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1月24日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):安川電機、イビデン、タカラBIOなど

安川電機<6506>:798円(前日比-29円)
続落。同社は前日に第3四半期の決算を発表している。10-12月期営業利益は6.6億円
で前年同期比67%減益、20億円強の水準がコンセンサスであったと見られ、ここまで
の好調な株価推移もあって、ネガティブ視する動きが先行へ。ただ、通期計画は据え
置いているように、利益の期ずれが収益水準低下の主因とみられており、押し目買い
の好機と捉える声なども多くはなっている。一方、国内太陽光発電用パワコンの受注
ピークアウト接近などを懸念する向きも。

イビデン<4062>:1251円(同-58円)
下げが目立つ。米アップルが時間外取引で一時10%超の下落、10-12月期実績、1-3月
期見通しともに売上高が市場予想を下振れしたことがマイナス視されている。アップ
ル関連の一角として位置付けられる同社なども連れ安する格好に。また、みずほ証券
では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も1600円から1250円に引き
下げている。期待されているモバイル端末向けプリント基板は、価格低下や歩留まり
が想定以上に厳しい状況であるほか、フリップチップパッケージも、PC需要の構造変
化で停滞を余儀なくされる可能性と。

リコー<7752>:1040円(同-23円)
売り優勢。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、目標株価は
900円としている。足元の株価急騰は過熱感が強いとの見方。足元の円安はフォロー
だが、構造改革効果以上の増益要因は限定的であり、14/3期営業利益1500億円以上と
した中期計画の達成は困難としている。

SUMCO<3436>:877円(同-19円)
さえない。来1月期営業利益は220億円前後となり、今期見通し110億円程度の倍の水
準になりそうだと報じられている。ウエハー需要の底入れ、合理化によるコスト削減
などが大幅増益の背景に。ただ、今期は想定線とみられるが、来期に関しては、昨年
2月の事業再生計画で目標値としていた360億円を下回る状況に。アナリストコンセン
サスも330億円程度であり、やや失望感が先行する展開となっている。

日本航空電子工業<6807>:612円(同+9円)
堅調。同社は前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は30.5億円、前年同
期比58%増益となっている。市場コンセンサスは20億円弱の水準だったとみられ、大
幅に上振れる格好となっている。ただ、スマホ生産調整の影響が足元で波及、12月以
降の受注は減少傾向のもよう。1-3月期は売り上げの落ち込みが想定され、依然とし
て通期計画未達懸念なども拭えないようだ。株価の上昇は限定的なものにとどまる格
好へ。

ワコム<6727>:282800円(同+21800円)
大幅高で上昇率上位。同社は前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想
の66億円から78億円、前期比92%増益にまで増額している。年間配当金も3500円から
4000円に引き上げへ。足元の円安効果、コンポーネント事業の上ブレなどが背景とな
る。大和では、成長ステージの変化を確認したとして、来期は営業利益100億円が視
野に入るとも指摘へ。

コメリ<8218>:2433円(同+84円)
買い先行。JPモルガン(JPM)では、投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標
株価を2800円としている。公共投資の増加、被災地の復興本格化、農業の競争力改善
策などといった、自公新政権の政策変化で恩恵を受ける可能性が高いとの判断。株価
の割安感や出遅れ感なども指摘しているようだ。

栄研化学<4549>:1261円(同+109円)
上昇率上位。みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を1360円から1600
円に引き上げている。第3四半期営業利益は会社想定を上回ったと推定、便潜血検査
用試薬の順調推移に加えて、昨年11月に発売したノロウイルス診断薬の販売が計画を
上回ったとみられることが主因。また、全般的にバイオ関連株人気が続いているな
か、同社にも関連物色の流れが波及する格好にも。

メイコー<6787>:631円(同-3円)
さえない。同社など、米アップル関連の一角が軟調推移となっている。米アップルが
決算発表を受けて時間外で急落となっており、アップル関連株には警戒感が波及する
状況に。ただし、直近では「iPhone」の販売伸び悩みが伝わるなど、事前に決算発表
への警戒感も高まっていたとみられ、下げ幅は限定的となっている。

ブレインP<3655>:572円(同-68円)
大幅続落。7-12月期営業利益は、7000万円程度になったようだとの業績観測報道がネ
ガティブ材料視されている。連結決算への移行で単純比較はできないものの、前年同
期比で約4割減益となったもよう。採算性の高い主力のデータ分析の受託事業が苦戦
したと。会社計画では1.1億円が見込まれており、足元の業績苦戦がネガティブに捉
えられる格好に。

GNI<2160>:165円(同+5円)
買い優勢。子会社の上海ジェノミクス社が、糖尿病腎症をF647の追加適用症として
治験許可申請書を提出したと発表したことが材料視されている。今回の申請書は、中
国国家食品薬品監督管理局に送られる前に、先ず、上海食品薬品監督管理局にて審査
されると。バイオ関連株が連日で賑わいを見せる中で、同社については株価が低位で
あることから値幅取り資金が向かう格好に。

地盤ネット<6072>:4405円(同+700円)
ストップ高。いちよしでは、都市開発、不動産流動化関連業界のテーマレポートをリ
リースし、都市開発事業や不動産流動化の加速に恩恵を受ける分野に注目と指摘して
いる。不動産デベロッパーの収益環境に明るさが戻る中で、新たな開発事業に対する
積極姿勢がうかがえると。同社については、首都東京の都心部を中心に盛り上がりが
期待される都市開発の関連企業として取り上げられており、関心が高まっているよう
だ。

タカラBIO<4974>:1335円(同+83円)
大幅続伸。同社やナノキャリア<4571>、カイオム<4583>など、バイオ関連株が連日で
一斉高となっている。年始以降の信用取引規制の緩和を追い風に、値動きの軽いバイ
オ関連株には短期の値幅取り資金の流入が継続する状況に。なお、昨日の後場は同社
などの急落を受けて、マザーズ指数も乱高下となるなど、逃げ足の速い資金による物
色が中心であるようだ。

(フィスコ)


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