最新株式ニュース
1月21日 17時2分
フィスコ

エプソンや丸井Gなど

<6753>  シャープ  331  -13
下げ目立つ。iPad用パネルの生産をほぼ停止しているとの報道が先週末に伝わってい
る。先には、iPhoneパネルの減産報道も伝わっており、アップル向けの生産量引き下
げに伴う稼働率目標の達成に対する不安感などが強まる形に。また、中国での90型テ
レビ販売見送りなども報じられている。再建の遅れにつながりかねない材料には警戒
感が高まりやすい。
<8604>  野村HD  484  -7
売り先行。バークレイズでは目標株価を320円から410円に引き上げているものの、投
資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げへ。証券株は既にかな
りの業績改善期待を織り込んでいる可能性が高く、今後はダウンサイドリスクを意識
すべきと考えているようだ。信用買いのポジションだけ見れば、株式市場は相当過熱
した状態と指摘。また、本日の株式市場が、想定以上に早いタイミングで伸び悩んで
いることも逆風に。

<6954>  ファナック  14350  -580
軟調。シティでは投資評価を「1」から「2」に格下げへ。工作機械需要の低迷が利
益率の高いFA事業を直撃しているほか、ロボマシン事業の売上高も減少懸念など、
逆風が強まっていることを警戒視のもよう。今期営業利益は会社計画を下回る2ケタ
減益、来期も横ばい程度にとどまると予想している。なお、先週には、みずほ証券と
ゴールドマン・サックス(GS)も投資判断を格下げしている。

<6724>  エプソン  871  +56
しっかり。JPモルガンが投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に
格上げ、目標株価は700円から1600円まで引き上げている。損益分岐点の引き下げや
効果やグローバルシェアの上昇に加えて、ユーロ高と製品ミックスの好転で来期は8
年ぶりの増収を見込んでいるほか、今後の増益幅にはポジティブサプライズが発生し
やすくなると予想しているもよう。目標株価の高さにインパクトも強まる形となって
いるようだ。

<5423>  東京製鐵  455  +30
売り先行後は切り返す展開に。先週末に第3四半期の決算を発表、4-12月期の営業損
益は131億円の赤字、10-12月期でも26億円の赤字が残り、通期予想は150億円の赤字
から155億円の赤字へと若干下方修正。ただ、市場予想との比較では下方修正幅はや
や限定的にとどまった印象。安心感が高まるに伴い、足元の円安や鋼材市況の回復を
背景とした来期業績回復期待なども強まる格好へ。

<4183>  三井化学  207  -4
さえない。メリル・リンチ(ML)では投資判断を「買い」から「アンダーパフォー
ム」に2段階格下げ、マイナス材料と捉えられている。中国需要の盛り上がりへの期
待感の薄まり、芳香族原料価格高騰による採算圧迫懸念の強まり、国内の構造改革遅
れによる競争力の大幅な低下懸念などを背景に、石油化学セクターの投資評価を引き
下げている。三菱ケミや住友化学などにも売りが優勢。

<8252>  丸井G  733  +41
買い優勢。MLでは投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に2段階格上げ、
目標株価も580円から850円に引き上げている。高い利益成長力と低PBR好パフォー
マンスにつながると考え、好業績の景気敏感株として注目すると。ショッピングやキ
ャッシング取扱高の拡大など、クレジットカード事業が高い伸びを続けているとの指
摘。

<8050>  セイコー  283  +49
買い気配スタート。一部証券紙に取り上げられており、関心が高まる展開になってい
るようだ。低位株物色、円安メリット、インフレ目標、企業再生といった四つのテー
マに当てはまる希少な銘柄と位置付けているもよう。とりわけ、銀座の大地主といっ
た含み資産に、短期資金の見直しの動きが集まる状況とみられる。

<2284>  伊藤ハム  403  +21
買い優勢。三菱商事<8058>が米久<2290>のTOB実施、連結子会社化を発表してい
る。同社に関しても、三菱商事が20%を保有する筆頭株主となっており、3社間で食
肉事業の強化などに取り組んでいる。今回のTOBは、食肉事業連携の一段の強化に
よるシナジー拡大を図るものとして、連想感が波及する流れにつながっているもよ
う。

<6268>  ナブテスコ  1827  -68
下げ目立つ。米ボーイングが「787」の引渡しを当面見合わせることを決めたと伝わ
っている。部品や部材を提供する日本企業にとっては、販売の減少、先行投資費用回
収のずれ込みなどが警戒される状況に。配電装置を手掛けているとされる同社にも、
影響懸念が波及する格好へ。ちなみに、富士重<7270>、川崎重<7012>、住友精密
<6355>など関連銘柄で軟調なものが目立っている。また、ファナック<6954>への業績
懸念が強まるなか、同社の精密減速機などに対する警戒感なども連想される状況へ。

<5214>  日電硝子  441  -14
さえない。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダー
パフォーム」に格下げ、目標株価を450円から360円に引き下げている。1-3月期は営
業赤字転落が想定されるなど、今通期のガイダンス発表がカタリストになるとの見
方。来期も大幅減益が予想され、つれて減配を余儀なくされるとも予想。

(フィスコ)


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