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1月21日 11時37分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、野村HD、ファナックなど

シャープ<6753>:333円(前週末比-11円)
下げが目立つ。iPad用パネルの生産をほぼ停止しているとの報道が先週末に伝わって
いる。先には、iPhoneパネルの減産報道も伝わっており、アップル向けの生産量引き
下げに伴う稼働率目標の達成に対する不安感などが強まる形に。また、中国での90型
テレビ販売見送りなども報じられている。再建の遅れにつながりかねない材料には警
戒感が高まりやすい。

野村HD<8604>:485円(同-6円)
売り先行。バークレイズでは目標株価を320円から410円に引き上げているものの、投
資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げへ。証券株は既にかな
りの業績改善期待を織り込んでいる可能性が高く、今後はダウンサイドリスクを意識
すべきと考えているようだ。信用買いのポジションだけ見れば、株式市場は相当過熱
した状態と指摘。また、本日の株式市場が、想定以上に早いタイミングで伸び悩んで
いることも逆風に。

ファナック<6954>:14480円(同-450円)
軟調。シティでは投資評価を「1」から「2」に格下げへ。工作機械需要の低迷が利益
率の高いFA事業を直撃しているほか、ロボマシン事業の売上高も減少懸念など、逆風
が強まっていることを警戒視のもよう。今期営業利益は会社計画を下回る2ケタ減
益、来期も横ばい程度にとどまると予想している。なお、先週には、みずほ証券とゴ
ールドマン・サックス(GS)も投資判断を格下げしている。

エプソン<6724>:861円(同+46円)
しっかり。JPモルガン(JPM)が投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイ
ト」に格上げ、目標株価は700円から1600円まで引き上げている。損益分岐点の引き
下げ効果やグローバルシェアの上昇に加えて、ユーロ高と製品ミックスの好転で来期
は8年ぶりの増収を見込んでいるほか、今後の増益幅にはポジティブサプライズが発
生しやすくなると予想しているもよう。目標株価の高さにインパクトも強まる形とな
っているようだ。

東京製鐵<5423>:454円(同+29円)
売り先行後、切り返す展開に。同社は先週末18日に第3四半期の決算を発表、4-12月
期の営業損益は131億円の赤字、10-12月期でも26億円の赤字が残り、通期予想は150
億円の赤字から155億円の赤字へと若干下方修正。ただ、市場予想との比較では下方
修正幅はやや限定的にとどまった印象。安心感が高まるに伴い、足元の円安や鋼材市
況の回復を背景とした来期業績回復期待なども強まる格好へ。

三井化学<4183>:205円(同-6円)
さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」
に2段階格下げ、マイナス材料と捉えられている。中国需要の盛り上がりへの期待感
の薄まり、芳香族原料価格高騰による採算圧迫懸念の強まり、国内の構造改革遅れに
よる競争力の大幅な低下懸念などを背景に、石油化学セクターの投資評価を引き下げ
ている。三菱ケミカルHD<4188>や住友化学<4005>などにも売りが優勢。

丸井G<8252>:730円(同+38円)
大幅高で上昇率上位。メリルリンチ(ML)では投資判断を「アンダーパフォーム」か
ら「買い」に2段階格上げ、目標株価も580円から850円に引き上げている。高い利益
成長力と低PBR好パフォーマンスにつながると考え、好業績の景気敏感株として注目
すると。ショッピングやキャッシング取扱高の拡大など、クレジットカード事業が高
い伸びを続けているとの指摘。

KG情報<2408>:455円(同-59円)
大幅反落。先週末に本決算を発表し、今期営業利益は前期比53.6%減の4.4億円、最
終利益は同46.8%減の3.1億円と大幅減益見通しとなったことが嫌気されている。今
期を将来の飛躍のための先行投資期間と位置付け、従来以上に積極的な企業運営を行
う方針のようだ。なお、前期営業利益は9.6億円となり、従来予想の9.8億円をやや下
回る着地となっている。

ゲンダイAG<2411>:107100円(同+4500円)
買い優勢。発行済み株式数の10.75%に当たる、1万株の自社株消却を発表したことが
材料視されている。また、先週末には第3四半期決算を発表し、4-12月期売上高は前
年同期比8.0%増の135.1億円、営業利益は同15.7%増の13.7億円と増収増益で着地。
当初計画通りの業績推移となっていることを受けて、通期計画については据え置きと
なっている。

ウエストHD<1407>:1846円(同+16円)
5日続伸。再生可能エネルギーの固定買い取り制度について、2013年度も買い取り価
格を据え置く方針が伝わったことが材料視されている。事業者への配慮を優先して高
めの価格を続け、普及を促すと。太陽光発電の価格は、発電パネル価格の大幅な下落
などを背景に引き下げられるとの見方もあったため、価格維持は太陽光発電関連株の
支援材料と捉えられる格好に。

タカラBIO<4974>:1154円(同+64円)
3日ぶり反発。同社のほか、ナノキャリア<4571>やカイオム<4583>など、バイオベン
チャー関連が強い動き。iPS細胞を中心とした再生医療研究に、今後10年で1100億
円規模の長期的な支援を行う方針が支援材料となり、政策期待を背景に物色が続いて
いる。また、本日は手掛かり材料に乏しい中で、値動きの軽いバイオ関連株には短期
の値幅取り資金が向かいやすいようだ。

サイバーエージェント<4751>:203600円(同+1700円)
3日続伸。同社やタカラバイオ<4974>、ナノキャリア<4571>など、マザーズ市場では
時価総額上位銘柄の上昇が目立っている。主力株の強い動きが牽引する形で、マザー
ズ指数の上昇率は3%を超え、2011年3月以来となる節目の500ポイント台回復に。な
お、マザーズ指数の7日の上昇率は約4.4%、15日の上昇率は約6.2%と、週初の上昇
が目立っている。

(フィスコ)


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