最新株式ニュース
1月22日 16時43分
フィスコ

日本ペイントやオリンパスなど

<4612>  日本ペイント  890  +81
買い気配から急伸。シンガポールの塗料大手であるウットラムGが事実上の買収を提
案、TOBを実施して出資比率を約45%にまで高め、傘下に収める方針のようだ。ウ
ットラムは同社と合弁事業を展開中、現在は出資比率14.5%の筆頭株主になってい
る。ウットラムGの子会社であるニプシーが8000万株の取得を目指すが、現時点で買
付単価は900円が想定されており、鞘寄せの動きがひとまずは先行へ。ただ、同社の
方針が定まっておらず、今後は敵対的買収に発展の可能性なども残る状況にはあるよ
うだ。
<4614>  トウペ  112  +9
一時急伸。海外企業によるTOBの実施発表を受け、日本ペイント<4612>が急伸して
いるが、他の塗料各社にも再編期待が強まる展開となっているようだ。関西ペイント
などを中心に塗料各社で強い動きが目立っているが、なかでも、株価の値頃感の強さ
や仕手性の強さなどが妙味となって、短期資金の関心が同社に向かう格好のようだ。

<6217>  津田駒  189  +39
急伸。前日に前11月期の決算を発表している。営業損益は17.2億円の赤字、従来予想
の15億円の赤字を下回る着地となった。ただ、今期は6億円の黒字に転換する見通し
としており、中国の景気底打ち期待が強まっている状況下、ストレートに業績回復期
待が反映される展開に。ちなみに、四季報予想では1億円の黒字予想であった。

<4651>  サニックス  344  -48
急反落。茂木経産相が太陽光発電の買い取り価格について、来年度は「30円台後半に
引き下げることができる」との見解を明らかにしたと伝わっている。太陽光エネルギ
ー関連各社のネガティブ材料につながる格好となり、同社のほか、高島<8007>や三晃
金属<1972>などに売りが優勢。なお、本日は直近での上昇が目立っていた銘柄が下落
率の上位にもなっている。ここ4得業日で40%強の上昇となっていた同社に関して
も、短期資金の利食い売り圧力が強まる状況とみられる。

<7733>  オリンパス  1985  +123
大幅高。UBSが投資判断を新規に「バイ」、目標株価を3000円としている。直近で
は、モルガン・スタンレー(MS)が新規に買い推奨、ゴールドマン・サックス(GS)
が買い推奨に格上げなど、アナリストの評価の高まりが目立ち、一段と見直しの流れ
が強まる格好に。UBSでは、ROEの大幅な改善、経営資源の医療事業への投下姿
勢明確化などを高く評価しているもようだ。

<6502>  東芝  370  +3
買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバ
ーウェイト」に一気に2段階格上げ、評価材料として捉えられているようだ。目標株
価も290円から520円に引き上げへ。為替前提の変更を背景に、来期営業利益は2952億
円から3505億円に上方修正、89年度の過去最高益を更新すると予想している。バラン
スシート修復のために採算改善を重視する戦略を取ると見られるため、相対的にも高
い円安メリットの歩留まりが期待できると指摘している。

<6513>  オリジン電気  389  -31
下げが目立つ。みずほ証券では、目標株価を390円から430円に引き上げているもの
の、投資判断は「買い」から「中立」に格下げへ。新型スマートフォン用MDBの利
益貢献は織り込まれたとしているほか、来期は採用が端境期となる可能性から減収減
益を予想しているようだ。なお、今期営業利益は会社計画の21億円に対して、28億円
までの上振れを想定へ。折に触れて、みずほ証券の高評価が材料視されてきただけ
に、マイナスインパクトが強まる格好へ。

<2764>  ひらまつ  138200  +11800
上げ目立つ。前日に発表した月次動向などが評価材料につながっていると観測され
る。売上高は6ヶ月ぶりに前年同期比でプラス転換、つれて、10-12月期の売上高は
32.4億円で前年同期比0.4%増、営業利益は8.9億円で同23.7%増となっている。会社
側の連結ベースでの上半期予想では、売上高は同4.3%減、営業利益は同1.3%増との
見通しであり、上振れ期待なども高まる方向とみられる。

6951  日本電子  302  +30
しっかり。今期の損益分岐点売上高は740億円程度と、10年3月期比1割強下がる見通
しと伝わっている。1ドル=78円でも黒字になる収益構造が出来、今期は78円を前提
に営業損益は30億円前後の黒字を見込むと。1円の変動で営業利益は2億円増減するも
ようであり、現状の為替水準であれば業績上振れ余地は大きいとの見方にも。

5713  住友鉱山  1351  -11
さえない。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュ
ートラル」に格下げへ。株価上昇でPBR1倍に達するなど達成感が出てきたとの評
価。需給見通しには大きな変化がなく、非鉄市況上昇が緩慢なものにとどまることか
ら、他のセクターに対しては見劣り感が出ると見ている。ちなみに、同社の他にも、
三井金属<5706>、東邦亜鉛<5707>、大平洋金属<5541>などを同様に格下げしている。

(フィスコ)


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