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1月22日 11時35分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):日本ペイント、津田駒、サニックスなど

日本ペイント<4612>:895円(前日比+86円)
大幅上昇。シンガポールの塗料大手であるウットラムGが事実上の買収を提案、TOBを
実施して出資比率を約45%にまで高め、傘下に収める方針のようだ。ウットラムは同
社と合弁事業を展開中、現在は出資比率14.5%の筆頭株主になっている。ウットラム
Gの子会社であるニプシーが8000万株の取得を目指すが、現時点で買付単価は900円が
想定されており、鞘寄せの動きがひとまずは先行へ。ただ、同社の方針が定まってお
らず、今後は敵対的買収に発展の可能性なども残る状況にはあるようだ。


トウペ<4614>:122円(同+19円)
急伸で上昇率上位。海外企業によるTOBの実施発表を受けて、日本ペイント<4612>が
急伸しているが、他の塗料各社にも再編期待が強まる展開となっているようだ。関西
ペイント<4613>などを中心に塗料各社で強い動きが目立っているが、なかでも、株価
の値頃感の強さや仕手性の強さなどが妙味となって、短期資金の関心が同社に向かう
格好のようだ。

津田駒工業<6217>:186円(同+36円)
急伸で上昇率上位。同社は前日に前11月期の決算を発表している。営業損益は17.2億
円の赤字、従来予想の15.0億円の赤字を下回る着地となった。ただ、今期は6.0億円
の黒字に転換する見通しとしており、中国の景気底打ち期待が強まっている状況下、
ストレートに業績回復期待が反映される展開に。ちなみに、四季報予想では1.0億円
の黒字予想であった。

サニックス<4651>:344円(同-48円)
急反落で下落率上位。茂木経産相が太陽光発電の買い取り価格について、来年度は
「30円台後半に引き下げることができる」との見解を明らかにしたと伝わっている。
太陽光エネルギー関連各社のネガティブ材料につながる格好となり、同社のほか、高
島<8007>や三晃金属<1972>などに売りが優勢。なお、本日は直近での上昇が目立って
いた銘柄が下落率の上位にもなっている。ここ4営業日で40%強の上昇となっていた
同社に関しても、短期資金の利食い売り圧力が強まる状況とみられる。

オリンパス<7733>:1973円(同+111円)
大幅高。UBSが投資判断を新規に「バイ」、目標株価を3000円としている。直近で
は、モルガン・スタンレー(MS)が新規に買い推奨、ゴールドマン・サックス(GS)
が買い推奨に格上げなど、アナリストの評価の高まりが目立ち、一段と見直しの流れ
が強まる格好に。UBSでは、ROEの大幅な改善、経営資源の医療事業への投下姿勢明確
化などを高く評価しているようだ。

東芝<6502>:370円(同+3円)
買い優勢の展開。JPモルガン(JPM)では投資判断を「アンダーウェイト」から「オ
ーバーウェイト」に一気に2段階格上げ、目標株価も290円から520円に引き上げてお
り、評価材料として捉えられているようだ。JPMでは、為替前提の変更を背景に、来
期営業利益は2952億円から3505億円に上方修正、89年度の過去最高益を更新すると予
想している。バランスシート修復のために採算改善を重視する戦略を取ると見られる
ため、相対的にも高い円安メリットの歩留まりが期待できると指摘している。


オリジン電気<6513>:385円(同-35円)
下げが目立つ。みずほ証券では、目標株価を390円から430円に引き上げているもの
の、投資判断は「買い」から「中立」に格下げへ。新型スマートフォン用MDB(ディ
スプレイパネルの貼り合せ装置)の利益貢献は織り込まれたとしているほか、来期は
採用が端境期となる可能性から減収減益を予想しているようだ。なお、今期営業利益
は会社計画の21億円に対して、28億円までの上振れを想定へ。折に触れて、みずほ証
券の高評価が材料視されてきただけに、マイナスインパクトが強まる格好へ。


ひらまつ<2764>:136400円(同+10000円)
上昇が目立つ。同社が前日に発表した月次動向などが評価材料につながっていると観
測される。売上高は6ヶ月ぶりに前年同期比でプラス転換、つれて、10-12月期の売上
高は32.4億円で前年同期比0.4%増、営業利益は8.9億円で同23.7%増となっている。
会社側の連結ベースでの上半期予想では、売上高は同4.3%減、営業利益は同1.3%増
との見通しであり、上振れ期待なども高まる方向とみられる。

enish<3667>:2251円(同+171円)
大幅高。前期営業利益予想を5.9億円から6.6億円へと上方修正したことが好材料視さ
れている。第3四半期に投入した「ドラゴンタクティクス」が想定を大きく上回る見
通しとなるなど、ソーシャルアプリ事業が好調に推移したことなどが寄与。昨年12月
に新規上場し、初値の高騰後は調整基調が続いていたが、好業績を背景に見直しの動
きが強まる格好に。

フュトレック<2468>:1100円(同+2円)
買い優勢。4-12月期営業利益見通しを5.7億円から8.8億円へと上方修正したことが好
感されている。音声認識関連ロイヤルティが順調に伸びたほか、予定していた研究開
発投資が延伸していることなどが背景。同時に、通期の営業利益見通しについても、
7.0億円から8.5億円へと上方修正へ。なお、同社の上方修正が刺激材料となり、音声
認識関連としてAMI<3773>なども強い動きとなっている。

ナノキャリア<4571>:211000円(同+6800円)
しっかり。21日付けで、JPモルガン・アセット・マネジメントが約1万6700株(約
5.8%)を保有していることが明らかとなったことが思惑材料視されているようだ。
JPモルガン・アセットについては、同社のほか、MDNT<2370>、テラ<2191>など
の大量保有も公表しており、バイオ関連全般の思惑材料として捉えられる格好にも。


ウエストHD<1407>:1711円(同-186円)
大幅反落。同社やエヌピーシー<6255>、フェローテック<6890>など、太陽光発電関連
が総じて軟調。茂木経産相が太陽光発電の買い取り価格について、13年度は「30円台
後半に引き下げることができる」との見解を明らかにしたと報じられたことが嫌気さ
れている。太陽光パネルなどの値下げ分を反映し、買い取り価格を引き下げることが
できるとの意向であるもようで、買い取り価格の引き下げで市場拡大ペースが鈍化す
るとの懸念が先行へ。

(フィスコ)


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