

 今、世界のフロンティア投資家が熱い眼差しを向けているのが、アフリカ大陸です。アフリカの人口は今後40年間で2倍以上の23億人に達すると予想されています。年の人口増加率にして2.3%、これはアジアの人口増加率1%の実に倍以上です。

 とはいえ、アフリカならどこでも同じというわけにはいきません。地政学上の要因から投資の受け皿となりえる国は限られてきます。

 ポイントは条件の良い都市があること。北部ではエジプトのカイロ、南部には南アフリカのヨハネスブルクなどがありますが、最も人口増が見込める“サハラ以南”となると、ナイジェリアのラゴスが最有力です。

ナイジェリアはここ。ラゴスは同国最大の港湾都市で、旧首都でもある(現在の首都はアブジャ)。市域人口1155万人はアフリカ最多。「サハラ以南」アフリカの経済成長を担うダイナモとなるか (「Google地図」を基にザイ・オンライン編集部作成)

 


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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