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1月29日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):メガバンク、大日本住友製薬、前田建設など

メガバンク
三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>は揃って強い動きが目立つ。株
価の上昇に伴って株式減損額が大幅に減少、今期業績は従来予想を上回る見通しと報
じられている。ほぼ想定線の内容でインパクトは限定的とみられるが、買い安心感に
はつながっており、海外投資家の資金流入を誘う状況にはなっているとみられる。野
村では北米投資家訪問レポートの中で、邦銀について弱気な見方は減少しているが、
実際にオーバーウェイトしている投資家はまだ少ない公算などと指摘しているよう
だ。

大日本住友製薬<4506>:1326円(前日比-55円)
売り優勢の展開。ガン幹細胞治療薬に対する期待感から、先週末にかけて急騰したも
のの、短期的な過熱警戒感を映して、見切り売りの動きが優勢となってきている。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価は1150円としてい
る。同治療薬に関する報道に目新しさはなく、現段階での過度な期待は時期尚早、株
価急騰は過剰反応と指摘している。

前田建設工業<1824>:358円(同-46円)
急落。同社は前日に業績予想を下方修正、通期最終損益は48億円の黒字予想から60億
円の赤字に下方修正している。修正幅の大きさにネガティブなインパクトが強まる状
況となっている。海外大型工事における採算の悪化に加えて、国内工事においても利
益率が悪化しているほか、販売用不動産評価損の計上なども響く形に。上半期決算発
表時の下方修正は小幅にとどまっていたため、大幅下方修正には意外感も強いよう
だ。

日本カーバイド工業<4064>:466円(同-12円)
一時急伸もマイナス転換。個人投資家の注目度が高い一部のHPが更新されているが、
新たに取り上げられている銘柄が同社ではないかとの思惑が買い材料視されているも
よう。もともと、以前から特定資金の介入観測が強く、昨年の10月中旬以降の好パフ
ォーマンスが目立っていた。今後、短期資金の一段の流入拡大などが想定されるな
か、需給主導の相場展開に対する期待感が先行。ただ、買い一巡後は短期資金の逃げ
足も速く、マイナス圏に転落。

FPG<7148>:1682円(同+300円)
ストップ高。同社が前日に発表した第1四半期の決算内容がポジティブなサプライズ
となる格好に。営業利益は8.2億円で前年同期比10.5倍、据え置きとしている上半期
予想に対する進捗率は90%超の水準となっている。信用力や知名度の向上、復興特需
企業からの出資ニーズの強まりなどが背景。出資金の前倒し販売などはあったようだ
が、業績大幅上振れへの期待は高まる状況に。

いであ<9768>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。前期営業利益予想を4.5億円から8.0億円へ、最終利益予想を
3.5億円から7.6億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。工程管理の徹
底、作業効率の向上による人件費の圧縮や外注費の抑制と内製化の推進などによる原
価削減が寄与したようだ。また、同時に、期末配当予想を10.0円から12.5円へと引き
上げへ。

鉱研工業<6297>:332円(同-23円)
大幅反落。今期営業損益見通しを1.3億円の黒字から2.0億円の赤字へ、最終損益見通
しを8000万円の黒字から2.1億円の赤字へと下方修正したことが嫌気されている。工
事施工関連案件の工期延長、地下水活用事業での浄化設備の追加工事発生などによる
原価増に伴い、工事施工関連の粗利益が大きく減少する見込みであることが重しに。


ネットプライス<3328>:31950円(同+5040円)
急伸でストップ高まで。第1四半期営業損益は従来の予想レンジであった4000万円の
赤字から損益トントンに対して、3900万円の黒字となったことが好感されている。ギ
ャザリング部門においては、価値訴求と価格訴求のバランスを図ることによる併売個
数とリピート率が向上し、売上が増加。また、前期に実施した販管費の削減効果も寄
与するなど、足元の損益改善を評価する動きに。

ウィル<3241>:280円(同+80円)
急伸でストップ高。前期営業利益予想を2.9億円から3.8億円へと引き上げたことが好
感されている。売買仲介件数の増加のほか、リフォームの受注件数やファイナンシャ
ルプランニグ業務の取扱件数も増加するなど、流通事業、リフォーム事業、不動産取
引派生事業の業績が計画を上回ったもよう。また、1株当たり400円の記念配当を実施
するなど、前期末配当を2100円から2900円へと引き上げたことも支援材料に。


さくら<3778>:570円(同-49円)
大幅反落。4-12月期営業利益は前年同期比10%減の6.4億円、最終利益は同13%減の
3.7億円と2桁減益となったことが嫌気されている。売上高は増加したものの、稼働が
スタートとした石狩データセンターなど各データセンターの設備強化や新サービス投
入によるコストの増加が損益面の重しに。なお、10-12月期営業利益は1.7億円とな
り、直前四半期の2.1億円からやや伸び悩む格好にも。

タカラBIO<4974>:1460円(同-42円)
大幅反落。昨日は一斉高となったバイオ関連株の一角が、買い一巡後は大幅反落とな
っている。資金流入期待は根強い一方、短期的な過熱感も意識される中で強弱感が対
立しているようだ。本日はナノキャリア<4571>やMDNT<2370>が大幅続伸となって
いるものの、同社やOTS<4564>などは利益確定売りに押される格好に。


(フィスコ)


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